日本航空

JALのCAやグランドスタッフの新卒・既卒(中途採用)の年収や採用情報をご紹介します。

 

正式名称は日本航空で、JALという愛称で呼ばれています。

航空業界は就職・転職先としても人気がありますが、その中でもJALはANAと並び業界最大手の企業です。

 

この記事では、

  • JALの平均年収
  • 企業理念
  • JALとANAの違い
  • 新卒や既卒(中途採用)の就職難易度
  • 評判・口コミ

などをまとめています。

 

JALに就職・転職を考えている人の参考になれば嬉しいです(*^^*)

目次

JALの平均年収

お金

JALの平均年収は839万円です。

参考:JAL「有価証券報告書

 

かなり高い年収ですね(^^)

 

それでは、さらにくわしいJALの年収を見ていきましょう!

平均年収の推移

JALの近年の平均年収の推移をご紹介します。

平成24年度 672万円
平成25年度 690万円
平成26年度 736万円
平成27年度 761万円
平成28年度 859万円
平成29年度 867万円
平成30年度 827万円
令和元年度 839万円

参考:JAL「有価証券報告書等

 

年収は堅調に推移しています。

特に29年度の年収はかなり高くなっています。

年齢別の平均年収・月給・ボーナスの推移

JALの年齢別の平均年収・月給・ボーナスの推移をご紹介します。

年度 月給 年間ボーナス 年収
20~24歳 21万円 105万円 357万円
25~29歳 25万円 123万円 418万円
30~34歳 28万円 138万円 468万円
35~39歳 33万円 166万円 566万円
40~44歳 39万円 193万円 657万円
45~49歳 46万円 230万円 781万円
50~54歳 47万円 234万円 797万円
55~59歳 51万円 253万円 861万円
60~64歳 35万円 175万円 594万円
65~69歳 50万円 252万円 855万円

※厚生労働省の賃金構造基本統計調査を参考にしているため実数値と異なる可能性があります。あくまでも参考値としてください。

手取りの年齢別の平均年収、月給、ボーナスの推移

上記の年齢別の平均年収・月給・ボーナスから所得税・住民税・社会保険料を引いた手取り給料の推移をご紹介します。

年度 月給 年間ボーナス 年収
20~24歳 16万円 81万円 276万円
25~29歳 19万円 94万円 320万円
30~34歳 22万円 111万円 376万円
35~39歳 26万円 130万円 443万円
40~44歳 29万円 147万円 499万円
45~49歳 34万円 170万円 578万円
50~54歳 35万円 177万円 601万円
55~59歳 36万円 179万円 608万円
60~64歳 26万円 130万円 441万円
65~69歳 36万円 178万円 604万円

CA(客室乗務職)の大卒の年齢別の平均年収・月給・ボーナスの推移

JALのCA(客室乗務職)の大卒の年齢別の平均年収・月給・ボーナスの推移をご紹介します。

年度 月給 年間ボーナス 年収
20~24歳 19万円 94万円 318万円
25~29歳 21万円 107万円 362万円
30~34歳 23万円 115万円 391万円
35~39歳 30万円 151万円 513万円
40~44歳 36万円 181万円 615万円
45~49歳 41万円 203万円 689万円
50~54歳 41万円 205万円 696万円
55~59歳 47万円 237万円 807万円
60~64歳 34万円 169万円 573万円
65~69歳 53万円 266万円 906万円

CA(客室乗務職)の高専・線短大・専門卒の年齢別の平均年収・月給・ボーナスの推移

CA(客室乗務職)の高専・短大・専門卒の年齢別の平均年収・月給・ボーナスの推移をご紹介します。

年度 月給 年間ボーナス 年収
20~24歳 19万円 94万円 318万円
25~29歳 22万円 112万円 381万円
30~34歳 28万円 140万円 477万円
35~39歳 29万円 144万円 491万円
40~44歳 29万円 143万円 486万円
45~49歳 41万円 206万円 700万円
50~54歳 40万円 202万円 686万円
55~59歳 44万円 218万円 741万円
60~64歳 22万円 111万円 378万円
65~69歳 18万円 92万円 314万円

