考える男性

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既卒の就活方法27選や、履歴書や面接で採用されるコツをご紹介します。

 

既卒で就活するのは、不安もありますよね?

  • 新卒で就職できなかった人と見られたら、印象が悪い
  • 卒業から3年は新卒扱いと国が言ってるけど、企業側の印象はどうなの?
  • 既卒はブラック企業にしか就職できないの?
  • 既卒はまともな企業の正社員になれないの?
  • 新卒と比べられたら不利だよなぁ…
  • 既卒になった理由を、面接でどう話せばいいかわからない…
  • 既卒は、どうすればまともな企業の正社員に就職できるの?

など不安・疑問がつきものです。

 

ですが、正しい就活方法をすれば既卒もまともな企業の正社員に就職できます。

 

この記事では、

  • 既卒は就職しやすいのか?
  • 既卒の就活方法27選
  • 履歴書や面接のコツ
  • 既卒におすすめの業界や職種
  • 既卒におすすめしない就活方法

などをご紹介します。

 

あなたの就職活動の参考になればうれしいです(^^)

それではさっそく見ていきましょう!

目次

そもそも既卒とは?

女性

既卒とは大学・短大・専門学校・高専・高校を卒業後に、正社員で働いたことがない人のことです。

 

学校卒業後にアルバイトなど、非正規雇用の仕事しかしていない人も既卒に含まれます。

 

一般的には学校卒業から3年以内で、社会人経験がない人のことを指します。

 

似た言葉で「第二新卒」がありますが、第二新卒は社会人経験がある人のことです。

 

第二新卒の転職活動については、こちらの記事を読んでみてください(^^)

第二新卒の転職の自己PRの例文!やっちゃいけない事例も紹介

既卒になる人数

平成30年の文部科学省の学校基本調査によると、既卒になる人数は下記のようになっています。

平成30年 卒業者数 就職率 既卒人数
大学 565436人 77.1% 129484人
短大 54598人 81.4% 10155人
合計 620034人 79.3% 139639人

毎年14万人近く、卒業者に対して約22.5%の新たな既卒者が出ていることになります。

 

※大学や短大卒業後に専門学校に進学する人も含んでいますが、いずれにせよ多くの既卒者がいることがわかります。

 

学校卒業後、5人に1人が既卒になっているということです。

参考:文部科学省「学校基本調査

 

既卒者がけっこう多いことがわかりますね。

既卒になる理由

既卒になる理由をまとめてみました。

  • 学生時代に就職活動したが、内定をもらえないまま卒業してしまった
  • 内定はもらえたが辞退した
  • 部活動に精を出しすぎて、就活しないまま卒業した
  • アルバイトに精を出しすぎて、就活しないまま卒業した
  • 大学の研究や勉強に精を出しすぎて、就活しないまま卒業した
  • 大学の単位を取得するのが大変で、就活できなかった
  • なんとなく就活しなかった
  • 正社員で働くイメージができず、就活しなかった
  • 資格取得の勉強に集中したため、就活しなかった
  • 公務員試験を目指したが、不採用になり内定先がないまま卒業した
  • 海外留学をしていて、就活できなかった
  • 家庭の事情(家族の看病や介護)で就活できなかった
  • 自分の病気やケガで就活できなかった

などがあります。

 

いずれの理由にしても、就活の面接では必ず「既卒になった理由」を聞かれます。

 

面接官に納得してもらえる「既卒になった理由」をきちんと用意していかないと印象が悪いです。

 

「なぜみんなは新卒で就職したのに、あなたは就職できなかったのか?」の質問の回答を間違えると、

  • 計画性のない人
  • やる気のない人

と見られてしまいます。

今は既卒も就職しやすくなった

就活女子

「既卒は就職しにくい」というイメージがまだ残っていますが、現代は人材不足の時代なので既卒でも就職しやすくなりました。

 

理由は、新卒の採用人数が募集枠に満たない企業が多く、企業の採用担当者は人材の確保に頭を悩ませているからです。

 

また、新卒で就職した会社を短期間で退職する人が増えていて、企業側は人材の確保に困っているという理由もあります。

 

厚生労働省の「新規学卒者の離職状況」によると、新卒で就職した会社の3年以内の離職率は下記のとおりです。

最終学歴 3年以内の離職率
中卒 65.6%
高卒 42.2%
短大卒など 39.9%
大学卒 31.6%
合計 44.8%

※厚生労働省の「新規学卒者の離職状況」の平成8年3月~平成29年3月までの数字の平均値です。

 

大学卒でも約31%、中卒も含めた全体では約45%もの人が、新卒で入社した会社を3年以内で退職しています。

 

せっかく新卒で採用しても3~4割が3年以内に退職してしまっては、企業は若手の人材確保に困るわけですよね(^^;

 

新卒で確保しきれない人材や、短期離職者を補うためにも既卒者が欲しがられているのです。

 

人気の大手企業は新卒しか採用しないところもありますが、既卒や第二新卒の採用にも力を入れている企業が増えてます。

 

既卒採用は4月に限定されず、人材がほしいときに採用できるのも企業側のメリットです。

新卒枠ではなく既卒枠で就活するのがコツ

既卒や第二新卒向けの就活メディアである『第二の就活』では、「既卒なら新卒枠ではなく、既卒枠で就活するべき」と書かれています。

 

企業によっては「既卒枠」を設けて、積極的に既卒を採用しているところも増えているのです。

 

新卒枠ではなく既卒枠にエントリーすることで、かなり内定率が上がります。

 

ちなみに『第二の就活』サイトには、「新卒枠ではなく既卒枠で就活する方が有利な理由」を詳しく解説している参考記事があります。

 

既卒の人は、就活を始める前に読んでみてください(^^)

参考記事:第二の就活『既卒の就活は新卒枠ではなく【既卒枠】!19卒も必見、失敗しない就活ポイント

  • 既卒でもまともな企業に就職する方法
  • 既卒の就活方法
  • 既卒者の就活体験談

なども書かれているので、既卒就活の参考になります。

 

