
20代の転職先でおすすめの職種を知りたいな。
良い仕事に転職したいけど、ブラックな仕事は嫌だなぁ。
将来も考えて、どんな仕事に転職すればいいんだろう?
こういった疑問や不安に応える記事です。
本記事の内容は下記のとおり。
- 20代の転職でおすすめの4職種【将来性あり】
- 20代の転職でおすすめしない17職種
僕、佐藤誠一は、このサイトや他に運営してる転職系サイトで、のべ3000人以上の転職相談に無料でのってきました。
あらゆる職種の人の声を聞いた結果、下記をまとめました。
- 20代の転職におすすめの4職種
- おすすめしない17職種
他のサイトでは「おすすめ」と言っていても、厳しく選びましたよ。
相談者さんのリアルな声から考察した記事なので、かなり信ぴょう性があると思います。
20代で転職したいあなたの参考になればうれしいです。
目次
20代の転職でおすすめの4職種【将来性あり】
20代の転職でおすすめの職種は、下記の4つです。
- IT業界
- フリーランス
- 営業
- 製造業
1つずつ解説します。
【おすすめ①】IT業界
IT業界はおすすめです。
今後もっと伸びるからです。
出典:株式会社矢野経済研究所「2018年度の国内民間企業のIT市場規模は前年度比2.9%増の12兆5,050億円と予測」
ITのことがよくわからなくても、伸びていくのは想像できますよね。
伸びていく業界で働くのは、生きやすい仕事の必須条件です。
今のIT業界は、高度経済成長期の製造業みたいなものです。
伸びてる業界で働くと、自分の努力よりも大きな結果が返ってきます。
努力以上の給料や評価がほしい人は、IT業界の一択です。
幸い未経験でも転職できるので、今はチャンスです。
IT業界の将来性を知りたい人は、IT業界は将来性ありまくり【現役エンジニアのリアルな感想】にまとめてます。
未経験からITに転職するならウズウズ
未経験からITに転職するなら、転職エージェントのウズウズに相談が良いかと。
ブラック企業のイメージが強いIT業界ですが、ウズウズはブラック企業を紹介しないからです。
ウズウズは未経験のIT転職を得意としていて、転職先の定着率が95%もあります。
つまり、転職先で辞めてる人が少ないということ。
- ブラック企業を紹介していない
- あなたに合ったIT企業を紹介してくれる
という証拠です。
ウズウズカレッジというITスクールもやってるので、基礎を身につけてから転職できます。
未経験からITに転職したい人は、ウズウズに相談すればいいかなと。
相談料は無料です。
ちなみに、ウズウズ(ウズキャリ)の評判は、ウズキャリの評判や口コミをご紹介【悪い評判がある理由も解説】にまとめてます。
IT業界でスキルを身につけると、次に解説する「フリーランス」にも転向しやすいので有利です。
【おすすめ②】フリーランス
20代におすすめの転職先2つ目は、フリーランスです。
2020年4月から「同一労働同一賃金」がスタートだからです。
参考:厚生労働省「同一労働同一賃金特集ページ」
「同一労働同一賃金」とは、ようは正社員と非正規の格差をなくす法律です。
つまりどうなるかは、下記のとおり。
- 非正規の待遇が上がる
- 正社員の待遇が下がる
よって、正社員でいるメリットが減ります。
終身雇用も崩壊しているので、今後の理想的な生き方はフリーランスです。
フリーランスは個人事業主なので、ちょっとした起業に近いですね。
ですが、主にIT系のスキルがあれば食いっぱぐれはありません。
通勤なしで、家で仕事をできますよ。
僕もフリーランスです
ちなみに、僕はフリーランスのWebライターです。
毎日家で仕事をしながら、年収は750万円くらいあります。
けっこう理想的ですよね。
ほぼ毎日パジャマです(笑)
上司もいないので、超自由ですね。
ただし、いきなりフリーランスになるのは危険です。
食えない可能性があるから。
フリーランスの職種はIT系が多いので、まずはIT企業に就職してください。
ITスキルの基礎を身につけてから、フリーランスに転向しましょう。