業務企画職(地上職・総合職)の大卒の年齢別の平均年収・月給・ボーナスの推移

JALの業務企画職(地上職・総合職)の大卒の年齢別の平均年収・月給・ボーナスの推移をご紹介します。

年度 月給 年間ボーナス 年収
20~24歳 23万円 114万円 386万円
25~29歳 26万円 129万円 440万円
30~34歳 28万円 140万円 475万円
35~39歳 37万円 183万円 622万円
40~44歳 44万円 220万円 747万円
45~49歳 49万円 246万円 837万円
50~54歳 50万円 248万円 845万円
55~59歳 58万円 288万円 980万円
60~64歳 41万円 205万円 696万円
65~69歳 65万円 323万円 1099万円

自社養成パイロット(運航乗務職)の大卒の年齢別の平均年収・月給・ボーナスの推移

自社養成パイロット(運航乗務職)の大卒の年齢別の平均年収・月給・ボーナスの推移をご紹介します。

年度 月給 年間ボーナス 年収
20~24歳 22万円 109万円 369万円
25~29歳 25万円 124万円 421万円
30~34歳 27万円 134万円 454万円
35~39歳 35万円 175万円 595万円
40~44歳 42万円 210万円 714万円
45~49歳 47万円 235万円 800万円
50~54歳 48万円 238万円 808万円
55~59歳 55万円 276万円 937万円
60~64歳 39万円 196万円 665万円
65~69歳 62万円 309万円 1051万円

男性社員の平均年収・月給・ボーナスの推移

JALの男性社員の平均年収・月給・ボーナスの推移をご紹介します。

年度 月給 年間ボーナス 年収
20~24歳 21万円 105万円 357万円
25~29歳 32万円 162万円 550万円
30~34歳 37万円 183万円 621万円
35~39歳 51万円 256万円 870万円
40~44歳 55万円 276万円 939万円
45~49歳 58万円 290万円 986万円
50~54歳 61万円 307万円 1045万円
55~59歳 66万円 332万円 1129万円
60~64歳 44万円 219万円 745万円
65~69歳 72万円 362万円 1230万円

女性社員の年齢別の平均年収・月給・ボーナスの推移

JALの女性社員の年齢別の平均年収・月給・ボーナスの推移をご紹介します。

年度 月給 年間ボーナス 年収
20~24歳 21万円 105万円 357万円
25~29歳 24万円 120万円 407万円
30~34歳 25万円 124万円 423万円
35~39歳 27万円 137万円 466万円
40~44歳 35万円 174万円 591万円
45~49歳 45万円 223万円 757万円
50~54歳 42万円 211万円 719万円
55~59歳 42万円 209万円 712万円
60~64歳 43万円 216万円 733万円

役職別の平均年収・月給・ボーナス

JALの役職別の平均年収・月給・ボーナスをご紹介します。

役職 月給 年間ボーナス 年収
係長級 38万円 188万円 640万円
課長級 45万円 224万円 761万円
部長級 54万円 272万円 925万円

※厚生労働省の賃金構造基本統計調査を参考にしているため、実際の役職名と異なる場合があります。

参考:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」

JALの生涯賃金と航空業界の傾向

JALの生涯賃金は約3億2000万円です。

ANAの生涯賃金が約2億7000万円だったので、比較してみてもかなり高い生涯賃金といえますね。

 

現在、航空業界ではLCC(ローコストキャリア)と呼ばれる格安航空会社が参入し、価格競争が激化しています。

 

そのため、価格以外で顧客を獲得するにはサービスの品質も重要です。

日本航空は過去に倒産した経験があるので、他社よりも社員全員の意識が高くサービスの品質が高いです。

 

ちなみに、「転職して給料を上げたい!」という人は、

転職で給料が上がるケース8選【特に20代後半は上がりやすい】も読んでみてください(^^)

転職で給料が上がるケース8選【特に20代後半は上がりやすい】

JALの会社概要

オフィスビル

JAL(日本航空)の会社概要や事業内容、企業理念、強みなどをご紹介します。

 

JALは1951年に国策のため設立された航空会社です。

戦後初の国内路線を開設したり、国際線の定期輸送を日本で最初に始めたのが日本航空です。

 

1972年に大ブームとなったパンダのカンカン・ランランを運んだのもJALの飛行機だったそうですよ(^^)

 

1987年に民営化されるまで、JALは日本のフラッグ・キャリアとして航空業界を引っ張ってきました。

 

2010年に一度経営破たんしていますが、当時の経営者であった京セラの稲盛和夫さんの陣頭指揮により復活しました。

 

