
大企業に向いていない人の特徴を知りたいな。
できれば大企業に就職した方が良さそうだけど、
そもそも僕は大企業に向いてるのかな?
ミスマッチな会社に就職したくないんだよね。
できれば、自分に合う会社で成長していきたいな。
こういった就活生さんの疑問に答える記事です。
本記事でわかることは下記のとおり。
- 大企業に向いていない人の特徴がわかる
- 大企業に向いていない人におすすめの就職先がわかる
- 中小企業やベンチャー企業に就職した場合の人生プランがわかる
僕、佐藤誠一は、下記の大企業に勤めた経験があります。
- 郵便局
- 外資系の保険会社
その結果、大企業に向いていない人の特徴を9つにまとめました。
5つ以上あてはまるなら、大企業はおすすめしません。
実体験に基づく内容なので、けっこう信ぴょう性があるかと。
大企業で勤めた後は、
- 中小企業
- ベンチャー企業
- 起業(今ここ)
の順でキャリアを積んでます。
僕は大企業に向いてなかったので、大企業を辞めて本当によかったと思ってます。
今は、大企業に勤めてたころより、かなり幸せです。
大企業に就職を考えてる人の参考になればうれしいです。
目次
大企業に向いていない人の9つの特徴【経験者がまとめました】
大企業に向いていない人の特徴は、下記の9つです。
- 将来、起業したい人
- 手に職をつけたい人
- 自分の意思で仕事を進めたい人
- 仕事にスピードを求める人
- 集団行動が苦手な人
- 若くして出世したい人
- 変化を好む人
- ムダが嫌いな人
- 転勤したくない人
5つ以上あてはまるなら、大企業はおすすめしません。
1つずつ解説していきますね。
①将来、起業したい人
理由は、経営スキルが身につかないから。
大企業は会社の歯車になってしまうので、経営者の感覚は身につかないですね。
将来的に起業も考えてる人は、中小企業やベンチャー企業で経験を積んだ方が早いです。
社長との距離が近いので、経営スキルが身につきます。
②手に職をつけたい人
業務が細分化されすぎて、手に職がつかないからです。
その大企業でしか使えない、細かいスキルしか身につきません。
終身雇用も崩壊して不安定な時代なので、手に職をつける方が大企業に就職するより安定します。
中小企業やベンチャー企業の方が任される仕事の幅が広く、速く手に職がつきますよ。
③自分の意思で仕事を進めたい人
大企業は、マニュアル重視だから。
歓迎されないのは、下記のとおりです。
- 創意工夫
- 前例のないこと
- 人と違うこと
中小企業やベンチャー企業の方が好きにやらせてくれるので、自分の意思で仕事をしたい人にはおすすめです。
④仕事にスピードを求める人
大企業はスピードが遅いから。
何をするにも上の許可や、株主の許可が必要なので、すごく遅いです。
スピード重視で仕事をしたい人は、裁量権が多い中小企業やベンチャー企業が良いでしょう。
※裁量権=自分で決めて動いていい権利のこと。
⑤集団行動が苦手な人
大手企業は、個人戦ではなく団体戦なので。
何をするにもチームで動くので、集団行動が苦手な人には向きません。
中小企業・ベンチャー企業など、人数の少ない会社の方が合ってますね。
⑥若くして出世したい人
年功序列が残ってるから。
基本的に社歴の長い人から出世するので、どんなに成果を出しても出世が遅いです。
スピード出世したいなら、実力主義の会社に就職しましょう。
実力主義は、ベンチャー企業に多いです。
⑦変化を好む人
理由は、大企業は変化したがらないから。
役職者は「何事もなく退職したい」という人が多く、変化して問題を起こすのを嫌います。
変化に富んだ環境で働きたいなら、ベンチャー企業がおすすめです。
⑧ムダが嫌いな人
大企業はムダが多いから。
- 何かやるにも、いろんな人の許可が必要
- 会議のための会議がある
- 仕事のための仕事が多い
など、かなりムダが多いですね。
ムダなことをしたくない人は、ベンチャー企業がおすすめです。
業務が極限まで効率化されてますよ。
⑨転勤したくない人
大企業は全国に拠点があるから。
人事で決まったことに逆らうと、
- 出世できない
- 昇給できない
- 会社に居づらくなる
などのデメリットがあります。
拠点が少ない中小企業やベンチャー企業は、転勤がありません。
あなたはいくつ当てはまりましたか?【5つ以上ならおすすめしない】
5つ以上あてはまった人は、大企業に向いてません。
次に解説する、
- 中小企業
- ベンチャー企業
がおすすめです。
大企業に向いていない人は中小企業やベンチャー企業がおすすめ
ということで、5つ以上あてはまった人は、中小企業やベンチャー企業がおすすめです。
理由は、中小・ベンチャーは下記ができるから。
- 社長と距離が近いので、経営スキルが身につく
- 業務の幅が広いので、手に職が身につく
- 裁量権があるので、自分の意思で仕事を進められる
- 裁量権があるので、スピーディーに仕事ができる
- 人数が少ないので、個人戦が多い
- 成果を出せば早く出世できる
- 実力主義で仕事ができる
- 仕事にムダが少ない
- 転勤がない
共感できるなら、中小・ベンチャーも選択肢に入れて良いでしょう。
中小企業とベンチャー企業の違い