最初は「お給料をもらいながら、フリーランスになるためのスキルを勉強してる」くらいの感覚でOK。
IT企業で基礎を学べば、自由な人生が待ってますよ。
ちなみにフリーランスの具体的な職種は、働きたくない人に向いてる仕事は在宅のフリーランス【本気なら投資家】にまとめてます。
【おすすめ③】営業
おすすめ3つ目は営業です。
営業スキルが身につけば、食いっぱぐれがないから。
どの企業も優秀な営業マンを欲しています。
営業のメリットは、業界が変わっても仕事ができること。
相手は人なので、商材が変わっても売れます。
人脈も広がるので、将来は起業もしやすいです。
【おすすめ④】製造業
最後は意外にも製造業です。
実は、製造業は景気が良いから。
経済産業省が発表した、下記のグラフを見てください。
出典:経済産業省「我が国ものづくり産業が直面する課題と展望」
横ばい以上の企業が多いことがわかります。
実は求人も多いので、製造業はアリですね。
中には未経験者採用もあるので、探してみましょう。
20代の転職でおすすめしない17職種
おすすめしない転職先は、下記の17職種です。
- 事務職(経理含む)
- 公務員
- 介護職
- 建設業界
- 印刷業界
- 出版業界
- 銀行
- 保険業界
- 看護師
- ドライバー(運転手)
- 接客
- 販売
- 飲食
- パチンコ
- 美容系
- ブライダル
- 教育系
この17職種は、あまりおすすめしません。
理由付きで解説します。
①事務職(経理含む)
経理を含む事務職は、おすすめしません。
AIに仕事を奪われる可能性があるからです。
オックスフォード大学が発表した「なくなる仕事」は、事務系の仕事が多いです。
出典:週刊現代『オックスフォード大学が認定 あと10年で「消える職業」「なくなる仕事」』
わざわざなくなる仕事に転職しない方がいいかと。
あと、事務職って意外と辞める人多いんですよ。
詳しくは、事務を辞めたいなら辞めていい【退職方法と転職方法も解説】にまとめてます。
②公務員
公務員もおすすめしません。
労働基準法と最低賃金法が一部適用外だから。
ちなみに、僕は元公務員です。
公務員の厳しい現実は、公務員を辞めたい人は辞めて大丈夫【元公務員が語る11の理由】にまとめてます。
やってみて思いましたが、公務員はなかなかきついです。
③介護職
介護職もおすすめしません。
仕事の責任の割に給料が低いからです。
人の命に関わる責任が重い仕事でありながら、年収は200万〜300万円台です。
また、現代は少子高齢化になってるということは、介護職員が激務になるってことですよね。
これからもっと厳しい仕事になる可能性があるので、あまりおすすめできません。
現役の介護職員さんの辞めたい声は、介護職を辞めたいなら辞めた方がいい【次の転職先の選び方も解説】にまとめてます。
④建設業界
建設業界もあまりおすすめしません。
理由は、かなり忙しいから。
建設業界って、いまだに週休1日の業界です。
36協定(残業時間の上限)が設定されるのは、2024年です。
「どうしても建設業界で働きたい」など、よほどの理由がなければあまりおすすめしません。
⑤印刷業界
印刷業界をおすすめしない理由は、将来性が不安だから。
ペーパーレス時代なので、ちょっと不安ですよね。
印刷の需要は減り続けるので、今から転職するのは慎重に考えた方がいいかと。
⑥出版業界
出版業界もあまりおすすめしません。
印刷業界と同じく、ペーパーレスの時代だからです。
近年の出版業界は、Webに舵を切っています。
でもYoutubeやSNSなど、個人がコンテンツを作って売れる時代なので、出版業界の未来は不安な部分があります。
参考:公益財団法人全国出版協会
⑦銀行
銀行もおすすめしません。
ノルマが厳しいからです。
保険、投資信託、融資、預金など複数のノルマがあるので、かなり営業力がある人じゃないと続けられません。
また、本来の銀行のビジネスモデルが不安な時代になってます。
- 低金利なので、お金を貸しても儲からない
- 低金利なので、お金も集まらない
- 保険会社や証券会社の代理店で保険や投資信託を売ってなんとか儲ける