『第二の就活』サイトは、

「既卒の就活の教科書」

ともいえるサイトなので、既卒就活の方法を勉強するのにおすすめです(^^)

既卒採用をしている有名企業

有名企業でも、既卒を採用しているところがあります。

 

当サイト調べでも、下記の有名大手企業では既卒の募集をしています。

バンダイの年収!新卒の就職難易度や中途採用の転職の評判

イケア(IKEA)の新卒や中途採用の就職の評判や年収

クックパッドの年収や新卒や中途採用の就職難易度

星野リゾートの年収や評判!新卒や中途採用の就職難易度

KDDIの年収や新卒や中途採用の転職の就職難易度

JALのCAやグランドスタッフの新卒や既卒(中途採用)の年収

住友生命保険の年収や給料!新卒や営業の就職難易度

東京メトロの年収や新卒や中途採用の就職難易度

ANAのCA・グランドスタッフなどの新卒や中途採用の年収

大東建託の年収や給料や就職難易度

富士ソフトの中途採用の年収や入社難易度や評判

けっこう有名な大手企業でも既卒採用をしているのです。

※もちろんまだまだ既卒採用をしている大手企業はあります(^^)

2010年までは既卒の就職はかなり難しかった

今でこそ大手企業でも既卒を募集していますが、2010年までは既卒の就職が厳しい時代でした。

 

当時、既卒は「中途採用扱い」とされていました。

 

つまり、即戦力人材のベテランたちと比べられてしまったのです。

これでは勝ち目はありませんね(^^;

 

ですが、2010年くらいでも毎年約75000人の既卒者が新たに生まれており、約75000人が正社員就職しにくいことが問題になりました。

 

そこで2010年に厚生労働省が「青少年雇用機会確保指針」を改正し、「卒業後3年以内の既卒者は新卒枠で募集するように」と企業に通達を出したのです。

 

既卒と新卒扱いで正社員採用した企業には奨励金が出る制度のため、企業側にもメリットがあります。

 

現在は「既卒は新卒枠」という風潮が企業に広がっているため、企業によっては既卒者でも新卒枠で就職できる時代になったのです。

 

一昔前の、「既卒は人生終わった…」という風潮はもうありません。

 

新卒向けの就活サイトは既卒者も使えるようになっているため、既卒者の就活はしやすい環境になっています。

 

また、新卒向けの合同説明会に人が集まらなくなっているため、既卒者が参加できる合同説明会もあります(^^)

ただし既卒は油断禁物!新卒・中途採用・第二新卒と比べられたら不利

でも、「なんだ、既卒も就職しやすいなら安心だ」と油断しないでくださいね。

 

一昔前と比べたら既卒採用する企業が増えたというだけで、新卒・中途採用・第二新卒と比較されたら既卒が不利なのは変わりません。

 

企業の採用ページに「既卒採用あり」「未経験者OK」と記載されていても、あくまで優先されるのは新卒と中途採用です。

 

新卒と中途採用を採用できないと第二新卒を採用して、それでもダメなら最後に既卒が採用されます。

 

「既卒採用あり」「未経験者OK」だから既卒が採用されると思ってはいけません。

 

新卒・中途採用・第二新卒が有利な理由は、

  1. 新卒:今後成長するポテンシャルがある、計画的に行動できる人という印象がある
  2. 中途採用:即戦力
  3. 第二新卒:短いながら社会人経験があるので、研修の手間が省ける

となっています。

 

特に、給料や福利厚生など待遇が良い大手企業に、既卒が就職するのは困難です。

 

新卒が殺到するため、既卒の募集枠は残っていないからです。

 

既卒で人気企業に採用されるには、新卒・中途採用・第二新卒と比べて明らかに優秀な人材である必要があります。

既卒を採用しない企業もまだまだ多い

マイナビの「2018年度 マイナビ既卒者の就職活動に関する調査」によると、既卒者の45%が内定を獲得しています。

参考:2018年度 マイナビ既卒者の就職活動に関する調査

 

たしかに既卒者が就職しやすくなっているように見えますが、上記の文部科学省の「学校基本調査」によると大学・短大卒の新卒の就職率は約80%です。

 

既卒は新卒に比べると、就職が不利であることは変わりません。

 

2010年に厚生労働省が「青少年雇用機会確保指針」を改正し、「卒業後3年以内の既卒者は新卒枠で募集するように」と企業に通達を出したといっても、企業にとって既卒を採用するのは義務ではありません。

 

既卒を採用して国から奨励金をもらうことよりも、新卒を採用する方が価値が高ければわざわざ既卒を採用しません。

 

新卒至上主義の会社も、まだまだあります。

 

応募者が多い人気企業の採用担当者は、既卒者まで応募を広げると業務がパンクしてしまうため、新卒しか相手にしません。

 

「既卒者の中にも良い人材がいるかも…」とは考えず、「良い人材を探すなら新卒が良い」と思っているのです。

 

在学中の就職活動に失敗して、わざと留年して大学に留まり、新卒ブランドで就職を目指す人がいるのも納得できますよね。

※ただし、学費は1年多くかかりますが。

正しい就活方法をすれば既卒もまともな企業の正社員になれる

「結局、既卒は就職しやすいの?しにくいの?どっちなの!?」という声が聞こえてきそうです(^^;

 

答えは、

「正しい就活方法をすれば、既卒でも就職しやすい」

です。

 

既卒を受け入れる企業が増えているとはいえ、新卒・中途採用・第二新卒と比べたら不利なわけですから、

既卒の特徴を活かして就職活動するのがコツです(^^)

 

前述のとおり、

  • 新卒の就職率:約80%
  • 既卒の就職率:約45%

と既卒の就職率が低くなっています。

 

新卒より既卒の就職率が低い理由は、既卒者が新卒と同じ手法で就職活動をしてしまい、なかなか内定がもらえないことが原因です。

 

ようは、就活のやり方が間違っているのです。

 

既卒の正しい就活方法をすれば、高い確率で内定をもらえます(^^)

 

既卒でも大手企業や優良企業の正社員に就職できます。

 

もちろんブラック企業ではなくホワイト企業です(^^)

 

では、既卒の正しい就活方法をご紹介していきます!