現在では、業界トップクラスの航空会社として日本の航空インフラを支えています。

 

JALの基本情報として、

  • 本社所在地:東京都品川区東品川二丁目4番11号 野村不動産天王洲ビル
  • 資本金および資本準備金:3558億4500万円

となっています。

 

事業内容は、

  1. 定期航空運送事業及び不定期航空運送事業
  2. 航空機使用事業
  3. その他附帯する又は関連する一切の事業

です。

 

JALは国内線だけでなく、国際線もたくさんの路線を飛んでいます。

海外勤務したい人にとってもチャンスが多い企業といえるでしょう(^^)

参考:JAL「会社概要

企業理念

JALグループの企業理念は、

JALグループは、全社員の物心両面の幸福を追求し、
一、お客さまに最高のサービスを提供します。
一、企業価値を高め、社会の進歩発展に貢献します。

引用元:「JALグループ企業理念」

となっています。

 

このグループ企業理念をもとに、「JALフィロソフィ」というJALの社員がもつべき意識・価値観・考え方があります。

 

JALフィロソフィによって社員一人ひとりの意識を変え、全員が一体となって仕事に取り組むことで最高のサービスを提供していくというものです。

 

日本航空に入社したいのであれば、必ず覚えておいたほうが良いでしょう。

参考:JAL「JALフィロソフィ

強み

参入障壁が高い航空業界ですが、JALはANAとともに日本の航空会社最大手として圧倒的な知名度と信頼を確立しています。

 

そして、JALの強みはやはりサービスの質の高さでしょう。

最近では格安航空のLCCが台頭してきていますが、JALでは日本のおもてなし精神と高品質なサービスを提供し続けています。

 

一度経営破たんをしているため、経営コストに関する意識も非常に高くなっています。

 

既存の路線をコスト効率の良い小型機で運営するなどの対策により、現在では利益率の高い経営をおこなっています。

近年の売上・業績の推移

JALの近年の売上・業績の推移をご紹介します。

年度 営業収益(売上) 経常利益 純利益
平成25年度 1兆3093億4300万円 1576億3400万円 1662億5100万円
平成26年度 1兆3447億1100万円 1752億7500万円 1490億4500万円
平成27年度 1兆3366億6100万円 2092億1900万円 1744億6800万円
平成28年度 1兆2889億6700万円 1650億1300万円 1641億7400万円
平成29年度 1兆3832億5700万円 1631億8000万円 1354億600万円
平成30年度 1兆4872億6100万円 1653億6000万円 1508億700万円
令和元年度 1兆4112億3000万円 1025億7100万円 534億700万円

参考:JAL「有価証券報告書

 

すべて堅調に推移しています(^^)

 

ちなみに、「優良企業の見分け方を知りたい!」という人は、

優良企業の見分け方14選【採用されるコツも紹介】にまとめているので、読んでみてください(^^)

優良企業の見分け方14選【採用されるコツも紹介】

JALの従業員数、平均年齢、平均勤続年数の推移

JALの従業員数、平均年齢、平均勤続年数の推移をご紹介します。

年度 従業員数 平均年齢 平均勤続年数
平成24年度 9614人 40.1歳 14.3年
平成25年度 9945人 38.9歳 13.5年
平成26年度 11007人 38.7歳 14.4年
平成27年度 11224人 39.5歳 13.9年
平成28年度 11449人 39.6歳 14.2年
平成29年度 12127人 40.1歳 15.2年
平成30年度 12750人 39.9歳 15年
令和元年度 13541人 39.3歳 14.5年

参考:JAL「有価証券報告書

 

すべて伸びていますね。

就職四季報によるとJALの離職率は2.8%、3年後離職率が8.8%だったので、離職率が低く辞める人は少ないようです。

JALとANAの違い

ターミナル

JALもANAも就職・転職先として大変人気のある企業です。

日本航空に就職したい人は、全日空がどういう会社なのかも知っておく必要があります。

 

そこで、JALとANAでは何が違うのか?を調べてみました。

就活の参考にしてくださいね(^^)

JALは国際線に強く、ANAは国内線に強い?