銀行が不安な理由は、銀行を辞めたいなら辞めて大丈夫【向いてない人の特徴も解説】にまとめてます。
⑧保険業界
保険業界もあまりおすすめしません。
理由は下記のとおり。
- 離職率90%以上
- 法改正で大型の法人保険が売りにくくなった
- 自動運転で自動車保険がいらなくなるかも
保険業界のきつい現実は、保険営業のきついところ14選を元保険営業マンが暴露【実話】にまとめてます。
⑨看護師
看護師もおすすめしません。
激務で肉体労働だからです。
今後はさらに高齢者が増えます。
つまり、看護師の負担は大きくなるということ。
激務になるとわかっている仕事に就くのは、けっこう勇気がいることかと。
「絶対に看護師になりたい!」という覚悟がない人には、おすすめできません。
⑩ドライバー(運転手)
ドライバーもあまりおすすめしません。
なぜなら、危険職だから。
常に交通事故に遭う危険があるので、怖い仕事です。
また、自動運転の発達も気になるところ。
- トラック
- タクシー
- バス
などの運転手が職を失うかもしれません。
将来性を考えても不安が残ります。
⑪接客
接客業もおすすめしません。
大変な割に給料が低く、潰しが利かないからです。
例えば、下記の仕事は大変な割に潰しがききにくいです。
- 飲食店のホール担当
- ホテルスタッフ
- 遊園地のスタッフ
また、今後はAIに仕事を取られていく可能性もあります。
将来性が不安です。
⑫販売
販売職もおすすめしません。
営業職並みにノルマがあるのに、給料が低いからです。
例えば、下記は将来性が不安かと。
- アパレル店員
- 旅行代理店の窓口販売員
- 化粧品の販売員
AIに仕事を奪われていく危険性もあります。
⑬飲食
飲食系もおすすめしません。
激務なのにあまり稼げないからです。
そもそも飲食店は、客単価が低いので儲かりにくいです。
商売で一番難易度が高いのも飲食店です。
つまり、そこでどんなに働いても稼ぎにくいということ。
「どうしても飲食で成功したい!」という覚悟がある人以外は、あまりおすすめしません。
⑭パチンコ業界
パチンコ業界もおすすめしません。
法改正の影響を受けやすいからです。
売上も右肩下がりなので、ちょっと将来性が不安です。
参考:Geld「パチンコ業界の衰退は止まらない!パチンコ事業者が狙う次の一手とは?」
⑮美容系
美容系もおすすめしません。
激務で、ノルマきつくて、稼げないからです。
特にエステ系はノルマすごいですよ。
売上低いと、露骨に給料が減ります。
労力の割に稼げないので、おすすめしません。
⑯ブライダル
ブライダルもおすすめできません。
なぜなら、結婚する人が減ってるからです。
参考:厚生労働省「第2節結婚に関する意識」
需要が減ってる業界に転職するのは、将来性が不安ですよね。
あと、ブライダルはノルマもきついです。
⑰教育系
教育系がおすすめできない理由は、少子化で子供が減ってるからです。
下記も、少子化を考えると将来は不安かと。
- 学習塾
- 家庭教師
今はオリエンタルラジオの中田敦彦さんのように、Youtubeで無料で勉強するのが当たり前の時代です。
学習塾や家庭教師など、旧型の教育産業は変化しないといけないです。
まとめ【20代の転職でおすすめはIT・フリーランス・営業・製造業】
この記事をまとめます。
- 20代の転職でおすすめなのは、IT業界
- 未経験でIT業界に転職するなら、ウズウズに相談
- IT企業でスキルを身につけて、フリーランスに転向する
- 営業や製造業もおすすめ
- おすすめしない17職種は慎重に判断すべき
20代で転職を考えてるあなたの参考になればうれしいです。
記事を読んだだけではダメなので、転職活動を始めてみましょう。
転職活動をすることで、未来が変わります。
また、転職活動と同時に退職の仕方も知っておきましょう。
正しい手順で今の会社を辞めないと、内定取り消しになることもあります。
今の会社を辞める手順は、仕事を辞めたいときの3つの対処法【甘えでも逃げでもないから大丈夫】にまとめてます。
あなたの転職活動の参考になればうれしいです!