既卒の就活方法27選

既卒の就活方法27選

既卒者がまともな企業に正社員に就職できる、就活方法27選をご紹介します。

 

あなたの就職活動の参考になる方法があると思います(^^)

①新卒枠ではなく既卒枠に応募する

前述のとおり、既卒就活の成功率を圧倒的に高める方法は、新卒枠ではなく既卒枠に応募することです。

 

新卒枠はライバルが新卒になり不利ですが、既卒枠であればライバルは同じ既卒だからです。

 

既卒同士であれば圧倒的に勝率が高くなるため、採用される確率が上がります。

 

ただし、既卒枠はどの企業にもあるわけではないため、既卒枠の募集がある企業を探しましょう。

②既卒の弱みを強みに変える

既卒は、新卒にはない弱みがあります。

  1. 学生のうちに内定をもらえなかった
  2. 学校卒業から今までブランクがある
  3. 正社員の職歴なし

の3つです。

 

3つの弱みをどうやって強みに変えるかご紹介します。

弱み1.学生のうちに内定をもらえなかった

「学生のうちに内定をもらえなかった」という事実は、「企業選びを慎重にしていた」と変換しましょう。

 

ようは、「物は言いよう」だからです(^^)

 

「内定がもらえなかった」というネガティブな情報も、「企業選びを慎重にしていた」と言い換えることで、ポジティブに聞こえます。

 

例えば、

  • 焦って内定承諾したくなかった
  • 納得のいく企業に就職したかった
  • 慎重に企業選びをした結果、御社に入社したい

というイメージです。

 

また、頑張っていたことをアピールするのも良いでしょう。

  • 大学の研究に没頭していた
  • 卒論に打ち込んでいた
  • 部活動で上位の成績を目指していた

など、何かに打ち込んでいたことを説明すると印象が良くなります(^^)

 

応募企業を真剣に選んだことや、何かをやりとげる人材である印象が伝わると一気に強みになります。

 

また、「失敗を活かして就活している」と伝えるのも有効です。

男の子

新卒の就活では条件面ばかりで企業を選んだため失敗しました。

就活に失敗した経験を活かして今年の就活では、

  • 自分の強みを活かせる仕事を選ぶ
  • 条件面ではなく、事業内容に興味をもてる企業にエントリーする

の2点に切り替えて就活をしています。

と言うと「失敗から学べる人」に見えて好印象です(^^)

弱み2.学校卒業から今までブランクがある

学校卒業から今までのブランクは、ブランク期間中に何をしていたかを説明しましょう。

 

ブランク期間中に、応募企業にメリットのある勉強をしていれば、好印象だからです。

 

例えば、

  • 応募企業の業務に必要な知識を勉強していた
  • 応募企業の業務に必要な資格を取得していた
  • 企業研究に時間を使った

など、応募企業に入社する準備していたことを伝えると良いです。

 

「応募企業に必要なことを勉強していた」ということで、本気度が伝わります(^^)

 

既卒は学校がないため、新卒よりも企業研究に時間を使える強みがあります。

弱み3.正社員の職歴がない

既卒者は正社員の職歴がありません。

ベテラン即戦力の中途採用と比較されると弱いです。

 

採用担当者も、社会人経験がない人よりは、社会人経験がある人を採用したいものだからです。

 

正社員経験がないことを強みに変えるには、

  • 純粋で柔軟性があることをアピールする
  • 学生時代に責任あることを達成した体験談を伝える
  • アルバイトで正社員並みの仕事をした体験談を伝える

などが有効です。

 

「純粋で柔軟性があることをアピールする」というのは、クセの強い中途採用人材より素直であることアピールすることです。

 

若者はクセがなく、柔軟に社風に合わせて変化できるため、企業側にもメリットがあるのです。

 

素直さ、柔軟性、純粋さを感じさせるエピソードがあると最高です(^^)

 

また、正社員の特徴の1つが「責任ある立場」ということです。

 

責任感をもって行動できることをアピールすることで、正社員として働けるアピールをしましょう。

 

正社員経験がないのは新卒も同じなので、新卒よりも責任感があるように見せられればかなり好印象です(^^)

 

例えば、こんな感じです(^^)

男の子

私は現在アルバイトをしていますが、正社員と同じ業務を任せられています。

 

仕事で大切にしていることは、あいさつと返事です。

 

元気よくあいさつと返事をすることで、職場の人とも仲良くできますし、気持ちよく仕事ができます。

純粋さを感じますし、正社員並みの仕事をこなしていることがわかるので、正社員経験がなくても活躍してくれそうな印象を受けますね(^^)

③大手企業ばかりを狙わない

大手企業はどうしても新卒の応募が多いため、既卒には不利です。

 

人気の企業は新卒で採用枠が埋まってしまうため、既卒が採用される確率はかなり低いからです。

 

事実、超人気企業は新卒採用ばかりです。

 

大手企業にエントリーするのは悪いことではありませんが、企業の選択肢は広めにしておきましょう。

 

「大手企業はホワイト企業」「中小企業はブラック企業」ということは決してありません。

 

大手企業での自殺事件もご存じのとおり、大手企業がホワイト企業とは限りません。

 

反対に中小企業でも、ホワイト企業・優良企業はあります。

 

企業の規模だけで就職先を決めるのではなく、あなたのやりたい仕事で企業を選ぶことも大切です。

 

企業の選択肢を広げておくことで、既卒の就活の成功率は高くなります。

④おすすめはBtoB企業

既卒の就活は、BtoB企業がおすすめです。

応募者が少ないため、採用される確率が高いからです。

 

新卒に人気なのはBtoC企業です。

BtoCとは「Business to Consumer」の略で、一般消費者を顧客にするビジネスのことです。

 

