
介護職を辞めたい…
肉体的にキツいし、責任の割に給料は安いし、職場の人間関係も悪いし理不尽ばかりだ…
ずっと続けることはできないし、早めに見切りをつけるべきか…?
本音は今すぐ辞めたいけど、本当に辞めていいのかな?
あと、人が足りてない中で、どうやって辞めればいいんだろう…?
それに、介護を辞めるのはいいけど、次にどんな仕事をすればいい?
こういった悩みに応える記事です。
本記事でわかることは下記のとおり。
- 介護職を辞めていいとわかる
- 介護職を辞める方法がわかる
- 介護職を辞めた後の転職先がわかる
僕、佐藤誠一はこのブログや他の転職系サイトで、3000人以上の転職相談にのってきました。
※全国職業相談センターというサイトで、相談対応もやってました。
結論、どうしても介護職を辞めたいなら、無理せず辞めていいと思います。
世の中には、他にも良い仕事がたくさんあるから。
辛い仕事をガマンするのもしんどいので、次の仕事を考えてもいいかなと。
ということで、介護職を辞める方法や、辞めた後の転職先まで解説します。
この記事を読むことで、あなたも介護職を辞められますよ。
目次
介護職を辞めたいならすぐ辞めよう【無理しなくていい】
結論、どうしても辛くて介護職を辞めたいなら辞めていいと思います。
なぜなら、介護職は下記のとおり厳しい仕事だから。
- 責任の割に給料が低い
- かなり忙しい
- 職場の人間関係が難しい
- 腰痛になるリスクがある
- 利用者からの暴力やセクハラがある
- 今後はもっと人手不足で辞めにくくなるかも
- 将来性が不安
客観的にみて、介護職はけっこうキツいです。
だから、「辞めたい」と思うのは変じゃないし、どうしても無理なら続けなくてもいいかなと。
介護業界の未来予測が不安
総務省が発表した、今後の日本人の年齢比率が下記のグラフです。
出典:総務省「平成28年版 情報通信白書 少子高齢化の進行と人口減少社会の到来」
2060年には、日本の人口は8674万人になる見込み。
- 15~64歳の人口:4418万人
- 65歳以上の人口:3464万人
高齢比率は、なんと40%です。
よって、介護職は今よりかなり忙しくなるリスクあり。
人手不足で、今より辞めにくくなるかもしれません。
介護ロボットは現場を変えるのか?
AIやロボット開発が進んでおり、介護の現場にもロボットが導入される可能性が高いです。
ただし現実的には、数年後くらいの近い未来ではありません。
まだまだ時間がかかるでしょう。
なぜなら、人の体に触るロボットなので、ミスをゼロにする研究開発が必要だからです。
そして、もう1つの問題が、「介護施設がロボットを購入できるか?」という問題。
そもそも介護ビジネスは儲かりにくいので、ロボットが開発されても買えない施設が多いでしょう。
30代になったら他業界に転職しにくい【転職するなら20代のうちに】
一般的に、30代を超えたら他業界への転職は不利です。
未経験者であれば、若い人材が欲しがられるからです。
総務省統計局が発表している「労働力調査」を見ても、若い方が転職に有利だとわかります。
出典:総務省統計局「労働力調査」
20代であれば、未経験でも他の業界に転職できます。
なので、介護職を辞めるなら20代のうちにしましょう。
今ならまだ間に合います。
新卒だろうが、1ヶ月目だろうが、1日目だろうが辞めていい
結論、どんな人であれ、どうしても辞めたいなら介護を辞めてOKですよ。
なぜなら、職業選択は個人の自由だから。
甘えとかじゃないので、大丈夫です。
あなたにとって辛い仕事を無理して続ける方がリスクです。
介護職を辞める方法【ドライにいきましょう】

辞めていいのはわかったけど、どうやって辞めるの?
人が少ないから、辞めるとか言いにくいんだよね…
結論、どんな理由であれば、あなたが辞めたいなら辞めてOK。
憲法でも「職業選択の自由」が保証されてるし、事業所に辞めたい人を拘束する権利はないから。
具体的に、介護職を辞める手順は下記のとおり。
- 退職届を上司に提出
- 退職の手続きや引き継ぎ
- 退職
まずはこの手順で辞めましょう。
【万が一】引き留めに遭ったときの対処法
ないと思いますが、もし引き留めに遭ったら、下記の順で行動すればOK。
どこかで辞められます。
- 何を言われても「辞めます」しか言わない
- 退職届を内容証明郵便で施設に郵送
- 「労働基準監督署に相談します」と言う
- 退職代行を使う
- 無断欠勤
いざとなったら「行かなきゃいい」というカードがあるので、安心して大丈夫。
辞める方法や引き留めに遭ったときの対処法の詳細は、仕事を辞めたい理由12選【仕事のやめ方も解説します】にまとめてます。
お世話になった先輩や上司に申し訳ない→ドライに辞める