他のサイトでは「JALは国際線、ANAは国内線が強い」と書いてありますが、そこまで違いはありません。

 

JALは国内線にも強く、特に地方空港に強いです。

近年ANAは国際路線を拡大しており、海外への運行本数が増えています。

 

JALもANAも、国内線・国際線ともに強いと言えるでしょう(^^)

社風が違う

JALとANAでは社風も違います。

 

JALは一度経営破たんをしているため、「二度と同じ過ちは繰り返さない」という考えで、社員一丸となって仕事に取り組んでいます。

 

そのためJALは真面目な雰囲気で、チームワークを大切にしています。

 

ANAは自由な社風で、社員同士の仲が良く、個人主義な部分もあるようです。

接客が違う

交通新聞社新書によると、JALは「公家」「お役所的」「ウエット」な印象で、ANAは「野武士」「豪快」「クール」という印象だそうです。

参考:交通新聞社親書「こんなにも違うJALとANA

 

JALは日本のおもてなし精神で高い品質のサービスを提供し、顧客満足度・ロイヤルティ(再利用意向)で1位を獲得しています。

加盟しているアライアンスが違う

JALはワンワールドに加盟しています。

一方ANAはスターアライアンスに加盟しています。

利益率が高い

JALは経営破たん後の再建で、コストに対する意識を社員全員にしっかり浸透させました。

その結果、低コストで高品質のサービスを実現できています。

CAの仕事

キャビンアテンダント

航空会社には様々な仕事がありますが、花形職業として憧れの職種がCA(客室乗務員)です。

 

CAはどんな仕事をするのか?CAになるためには何が必要なのか?など、客室乗務職に関する情報をまとめました。

CAを目指している人の参考になれば嬉しいです(^^)

CAの仕事内容

客室乗務員の仕事は

  1. 機内サービス
  2. 保安管理

の2つに分けられます。

 

①の機内サービスは名前の通り、機内でお客様にサービスを提供する仕事です。

お客様が機内で安全・快適に過ごせるように、お客様の要望に合わせて機内食や飲み物の提供、新聞や雑誌・毛布の配布などをおこないます。

 

一度のフライトでは何百人というお客様が搭乗します。

入社してから研修はありますが、様々なお客様がいる中でマニュアルだけでは対応することはできません。

 

お客様がどんなサービスを求めているかは、実際に仕事を通して学んでいく必要があります。

 

②の保安管理とは、お客様の安全を守る仕事になります。

離着陸時の注意事項や非常時の説明をするのも保安管理という面で大切です。

 

また、機内に不備がないか安全確認をおこなったり、急病人が出た場合や天候の悪化、ハイジャックなどによる緊急トラブルが起きた場合はCAが適切な対応を素早くおこなわなければなりません。

 

客室乗務員は、空という特殊な環境で起きるトラブルに冷静に対応することも求められます。

CAの良いところ

客室乗務員の仕事の良いところをご紹介します。

色々な場所へ行ける

客室乗務員は国内から海外まで、さまざまな場所に行けることが魅力のひとつです。

いろんな人と触れあえたり、その土地の文化や食事を楽しめます。

お客さまから直接感謝される

客室乗務員はお客様に対して直接サービスを提供するため、その反応をダイレクトに感じることができます。

 

お客様に良いサービスを提供きた時、その場で「ありがとう」と言ってもらえるのがCAの仕事の魅力です。

人と接することが好きな人にとっては、やりがいのある仕事といえるでしょう(^^)

かわいい制服が着られる

これは客室乗務員の特権ともいえるでしょう(^^)

定期的に制服が変わりますが、CAさんの制服は常に話題になります。

 

JALの制服といえば森英恵さんが有名ですよね。

かわいい制服を着られるのがCAの良いところと言えるでしょう(*^^*)

CAの大変なところ

客室乗務員の仕事は大変な部分ももちろんあります。

体調管理が必須

客室乗務員は体力がいる仕事なので、しっかりと体調管理をする必要があります。

国際線勤務の場合、長時間のフライトや時差ボケで体力的にも精神的にも非常に疲れます。

 

体調を崩してしまったら次のフライトに影響するので、常に健康でいなければならないのがCAの仕事の大変なところと言えます。

求められるサービスの要望が高い

特にJALの場合は高品質なサービスを提供しているイメージがあるので、お客様からの期待が大きいです。

そのため、少なからずプレッシャーはあります。

 

お客様が求めているものを察知して、何も言われなくてもサービスが提供できるようになるまでには相当な努力が必要です。

命を預かる仕事である

CAは、空ではお客様の命を預かる仕事でもあります。

そのため、保安要員として覚えなければならないことがたくさんあります。

 

緊急事態のときに客室乗務員が冷静に的確な対応ができないと生死に関わることもあるので、気を引き締めて仕事に取り組む必要があります。

英語力が必要

飛行機には様々な国の人が搭乗しているので、ある程度の英語力は必要になってきます。

 

客室乗務職の応募資格にも「TOEIC600点以上、または同程度の英語力を有する人」と記載されているので、英語に自信のない人は今から勉強しておきましょう!