例えば、

  • 小売店
  • アミューズメント系
  • 航空会社
  • 生活用品メーカー
  • 食品・飲料メーカー
  • 通信会社
  • 自動車メーカー
  • 化粧品メーカー
  • 旅行代理店
  • ゲームメーカー
  • 金融機関
  • サービス業

などです。

 

BtoC企業は子供のころからなじみがあり、知名度が高いので新卒の応募も集中するため、既卒には不利です。

 

一方、BtoB(Business to Business)の企業は新卒の知名度が低く既卒採用をしているところがあります。

 

例えば、

  • IT系企業
  • 工業用品メーカー
  • プラントメーカー
  • エネルギー系

などです。

 

法人向けにビジネスをしているため、あまり知名度はありませんが超安定経営の大企業も多いです。

 

新卒の目がBtoC企業に向いているうちに、BtoB企業にエントリーしてみましょう。

 

特にIT系企業は数が多く、スキルが身につけば一生食いっぱぐれがないためおすすめです(^^)

⑤自分から企業に問い合わせしてみる

既卒の就活は新卒とは違い、情報が少ないことがあります。

わからないことは遠慮なく企業に聞いてみましょう。

 

問い合わせがくることを、嫌だと思う採用担当者はいないからです。

 

事実、多くの企業が採用専用のきれいなホームページを作って、「来い来い!問い合わせ!」と思っているんです(^^)

 

求人広告や人材紹介会社にお金を払って人材を獲得するより、自社サイトに問い合わせがくる方が良いのです。

 

例えば、

  • 「御社は既卒採用は行っていますか?」
  • 「既卒が御社にエントリーする場合の方法を教えてください」
  • 「既卒でも採用される可能性はありますか?」

と、企業のホームページから問い合わせしてみましょう。

 

直接企業に問い合わせることで「やる気がある」と判断されることもあります。

 

また、採用の可能性がないならないで早めにわかるため、わからないことは聞いてみましょう。

⑥企業の事業内容から志望動機をつくる

応募する企業を選ぶとき、条件面から選ぶと志望動機作りで苦労します。

  • 給料が高いから
  • 安定しているから
  • 休みがしっかりしているから
  • 福利厚生が良いから

など、業務と関係ない部分で企業を選ばないようにしましょう。

 

履歴書や面接で「志望動機は?」と聞かれたときに、

  • 「御社は給料が高いからです」
  • 「御社は安定しているから志望します」
  • 「御社は休みが多いので志望します」
  • 「御社の福利厚生に惹かれました」

というのは絶対NGです。

 

企業に貢献する気が感じられず、自分がもらうことばかり考えている印象だからです。

 

条件面で会社を選ぶとウソの志望動機を作ることになり、面接で突っ込まれるとウソだと見破られる危険性があります。

 

※面接官は人を見るプロです。ウソの志望動機くらいすぐに見破ります。

 

自然で説得力のある志望動機を作るコツは、企業の事業内容で志望動機を作ることです。

  • 「御社の〇〇という商品を愛用しており、自分も〇〇を作ってたくさんの人に喜んでほしいからです」
  • 「御社の〇〇という事業に将来性を感じるからです」
  • 「御社の〇〇事業は、他社と圧倒的な差別化ができていて自分もやってみたいからです」

という志望動機は自然です。

 

志望動機を作るのがうまい人は、条件面の情報を一切見ないで事業内容だけで応募企業を選びます(^^)

⑦自己分析してあなたの強みを知る

企業分析と同じくらい大切なのが、自己分析です。

 

自分の強みがわからないと、自己PRや長所の説明ができないからです。

 

エントリーとは「自分を売り込むこと」です。

 

自分の強みを知らずに、売り込むことはできませんよね。

 

内定がでる条件は、「自分の強みが応募企業のメリットになること」です。

 

自己分析して自分の強みを知り、自分の強みを活かせる企業にエントリーすれば、内定が出やすいです。

 

自己分析のコツは、周りの人に自分の強みを聞くことです。

自分で自分のことはよくわかりませんよね?

 

あなたをよく知る人に手伝ってもらって、自己分析しましょう。

⑧エントリー数は20社以上

既卒就活のコツは、エントリー数を増やすことです。

 

既卒の強みは時間があること。

どんどん企業分析してどんどんエントリーしましょう。

 

新卒は卒業までに内定をとらなければいけませんが、既卒に期限はありません。

 

悪くいえばダラダラと就活できるということですが、時間があることを有効活用してエントリー数を増やしましょう。

 

内定の数は行動量と比例します。

行動していない人に内定は出ません。

 

就活の数を増やすことで、就活にも慣れてきます。

新卒よりも面接に慣れてくることも、既卒の強みです。

 

前述のとおり、

  • 新卒の就職率:約80%
  • 既卒の就職率:約45%

と新卒より既卒の就職率が低い理由は、既卒者は時間があるためダラダラと就活して、結局内定がもらえないことも大きな理由です。

 

「今年中に内定をもらう!」など自分で目標設定するのも良いでしょう。

⑨履歴書には「既卒」と書かなくてもいい

履歴書には、わざわざ「既卒」と書かなくても大丈夫です。

 

前述のとおり、既卒に悪い印象を持っている採用担当者もいるため、書類選考で印象が悪くなることを書かない方が良いです。

 

履歴書で卒業年を見れば既卒かどうかはわかるため、ウソをついているわけでもありません(^^)

 

既卒の話が出るのは面接なので、面接で既卒の話や既卒を強みに見せる伝え方をしましょう。

 

履歴書の書式は、基本的に新卒のときと同じで大丈夫です。

 

履歴書や職務経歴書にアルバイトの職歴を書いても問題ありませんが、1ヶ月バイトなどあまりに短期のバイトは返って印象が悪くなるので書かないようにしましょう。

⑩新卒枠に応募するなら3月が勝負

既卒枠ではなく新卒枠でエントリーするなら、新卒と同じく3月が勝負です。

 