でも、先輩や上司にはお世話になったから、「辞める」って言いにくいんだよね…
なんか申し訳ないと思っちゃう…
結論、ちょっと辛いですが、ドライに辞めましょう。
なぜなら、もう関係なくなる人たちだから。
「申し訳ない」と思うのはあなたが優しいからですが、いつまでも介護職をやるわけにもいかないですよね。
自分の人生を良くしようと思えば、全員から好かれるのは不可能です。
もし気まずい辞め方になっても、あなたの人生を犠牲にするわけにはいかないし、仕方ないことです。
結論、ドライに退職しましょう。
介護職を辞めたい人におすすめの転職先5選

辞めていいのはわかったけど、次にどんな仕事をしよう…
介護しかやったことないし、全然イメージがわかない…
そもそも、未経験で転職できるの?
結論、未経験でも余裕で転職できるので、問題なしです。
介護を辞めた人におすすめの転職先は、下記の5つです。
- プログラマー
- インフラエンジニア
- 営業
- CADオペレーター
- 宅地建物取引士
すべて未経験から転職が可能です。
結論、手に職をつければOKという意味。
もう終身雇用が崩壊したので、大手に転職すれば安泰というわけでもありません。
頼れるのは自分の腕だけなので、手に職をつければ将来も安泰です。
上記5つの仕事は、手に職がつくおすすめの仕事7選【サラリーマン辞められます】にまとめたので、興味あればどうぞ。
【悲報】介護は手に職ではない

「手に職」なら、介護も手に職じゃないの?
結論、介護は手に職ではありません。
なぜなら、介護業界以外ではスキルが評価されにくいから。
介護スキルを積めば介護業界なら転職しやすいですが、介護業界以外への転職はあまり有利になりません。
例えば上記の、
- プログラマー
- インフラエンジニア
- 営業
- CADオペレーター
- 宅地建物取引士
は、多くの業界で使えるスキル。
介護のように限定的なスキルじゃないので、人生が安定しやすいです。
【断言】介護職を辞めても後悔しない

本当に介護を辞めていいのかなぁ…
他の仕事に転職して、「やっぱり介護の方がよかった」と後悔しないかなぁ…
大丈夫、介護職を辞めても後悔しません。
なぜなら、介護業界は人手不足なので、いつでも戻れるから。
反対に、他の業界は若いうちしかチャレンジできません。
なので、下記のような解釈でOKかと。
- とりあえず別の業界に挑戦してみる
- もし介護の方がよければ戻る
介護は戻りやすい職業なので大丈夫。
介護職を辞めてから転職活動するコツ
一般的には「在職中の転職活動」が基本ですが、介護職の場合は「辞めてから転職活動」も仕方ないかと。
忙しすぎるので、在職中に転職活動をしてる暇がないから。
「辞めてから転職活動」のデメリットは、下記のとおりです。
- 無収入期間ができてしまう
- 空白期間が長引くほど、転職が不利になる
これらを解消するコツは下記の2つです。
- 内定率が高い転職エージェントに相談する
- アルバイトやクラウドソーシングで食いつなぐ
詳細は、仕事を辞めてから転職先を探すのは不利【でも無理なら辞めてOK】にまとめたので、一応読んでおくと安心です。
まとめ【どうしても介護を辞めたいならすぐ辞めてOK】
結論、介護職を辞めたいなら、すぐに辞めましょう。
どうしても辛いなら、新卒だろうが、1ヶ月目だろうが、1日目だろうが辞めてOKです。
介護職を辞める手順は下記のとおり。
- 退職届を上司に提出
- 退職の手続きや引き継ぎ
- 退職
もし引き留めに遭ったときの対処法は、下記の手順です。
- 何を言われても「辞めます」しか言わない
- 退職届を内容証明郵便で施設に郵送
- 「労働基準監督署に相談します」と言う
- 退職代行を使う
- 無断欠勤
退職方法の詳細は、仕事を辞めたい理由12選【仕事のやめ方も解説します】をどうぞ。
介護職を辞めたら、手に職をつければ人生は安泰。
具体的には、下記の転職先がおすすめ。
- プログラマー
- インフラエンジニア
- 営業
- CADオペレーター
- 宅地建物取引士
詳細は、手に職がつくおすすめの仕事7選【サラリーマン辞められます】にまとめてます。
あなたの転職の参考になればうれしいです!