グランドスタッフの仕事

動く歩道

日本航空ではグランドスタッフの募集はしていませんが、グループ会社ではグランドスタッフの募集をおこなっています。

 

グランドスタッフの主な仕事内容は、

  1. 搭乗手続き
  2. 搭乗案内

の2種類です。

 

①の搭乗手続きは、チェックインカウンターで航空券の発券・荷物の計量・受け取り、座席の指定などをおこないます。

 

お客様に安全に渡航してもらうために、危険物の確認や必要書類の確認なども必要です。

 

②の搭乗案内は、搭乗ゲートでお客様の案内をします。

迷っているお客様をゲートまで案内したり、出発時刻になってもまだ搭乗していないお客様がいれば探しに行ったりもします。

 

上記以外にも様々な仕事があります。

様々な部署と連携して、お客様に安全・快適な時間を過ごしてもらえるようサービスを提供するのがグランドスタッフの仕事といえますね(^^)

新卒の就職難易度

新卒

JALの新卒・既卒採用のインターンや募集職種などをご紹介します。

さっそく見ていきましょう!

インターン

日本航空のインターンシップは、

  1. 業務企画職(事務系/数理・IT系)
  2. 業務企画職(地上職技術系)
  3. 自社養成パイロット
  4. 客室乗務職

の4種類あります。

 

インターン内容は、航空業界やJALについての説明、施設見学などがおこなわれます。

インターンに参加するには選考があるので、JALの各インターンシップページを確認してくださいね(^^)

参考:「JAL INTERNSHIP GATE

募集職種

JALの新卒採用では、

  1. 業務企画職
  2. 運航乗務職(自社養成パイロット)
  3. 客室乗務職(CA)

の3つの募集をおこなっています。

 

①の業務企画職はさらに、

  1. 地上職 事務系
  2. 地上職 数理・IT系
  3. 地上職 技術系

に分けられます。

 

応募資格は大卒以上です。

技術系地上職は、理系の学部学科がさらに条件となっています。

 

②の自社養成パイロットは応募資格に身体条件があります。

  • 各眼の矯正視力が1.0以上であること(裸眼視力の条件はなし)
  • 各眼の屈折度がー6.0〜+2.0ジオプトリー内であること(オルソケラトロジーを受けていないこと)
  • 心身ともに健康で、航空機の乗務に支障がないこと

となっています。

受験の機会も1度しかないので、パイロットは就職難易度が高いと言えます。

 

③の客室乗務職は、大卒以外にも専門・短大・高専卒の人が応募できます。

 

しかし、その他の応募資格として、

  • TOEIC600点以上
  • 呼吸器、循環器、耳鼻咽喉、眼球、脊椎などが航空機の乗務に支障なく、必要な体力を有し、心身ともに健康な人
  • コンタクトレンズ矯正視力が両眼とも1.0以上
  • 土曜・日曜・祝祭日、年末年始を問わず、早朝および深夜を含む交替制勤務が可能である人

があるので、客室乗務職に応募するのはハードルが高いことがわかります。

選考フロー

それぞれの選考情報をご紹介します。

 

①の業務企画職の選考フローは、

  1. 書類選考
  2. 適性検査
  3. 面接試験など

となっています。

 

②の自社養成パイロットの選考フローは、

  1. 書類選考(エントリーシート)
  2. 一次試験(心理適性検査)
  3. 二次試験(集団面接・適性検査)
  4. 三次試験(個人面接)
  5. 四次試験(飛行適性検査)
  6. 五次試験(英会話面接・身体検査)
  7. 六次試験(最終面接)

とかなり選考が長いです。

 

③の客室乗務職は、

  1. 書類選考・筆記試験
  2. 面接・健康診断・体力測定・適性検査など

となっています。

 

選考の段階によって実施場所が異なるのでしっかり確認をしておきましょう!