ただし前述のとおり、新卒に交じって就活をするのは不利なので、新卒枠だけでなく既卒枠にもエントリーしておきましょう。

⑪既卒になってしまったことを反省していることを伝える

面接のときに「既卒になってしまったことを反省している」と伝えると印象が良いです。

 

面接官の中には「既卒は新卒で就職できなかった人」「計画性がない人」と、既卒に悪いイメージを持っている人もいるため、反省していることを伝えると印象が良くなります(^^)

 

たいていの場合、面接官はあなたより年上です。

「若いときは失敗もあるよね」と共感してくれる面接官もいます。

 

若者が失敗から立ち上がろうとしている姿は、誰でも応援したくなるものです。

  • 失敗を反省できる人
  • 失敗から学べる人

に見えるため、印象が良くなります。

 

既卒になった理由を述べた後に、「もっと計画的に行動すればよかったと反省しています」と反省していることを伝えましょう。

 

反省している証拠を見せると、なお良いです。

  • 応募企業の業務に役立つ勉強をしている
  • ビジネスマナーを自主的に学んでいる
  • パソコンスキルを高めている

など、反省して行動していることを伝えると、かなり高得点です。

⑫熱意・情熱を伝える

面接では、熱意や情熱を伝えることもお忘れなく。

  • 「今は1日も早く御社で働きたいです」
  • 「自分の強みを活かして御社に貢献したいです」

など、入社したい意思を強調しましょう。

 

若者が熱意や情熱を語るのは、年上の面接官の心を動かす最大の武器だからです(^^)

 

人は「やる気のある年下」に、弱い生き物なのです(笑)

 

若いあなたは熱意・情熱をきちんと伝えましょう。

⑬志望動機と自己PRと長所に一貫性をもたせる

志望動機と自己PRと長所には、一貫性をもたせましょう。

 

あなたのウリがわかりやすいからです。

 

志望動機・自己PR・長所は「あなたの売り」です。

 

就職活動は、企業に自分を売り込んで買ってもらうことです。

 

なので、あなたの売りを明確にしないと、採用担当者は「あなたは何ができる人なのか?」がわかりません。

 

志望動機・自己PR・長所の内容をバラバラにする人がいますが、聞く側はわかりにくいです。

 

採用担当者は多くの応募者の話を聞くため、印象に残らないと採用されないのです。

 

印象に残るために、志望動機と自己PRと長所に一貫性をもたせて、あなたのウリをわかりやすくしましょう。

 

例えば、

男の子

私の強みは、コミュニケーション能力が高いことです。

 

学生時代は大学に友人が100人以上いましたし、現在SNSの友人は3000人以上います。

 

学生時代のアルバイトでは家電量販店で携帯電話の販売員をしていましたが、計10回売上トップになりました。

 

携帯販売は、コミュニケーション能力が必要な仕事です。

 

私は初めて会う人とも人間関係を構築するのが得意なので、この強みを御社の営業職で活かしたいと思っています。

 

御社の〇〇という商品は以前より私も愛用しており、私も〇〇を売る側になりたいと思いました。

 

また、御社の営業職は売上に応じてインセンティブが発生すると聞いています。

 

私のコミュニケーション能力を御社で活かしたいと思い御社を志望します。

という感じです(^^)

 

「コミュニケーション能力の高さ」が志望動機・自己PR・長所で一貫していますよね。

 

こうすると採用担当者は「この人はコミュニケーション能力が高いんだな」と印象に残り、採用されやすくなります(^^)

⑭新卒の就活をあまり頑張らなかった人の就活のコツ

新卒時代の就活に本気を出さず、卒業を迎えてしまった人の既卒就活のコツは、

  1. 新卒時代の就活を反省していることを伝える
  2. 失敗を活かして今回の就活をしていることを伝える

の2点です。

 

企業が欲しい人材は「失敗しない人」ではなく、「失敗を活かして学べる人」だからです。

 

例えば、

男の子

大学時代は研究に没頭してしまい就活がおろそかになってしまいました。

 

今思えばもっと計画的に行動すべきだったと反省しています。

 

現在は就活に集中できるだけでなく、就活以外の時間もあるため、

  • 御社の業務に役立つ英語の勉強
  • ビジネスマナー研修を自主的に受ける
  • 御社の業務と近いアルバイトで仕事をしている

などに取り組んでいます。

 

今年の就活は過去の失敗を繰り返さないようにしています。

というように反省を伝えて、失敗を活かして行動していることをアピールしましょう。

⑮内定をくれなかった企業の悪口は絶対言わない

当たり前のことですが、学生時代にエントリーして内定をくれなった企業の悪口を、応募企業の面接で言ってはいけません。

 

「内定くれない方が悪い」と心の中で思うのは自由ですが、応募企業の採用担当者からみれば印象最悪です。

 

「うちの会社も内定出さなかったら悪口言われるのかな…」と思うものなので、悪口は絶対NGです。

⑯公務員受験に失敗して民間企業の就活をしなかった人の就活のコツ

学生時代に公務員受験に失敗して、内定がないまま卒業した人の就活のコツは、

  • 公務員受験に期限を設けていたこと
  • もう公務員に未練は一切ないこと

を伝えることです。

 

最初から期限を設けていたことを伝えると、「計画性のある人」「理論的に行動できる人」に見えて好印象だからです。

 

また、「公務員に一切未練はない」と断言しないと、採用担当者によっては「入社後にやっぱり公務員を目指すとか言わないかな…」と不安になるからです。

 

例えば、

女の子

私は学生時代に、国家公務員1本に絞って公務員試験の勉強をしていました。

 

もし公務員試験に合格しなかったら、あきらめて民間企業に就職しようと最初から決めていました。

 

公務員試験に合格しなかったため、現在は民間企業の就職活動をしています。

 

公務員への未練は一切ありません。

という感じです(^^)

⑰学生時代に資格取得の勉強をしていて就活しなかった人の就活のコツ

学生時代に公認会計士や弁護士など、資格取得の勉強をしていて内定がなく卒業した人は、

  • 資格合格の期限を設けていた
  • 資格の勉強から得たもので応募企業に活かせるもの

を伝えるのがコツです。

 

最初から期限を設けていたことを伝えると、「計画性のある人」「理論的に行動できる人」に見えて好印象だからです。

 

また、勉強していた資格と応募企業の業務内容に共通点や一貫性があると、説得力があります。

 

例えば、

女の子

私は学生時代に公認会計士を目指して勉強しており、就職活動をせず既卒になりました。

 

もし〇年以内に公認会計士に合格できなければ、きっぱりあきらめると最初から決めていました。

 

公認会計士には合格しませんでしたが、会計知識を深めることができました。

 

御社の経理職で、公認会計士の勉強で得た会計知識を活かせると思っています。

という感じです(^^)

⑱学生時代に部活動に熱中しすぎて内定がもらえなかった人の就活のコツ

学生時代に部活動に熱中しすぎて、就活できず既卒になった人のコツは、

  • 部活動の戦績
  • 既卒になったことを反省している
  • 部活動から得たもので応募企業に活かせるもの

を伝えることです。

 

部活動をがんばること自体は、フレッシュで印象が良いからです。

 

また、失敗を反省して学べる人であることをアピールできます。

 

厳しい部活動であるほど、

  • メンタルが強くなった
  • 体力がついた
  • 目標を達成する力がついた

など、仕事で活かせる能力があるため、自分をアピールできます。

 

例えば、

男の子

私は〇〇大学のバスケットボール部で、スタートのメンバーとしてプレーしていました。

 

部活動に精を出したことで、〇〇年に全国大会に出場することができました。

 

部活動に熱中しすぎて就活がおろそかになり、既卒になってしまったことはとても反省しています。

 

社会人は忙しくても結果を出すことが求められると思いますし、「忙しい」は言い訳でしかありません。

 

現在は就職活動に集中しています。

 

私はバスケットボールで、目標を達成することを学びました。

 

バスケットボールで培った目標達成能力で、御社に貢献したいです。

という感じです。

 

部活動で活躍していたことを、強みに変えてアピールしましょう。

⑲学生時代にアルバイトに精を出しすぎて内定がもらえなかった人の就活のコツ

学生時代にアルバイトに熱中しすぎて、就活せず既卒になった人のコツは、

  • 既卒になったことを反省している
  • アルバイトでの実務経験
  • アルバイトでの成功体験
  • アルバイトの実務経験で得たもので応募企業に活かせるもの

を伝えることです。

 

失敗を反省して、前に進もうとしている姿は好印象です。

 

また、アルバイトといえど仕事なので、アルバイトでの成功体験は「仕事ができる人」と連想させるためおすすめです。

 

例えば、

男の子

私は学生時代に、家庭教師のアルバイトをしていました。

 

教え子たちにどうしても合格してほしくて、アルバイトに精を出しすぎてしまい、既卒になったことは反省しています。

 

今は「もっと計画的に行動すべきだった」と思います。

 

現在は家庭教師の仕事はしておらず、就職活動に集中しています。

 

私が家庭教師のアルバイト時代に受け持った教え子は、半分以上が志望校に合格しました。

 

家庭教師の仕事を通して、「相手にわかりやすく伝えるスキル」が身につきました。

 

このスキルを、御社の営業職に活かしたいと思います。

 

御社の商品は無形商品なので、伝え方で売れ方が大きく変わることに魅力を感じています。

 

私の「相手にわかりやすく伝えるスキル」を活かして、御社に貢献したいです。

という感じです。

 

「アルバイトの実務経験なんかアピールに使えないよな…」と思っている人は多いですが、相手企業が欲しがるスキルを強調してアピールしましょう。

⑳単位がギリギリで就活できなかった人の就活のコツ

単位が足りず卒業することが精一杯で、就活ができなかった人の就活のコツは、

  • 計画的に行動すべきだったことを反省している
  • 単位ギリギリになった理由
  • 過去の失敗から現在気をつけていること

を伝えることです。

 

失敗を反省して、次に活かせる人であるアピールができるためです。

 

例えば、

女の子

私は学生時代にアルバイトに精を出しすぎて、学業がおろそかになってしまい、卒業するための単位取得に時間を使ったため、就職活動できず既卒になりました。

 

もっと計画的に行動すべきだったと猛省しています。

 

過去の失敗を繰り返さないように、現在は「〇月までに内定をもらう」と目標を立てて、目標達成のために逆算してスケジュールを立てて行動しています。

という感じです。

 

「失敗を反省している」「失敗から学べる人」「行動できる人」という印象をもってもらえる工夫が必要です。

 

過去に失敗したことは強みに変えられるのでチャンスです。

㉑音楽・役者・芸人などを目指して既卒になった人の就活のコツ

バンドなど音楽・役者・お笑い芸人などを目指して既卒になった人の就活のコツは、

  • 夢を追いかけることで得たことで、応募企業に活かせるもの
  • 夢をきっぱりあきらめたこと

を伝えることです。

 

「夢を追いかける若者」自体は、悪い印象ではありません。

エネルギッシュな若者であることが伝わります。

 

夢を追いかける中で身につけたスキルが、仕事の役に立つことをアピールすると、他の応募者と差別化をはかれます。

 

また、採用担当者によっては「入社後にやっぱりまた夢を追うから辞めるとか言わないよな…」と不安になるので、「夢をあきらめた」と断言しましょう。

 

例えば、

男の子

私は学生時代からコンビを組んで、お笑い芸人をしていました。

 

学園祭や地域のイベントに呼ばれて、ネタを披露していました。

 

私はお笑いを勉強することで、コミュニケーション力を学びました

 

笑いをとった途端、初対面の人でも円滑なコミュニケーションをとることができます。

 

お笑い芸人をすることで、初対面の人と仲良くなるのが得意になり、人脈はどんどん増えました。

 