パイロットと客室乗務職は身体検査がおこなわれるため、健康であることが条件です。

 

また、どの職種も英語力が必要となり、特に客室乗務職は応募資格にも英語力が条件となっているため、就職難易度は高いです。

参考:JAL・新卒採用「業務企画職(地上職 事務系)」「業務企画職(地上職 数理・IT系)」「業務企画職(技術系)」「自社養成パイロット」「客室乗務職

学歴は関係あるのか?

JALに就職するのに学歴は関係します。

応募資格がCA以外は大卒以上となっているからです。

 

過去の採用実績校を調べてみると、

  • 東京大学
  • 慶應義塾大学
  • 早稲田大学
  • 明治大学
  • 青山学院大学
  • 法政大学
  • 専修大学
  • 東京理科大学
  • 東京海洋大学
  • 日本大学
  • 首都大学東京

など、様々な大学から採用しています。

 

そのため、大卒以上である必要はあるけど、どこの大学が有利ということはないようですね(^^)

中途採用(既卒)の就職難易度

前を向く女性

続いて、中途採用の募集職種や選考フローをご紹介します。

募集職種

JALの中途採用(既卒)の募集職種も新卒採用と同じく、

  1. 業務企画職
  2. 運航乗務職(自社養成パイロット)
  3. 客室乗務職(CA)

の3つの募集をおこなっています。

新卒と違うのは応募資格。

 

①の業務企画職は年間を通してエントリーが可能で、

  • 35歳程度まで
  • 大卒以上で就業経験のある人
  • 国内外問わず勤務できる人
  • 今までにJALの同じ職種で受験を受けたことがない人

が応募資格となっています。

 

年齢制限はありますが、35歳まではOKなのでチャンスはありそうですね(^^)

 

②の運航乗務職の応募資格は、

  • 大卒以上
  • 就業経験は問わない
  • 30歳程度まで
  • 事業用操縦士免許を持っていない人

となっています。

身体条件は新卒の内容と同じです。

 

③の客室乗務職の応募資格は新卒採用とほぼ同じ内容ですが、その他に、

  • JAL客室乗務員(正社員)の新卒採用との重複応募をしていないこと
  • 就業経験は問わない

が条件となります。

 

募集の条件としては、そこまで就職難易度は高くありません。

ただし、JALは超人気企業なので、採用倍率は高いです。

選考フロー

各職種の選考フローをご紹介します。

 

業務企画職の選考フローは、

  1. WEB書類選考
  2. 適性検査
  3. 面接選考など

となっています。

 

②の自社養成パイロットと③の客室乗務職の選考フローは新卒採用の内容と同じです。

参考:JAL・既卒採用「業務企画職(地上職 事務系)」「業務企画職(地上職 数理・IT系)」「業務企画職(技術系)」「自社養成パイロット」「客室乗務職

面接で聞かれること

日本航空の面接で聞かれる可能性のあることをまとめました。

  • 一度破綻したJALを選ぶ理由
  • ANAではなく、なぜJALなのか?
  • 仕事を選ぶ上で大切にしていること
  • 今まで頑張ったこと
  • 苦手な人にはどう対応する?
  • 過去の失敗談
  • JALで実現したいこと
  • JALフィロソフィで1番好きなものは?
  • 最近感動したこと
  • 自分を動物に例えると?

などとなっています。

 

志望動機には明確な理由が必要です。

「なぜJALでなければならないのか?」をしっかり伝えられなければ、就職難易度の高い日本航空の面接は突破できません。

求める人材

JALが求めている人物像は、

  • 感謝の心を持って謙虚に学べる人
  • 失敗を恐れない人
  • チャレンジ精神のある人
  • 最後まで責任を持ってやり遂げる人
  • 仕事に誇りを持てる人
  • プロ意識のある人
  • 採算意識を持てる人
  • 異なる文化や価値観を尊重できる人
  • グループワーク良く働ける人
  • 感謝の気持ちを形にして返せる人

などとなっています。

 

JALフィロソフィに基づいた人財像であり、求められることはたくさんあります。

 

なかなか求める人財レベルは高いようですね。

参考:JAL「求める人財像

 

ちなみに、あなたがJALに向いてるかも大事ですが、素のあなたがどんな仕事に向いてるかも知っておきましょう。

もしかしたら、他にもっと向いてる仕事があるかもしれないからです。

 

考える女性

んー、でも私に向いてる仕事って何だろう?