私はお笑いで学んだコミュニケーション力や人脈開拓力を、御社の営業職で活かしたいです。

 

ちなみに、現在はプロのお笑い芸人になるのはきっぱりあきらめています。

という感じです。

 

夢を追いかけたことで得たことは何かあるはずです。

 

小さなことでもかまわないので、応募企業があなたに興味を持つ体験を伝えましょう(^^)

㉒海外留学していて日本で就活ができなかった人の就活のコツ

海外留学をすると日本で就活ができないため、既卒になる人が多いです。

 

海外留学で既卒になった人の就活のコツは、

  • なぜ海外留学したのか?
  • 海外留学で得たことで、応募企業に活かせるもの

を伝えることです。

 

多くの人が留学しない中、留学したことは大きな強みだからです。

海外留学で得たことを最大限アピールしましょう。

 

海外留学が原因の既卒はネガティブな印象はなく、大手企業に就職できる人もいます。

 

例えば、

女の子

私は大学時代に、英語を学びたくてイギリスに留学していました。

 

イギリスの大学で英語の勉強をしていましたが、日本の就活のタイミングと合わず既卒になってしまいました。

 

イギリスの大学では、本場のイギリス英語を学ぶことができました。

 

グローバルのビジネスの現場では、アメリカ英語よりイギリス英語の方が「丁寧な英語」と認識されています。

 

そのため、私が学んだイギリス英語は御社のグローバル部門のビジネスの現場で活かせると思いました。

 

私のイギリス英語で、御社のビジネスに貢献したいです。

という感じです(^^)

㉓家族の看護や介護など家庭の事情で就活できなかった人の就活のコツ

親や祖父母の看護・介護など家庭の事情で就活できず既卒になった人は、「仕方なく既卒になった人」という印象なので、就活に悪影響はあまりありません。

 

注意点は「現在は看護・介護の必要はなく、業務に支障がない」ということを伝えることです。

 

採用担当者は業務に支障がある人を、採用したくないからです。

㉔病気やケガで就活できず既卒になった人の就活

学生時代に病気やケガで就活ができず既卒になった人は、病気やケガの内容によって就活の難易度が変わります。

 

完治するケガや病気であれば問題ありません。

「現在は完治しており、業務に支障はありません」と伝えれば大丈夫です。

 

しかし、再発する恐れのある病気などは採用されにくいです。

 

特に「うつ病」は採用されにくいです。

㉕新卒の就活サイトや転職サイトで既卒の求人を探す

新卒向けの就活サイトには、既卒の求人情報が載っていることもあります。

 

また、転職サイトは基本的に即戦力人材の中途採用専用ですが、「未経験OK」などの求人は既卒もエントリーできます。

㉖既卒に強い就職エージェントに相談する

就職エージェントとは、求職者と人材を募集している企業をマッチングしているサービスです。

 

既卒に強い就職エージェントに相談するメリットは、

  • 既卒を採用している企業を紹介してくれる
  • 自己分析のアドバイスや適職診断をしてくれる
  • あなたに合う企業を紹介してくれる
  • 応募企業に合わせた履歴書作りや面接の練習をしてくれる
  • 求人サイトに載っていない掘り出し物求人を紹介してくれる
  • 面接のセッティングをしてくれる
  • 個別で就職相談にのってくれる

などのサービスをすべて無料でしてくれることです。

 

就職エージェントの中には種類があり、

  • 新卒に強いエージェント
  • 即戦力人材の転職に強いエージェント
  • 第二新卒に強いエージェント
  • 大学中退者に強いエージェント

などありますが、既卒に強い就職エージェントもあるので利用してみましょう。

 

「はやくまともな企業に就職したい!」という人は、既卒に強い就職エージェントに相談しましょう。

㉗ハローワークにいってみる

ハローワークで、既卒向けの求人を探すこともできます。

 

ハローワークは国が運営している職業紹介機関です。

 

職員さんによる就職相談や、若者向けのジョブカフェという相談所もあります。

 

ただし、ハローワークの求人は地場の中小企業が多いのが特徴です。

 

職業訓練なども紹介もあるため、基礎的なスキルを身につけてから就職したい人にも良いでしょう。

既卒におすすめの業界・職種

パソコン

既卒の就職先として、おすすめの業界や職種をご紹介します。

 

選択肢の中から、仕事を選ぶ参考になればうれしいです(^^)

IT業界

既卒者には、IT業界がおすすめです。

 

IT業界は20代であれば未経験者採用も多く、既卒が就職しやすい業界だからです。

 

学歴よりもスキルが重視される業界なので、働きながらスキルを高めることで転職が有利になったり、年収が上がります。

 

高いスキルのITエンジニアは、年収1000万円以上稼ぐ人もいます。

 

ITは今後もなくなる可能性はないので、スキルを身につければ一生稼ぐことができます。

 

終身雇用の企業に勤める時代は終わっているので、手に職をつけて自分のスキルで食っていくには良い業界です。

 

IT業界は独立する人やフリーランスで働く人も多いので、スキルが身につけば自由度の高い人生を送ることもできます。

 

「IT業界の仕事がわかりにくい」という人も多いので、IT業界のことを詳しく解説しているYoutube動画を見てみてください(^^)

引用元:Youtube『IT業界へ転職|未経験文系でもOK?職種や年収を解説【最新版】

営業職

営業職は既卒でも就職しやすいです。

 

営業職は、比較的募集が多いからです。

 

営業職は簡単な仕事ではありません。

イメージ通り、ノルマがあったり、数字の目標が設定されます。

 

ですが、自分のコミュニケーション能力1本で稼げる仕事です。

 

多くの営業職では、売上に対するインセンティブ(成果給)があります。

 

どの業界の営業職をやるかにもよりますが、年収1億円以上稼ぐ営業職の人もいます。

 

営業職最大のメリットは、人脈ができることです。

 

仕事柄、人と会う数は多くなるのでどんどん人脈が広がっていきます。

 

営業のスキルと人脈さえあれば、一生食いっぱぐれはありません。

 

独立して社長になる人が多いのも営業職の特徴です。

 

営業職は売上で評価されるため、学歴も年齢も関係ありません。

 

コミュニケーション能力に自信がある人はチャレンジしてみましょう(^^)

建設の施工管理職

建設の施工管理職とは、いわゆる「現場監督」のことです。

 

建設の施工管理職は、不足しています。

 

施工管理職は学歴も関係なく、未経験から始められるため、既卒におすすめです。

 

2020年の東京オリンピック・パラリンピック以降も、

  • リニア新幹線
  • 大阪万博
  • ビルやマンションの大規模修繕工事

など大規模な工事はたくさんあります。

 

スキルと経験が身につけば、年収800万円以上稼げます。

 

また、「施工管理技士」という施工管理の国家資格を取得すれば、年収1000万円以上も夢ではありません。

既卒におすすめしない就活方法

NG

既卒におすすめしない就活方法もあります。

 

「新卒で就職できなかった」ということをバネにするのは大切ですが、やり方を間違えるとさらに状況が悪くなります。

 

特に、不本意で既卒になってしまった人は、「一発逆転ホームラン」を狙いたくなる気持ちはわかりますが、社会人になってからでも十分逆転できます。

 

既卒就活の注意点として、参考にしてください。

他の大学に入りなおす

既卒になってしまったことを後悔して、新卒ブランドで就活したいあまり、もう一度大学生になろうとする人がいます。

 

人生をかけて別の大学で勉強したいことがあれば別ですが、就職のためにもう一度大学生になるのはおすすめできません。

 

学費がまた4年分かかりますし、卒業するころには20代後半になってしまうからです。

 

たしかに新卒で就活できますが、22歳の大学生と26歳の大学生なら、当然22歳の方が有利です。

 

1歳でも若いうちに既卒で就職しましょう。

専門学校に入りなおす

どうしても勉強したいことがある場合を除き、専門学校に入りなおすのもおすすめしません。

 

学費が余計にかかりますし、さらに歳をとってしまうからです。

 

「専門学校に入ること」が目標になってしまい、いざ専門学校にいってから「やっぱりこの仕事じゃない気がする…」と、専門学校を中退する人も多いです。

 

既卒+専門学校中退は、正直かなりイタイです(汗)

 

専門学校に行っていいのは、「一生その仕事をする!」と覚悟を決めた人だけです。

 

安易に専門学校に行ってはいけません。

 

専門学校はたしかに就職に有利ですが、既卒で1歳でも若いうちに就活する方がもっと就職に有利です。

 

前述の通り、正しい就活方法をすれば既卒も就職できる時代なので、「就職のために専門学校に入りなおす」のはやめておきましょう。

資格の勉強をする

どうしても取得したい資格がある場合を除き、就職のために資格取得を目指すのもおすすめできません。

 

なぜなら、資格は働きながらでも取得できるからです。

 

  • 「MOSをとっておいた方が就職に有利」
  • 「簿記を勉強しておくと有利」
  • 「医療事務を取得すると有利」
  • 「公認会計士を取得して一発逆転」
  • 「社労士の資格をとって大学の同期を見返したい」

など資格取得に走る人がいますが、企業は資格の有無よりも「若さ」に価値を感じています。

 

資格の勉強に打ち込む時間が長くなるほど歳をとるため、就職が不利になります。

 

就活の面接では、「御社の業務の役に立つと思い、現在〇〇の資格の勉強をしています」と言うだけでもアピールになります。

 

つまり、資格を取得していなくても、勉強しているだけでアピールになるのです。

 

資格取得自体は悪いことではありませんが、資格の勉強は就活と並行して行いましょう。

 

残念ながら日本では資格の価値が落ちており、資格を取得していることよりもスキルが高い方が圧倒的に有利です。

 

仕事のスキルを上げながら、働きながら資格を取得するのでも十分です。

正社員登用を狙ってアルバイト・契約社員になる

正社員登用実績のある会社のアルバイトや契約社員になって、正社員を狙う人もいます。

 

正社員登用は、必ず正社員になれる保証がないのであまりおすすめしません。

 

※「アルバイトでいいから、あの会社の仕事をしてみたい!」という人は良いと思いますが。

 

もし正社員になれないまま30歳を迎えてしまったら、もう正社員の就職はブラック企業しかないでしょう。

 

正社員登用ねらいは、けっこうリスクが高いので気をつけましょう。

 

学校を卒業して3年以内で、正しい就職活動をすれば正社員に就職できる可能性が高いです。

 

正社員になりたいのであれば、最初から正社員求人にエントリーしましょう。

とりあえずフリーターになる

学校卒業後にとりあえずフリーターになるのもあまりおすすめしません。

 

理由は、フリーターを長く続けるほど正社員になれないからです。

 

独立行政法人労働政策研究・研修機構の調査によると、フリーター期間が長くなるほど正社員になれる確率が減っていくことがわかります。

フリーター期間 正社員になれた割合
6ヶ月以内 64%
7ヶ月~1年 58.3%
1~2年 52.2%
2~3年 58.9%
3年以上 48.9%

参考:独立行政法人労働政策研究・研修機構「大都市の若者の就業行動と意識の展開

 

フリーター期間が3年以上になると、正社員になれる確率は50%以下になってしまいます。

 

特に目標もなく、なんとなくフリーターになるのは危険です。

 

早めに、正社員に向けた就活を始める方が良いでしょう。

まとめ

女性

既卒の就活環境は良くなってきているものの、間違った就活方法をすると内定が出ません。

 

既卒は「既卒の就活方法」をすることで、内定をもらえます(^^)

 

ご紹介した「既卒の就活方法27選」を参考にしていただければ幸いです。

 

安心してください、既卒でもまともな企業の正社員になれるので積極的に行動しましょう(^^)

 

どうしても1人の就活が不安であれば、既卒に強い就職エージェントに相談しましょう。

 

あなたの就活の参考になればうれしいです(^^)