という人は、向いてる仕事がわからない人へ【19タイプ別の向いてる仕事一覧】を読んでみてください。

 

タイプ別に向いてる仕事をまとめているので、あなたに向いてる仕事がすぐわかります。

見落としていた天職に出会えるかもしれませんよ(^^)

自分に向いてる仕事がわからない人におすすめの適職診断|40タイプ別の転職先

福利厚生

日本航空の福利厚生は、

  • 各種社会保険
  • 寮・社宅制度
  • 社員割引制度
  • フレックス制度
  • テレワーク制度
  • 勤務時間選択制度

などとなっています。

 

社員割引制度は、航空券を無料または割引価格で利用できます。

旅行好きな人にとっては非常に嬉しい制度ですね(*^^*)

 

働き方改革にも取り組んでいて、社員が自由にやりがいを持って働けるような環境作りにも努めています。

参考:JAL「ワークスタイル変革

研修・教育制度と人事評価制度

研修

日本航空の研修制度や人事評価制度についてご紹介します。

研修・教育制度

JALの研修・教育制度では、

  • 安全教育
  • JALフィロソフィ教育
  • JALブランド教育
  • 各階層別研修
  • 自己啓発プログラム
  • 経営力向上研修
  • 公募型チャレンジ研修
  • グローバル研修

などをおこないます。

 

日本航空は新人教育にも力を入れていて、グループ全体の新人研修が春と秋にあります。

全社員が企業理念とJALフィロソフィについて学び、理解して仕事に取り組みます。

 

また、語学研修にも力を入れています。

希望者は全員英語学習のクラスに無料で参加できて、TOEIC受験も会社が費用を負担してくれます。

 

英語力は仕事をする上で必要なので、無料で勉強できるのは良さそうですね(*^^*)

人事評価制度

人事制度については、

  1. グローバルHR方針
  2. グループマネジメント制度

を導入しています。

 

①のグローバルHR方針は、本人の実力や意欲、リーダーに相応しい人格に応じて、人財の育成・登用を進めていく制度です。

 

②のグループマネジメント制度は、能力と意欲のある社員が出身会社の枠にとらわれないで登用される制度です。

会社は関係なく、お互いに成長できる制度といえます(^^)

 

評価制度は職種によって若干異なります。

基本的にはMBO評価(設定した目標の達成度合いを半期ごとに上司と振り返り、達成度に応じて評価が決まる)がおこなわれます。

 

結果だけでなくプロセスも評価されるみたいですよ(*^^*)

参考:JAL「人財育成・人事制度

休日・休暇

ハワイ

日本航空の休日や休暇をご紹介します。

休みは職種によって異なります。

 

業務企画職は土日休みの完全週休2日制で、その他に祝日や年末年始も休みです。

 

自社養成パイロットは原則として月に10日間の休みがあります。

変則勤務になるため休みはバラバラですが、月の休みは多いですね(^^)

 

客室乗務員はシフト勤務となり、休みは変則になります。

 

休暇は、

  • 年次有給休暇
  • 慶弔特別休暇
  • 産前・育児休職制度
  • 配偶者転勤同行休職制度
  • 介護休職制度

などがあります。

 

休みもしっかり取れそうですね(*^^*)

JALの評判・口コミ

JALの評判・口コミ

JALの評判や口コミをご紹介します。

女性の働きやすさや仕事のやりがい、社風など、実際にJALで働いている人たちの声をまとめました。

 

※さらに詳しい評判・口コミは、転職会議でわかります。

チームワークが良い

JALフィロソフィが全社員に根付いているため、チームワーク良く働くことができます。

 

配属先によりますがお互いに助け合う文化があるので、わからないことがあっても丁寧に教えてもらえるそうです(^^)

サービスが一流

やはり、JALの接客サービスはトップレベルです。

日本のおもてなし精神を取り入れているため顧客満足度も高いそうです。

 

言葉遣いや所作など一流の接客方法を直に学べるので、学びの多い職場といえるでしょう(^^)

労働組合が強い

JALは労働組合が強いことで有名です。

社員の賃金維持や交渉も労働組合の力が大きいです。

 

福利厚生が良いのも労働組合の影響が大きいです。

風通しが良くなった

日本航空が再建されてから風通しが良くなったという声がありました。

 

昔は上下関係がかなり厳しかったのですが、今ではだいぶやわらかい雰囲気になったようです(^^)

 

以前より意見も言いやすくなったみたいですね。

採算意識が高くなった

これも経営破たん後からですが、全社員のコストに関する意識が非常に高まりました。

 

コスト管理は仕事をする上で必要不可欠なものです。

採算意識が高くなったことにより、JALの業績も見事に回復しています(^^)

プライドと誇りをもって働いている

JAL社員はプライドと誇りを持って働いている人が多いそうです。

 

一人ひとりがプロ意識を持って、お客様に安全・快適な時間を過ごしてもらえるよう努力しています。

 

そのためモチベーションの高い人が多く、良い刺激をもらえるみたいですよ(^^)

飛行機にタダで乗れる

JALの社員であれば飛行機に無料か、かなりの割引価格で乗ることができます!

 

国内・海外両方とも行けるので、空いていれば休みの日にフラッと旅に出ることもできるそうです。

 

旅行が好きな人にとっては最高の会社ですね(^^)

お客様に直接感謝される

空港には毎日たくさんの人が集まってきます。

 

お客様が求めるサービスは様々で、その求めるものを提供できた時に「ありがとう」「本当に助かりました」といった声をかけてもらえることにやりがいを感じるそうです(*^^*)

何事もなくフライトが終わったときが一番のやりがい

緊急のトラブルもなく、無事にお客様や貨物を目的地まで届けることができたときは達成感を感じるそうです。

 

フライトが毎回100%安全というわけではありません。

そのため、常に全員が安全意識を持ち、緊張感を持って仕事に取り組むことが重要です。

 

フライトを無事に終えることが一番の仕事のやりがいという声もありました。

ワークライフバランスはどう?

部署や職種によって異なりますが、近年ワークライフバランスが良くなってきているそうです(^^)

 

フレックスタイム制度や在宅勤務、テレワーク制度が広がってきているので、ライフスタイルに合わせて働くことも可能です。

 

客室乗務職やパイロットはシフト勤務となるので、休みがバラバラになるのは覚悟しておきましょう。

 

しかし、客室乗務職は毎フライト仕事が完結するので、プライベートと仕事のメリハリはつけやすいという声もありました(*^^*)

女性の働きやすさ

JALは女性社員が多いため、福利厚生制度が整っていて働きやすい環境になっています。

 

産休・育休制度は希望すればきちんと取得することができます。

客室乗務員であれば妊娠がわかった時点で産休を取るか、産休を取るまで空きがあれば地上勤務職に異動して働くことも可能みたいですよ(^^)

 

育休は子どもが3歳になるまで取得できて、職場復帰しても子どもが小さいうちは深夜勤務が免除されるなどの配慮があります。

 

仕事では男性女性といった差別もなく、女性の管理職も多く登用されています。

 

キャリアアップしたい人には、やりがいを持って働くことができる会社といえるでしょう!(^o^)!

まとめ

夜間飛行

JALは一度は経営破たんしましたが、現在では業績も回復して信頼を取り戻しています。

 

年収が高いことと職場環境が改善したことで、就職先ランキングでも上位をキープしている企業です。

 

そのため、就職難易度は高いといえるでしょう。

応募資格や求める人財像からもわかるように、日本航空に入社するのはハードルはかなり高いです。

 

「なぜJALで働きたいのか?」が明確でない人はよく考えてから応募しましょう。

 

日本航空で学べることはとても多いので、本気で就職したい人にはオススメの会社です。

 

また、JALに限らず、あなたに向いてる仕事への就職も検討しましょう。

向いてる仕事は、下記の好循環が起きるから。

  1. 仕事ができてしまう
  2. 上司にほめられる
  3. ほめられて嬉しいから、もっと頑張る
  4. もっと頑張るからもっと成果が出る
  5. 自信がついて、人生が楽しい

 

あなたに向いてる仕事は、向いてる仕事がわからない人へ【19タイプ別の向いてる仕事一覧】を読むと一発でわかります。

念のため、JAL以外の就職先も考えてみて、後悔のない就職をしましょう。

 

あなたの就職の参考になれば幸いです!