そもそも、中小企業とベンチャー企業の違いって何?
カンタンにいうと下記のとおり。
- 中小企業:大企業より売上が小さい会社(老舗含む)
- ベンチャー企業:新しくて成長段階の会社
下の図のとおり、中小企業の中にベンチャー企業が入ってるイメージです。
まぁ、広い意味でいうと2つの差はあまりないんですが、先進的な仕事をしたい人はベンチャー企業の方が良いかと。
中小企業やベンチャー企業でも稼げます

中小とかベンチャーって、大企業より給料が安いんでしょ?
一般的には、大企業の方が給料が高いですね。
厚生労働省のデータのよりと、大企業と中小企業(ベンチャー企業)の年収は下記のとおり。
- 大企業:591万円
- 中小・ベンチャー:442万円
ただし上記はあくまで平均値でして、中小・ベンチャーの中には大企業並みの給料を出してる会社もあります。
この辺は、中小企業の平均年収は442万円【中小でも年収1000万円を稼ぐ方法】にまとめてます。
中小・ベンチャーでも稼ぎたい人はどうぞ。
優良な中小企業・ベンチャー企業の見つけ方

優良な中小・ベンチャーって、どうやって探すの?
大企業は情報多いからわかりやすいけど、中小・ベンチャーって探しにくくない?
という人のために、下記の4記事をすでに執筆済みです。
優良な中小・ベンチャーに出会えるので、参考にどうぞ。
中小企業・ベンチャー企業に就職した場合の3つの人生プラン

中小・ベンチャーに就職すると、どんな人生になるの?
具体的には下記のような人生が可能です。
- スキルを身につけて大企業に転職
- スキルを積んで他の企業の役職者に転職
- スキルを積んで起業
簡単にいうと、スキルが身につくので人生の選択肢が増える感じ。
可能性の多い人生にしたい人向けです。
1つずつ解説しますね。
①スキルを身につけて大企業に転職
大手に転職も可能です。
前述のとおり、中小はスキルが身につくので、ちゃんと仕事すれば大手も欲しがる人材になれるから。
大手の中途採用は学歴ではなく、即戦力人材が採用されるので、スキルがあれば大手に転職できますよ。
【そもそも】転職に有利なスキル7選

スキルって、どんなスキルを身につければいいの?
転職に有利なスキルは下記の7つです。
- プログラマー
- インフラエンジニア
- 営業
- 施工管理(現場監督)
- CADオペレーター
- 宅地建物取引士
- 電気工事士
これらは現在も今後も需要が高いので、大企業を含め転職に有利です。
7つすべて、中小・ベンチャーでスキルを身につけることが可能。
手に職をつけたい人は、上記7つが有効です。
詳しくは、手に職がつくおすすめの仕事7選【サラリーマン辞められます】にまとめたのでどうぞ。
※おすすめしないスキルも解説してます。
最初は中小でスキルを磨く方が、いきなり大企業より安泰かも
- ずっと大企業:その企業でしか役立たないスキル
- 中小・ベンチャー→大企業:つぶしが効く状態で大企業で働ける
この2つの人生の安泰の差は、けっこう大きい。
今は終身雇用も崩壊してるので、中小・ベンチャー→大企業のキャリアアップは、けっこう時代に合ってると思いますよ。
ずっと大企業で働いて、他で通用するスキルがないまま40代でリストラされたら、人生終わりです。
メガバンクや大手メーカーが大規模なリストラをやってるので、割と現実的な悲劇かと。
②スキルを積んで他の企業の役職者に転職
中小・ベンチャーでスキルを身につければ、他の企業の役職者に転職できるケースもあります。
役職者とは、
- 課長
- 部長
- マネージャー
などなど。
実力主義の会社なら、若くして役職者として活躍できますよ。
※ただし、きちんとスキルを身につければですが。
スキルがあると転職を機に年収が上がる
スキルがあるほど、給料の交渉をしやすいから。
希望の給料をもらえないなら、他の会社に行けばいいだけです。
プロスポーツ選手のフリーエージェントみたいなもんですね。
スキルがある人ほど何回も転職するし、転職のたびに給料を上げていきます。
IT系なんかだと、年収1000万円以上も可能ですよ。
③スキルを積んで起業
スキルがあれば、そもそも会社に所属する必要がありません。
自分で稼げるので起業できます。
僕はこの人生プランを選び、割と幸せです。
【個人的感想】終身雇用が崩壊した今、サラリーマンである必要ある?
そもそもなんですが、終身雇用が崩壊したのにサラリーマンで居続ける必要ってあるんでしょうか?
企業は個人を守り切れないなら、手に職をつけるしかありません。
でも、手に職をつけたらサラリーマンじゃなくても稼げます。
事実、現在の僕はフリーランスのWebライターですが、年収750万円くらいあります。
毎日家でパソコン作業なので、なんとも気楽な毎日です。
わざわざ出勤して、余計な人間関係を気にするサラリーマンに疲れてしまいました。
結論、最初はサラリーマンで就職しつつ、スキルを身につけたら起業していいと思ってます。
大企業か中小・ベンチャーか迷うならキャリアカウンセラーに相談

大企業にするか、中小・ベンチャーにするか、決められないなぁ
という人は、キャリアカウンセラーにも相談すればOK。
あなたに合ってる方を、客観的にアドバイスしてくれますよ。
また、キャリアカウンセラーによっては、優良な中小・ベンチャーの企業リストも持ってるので、企業研究が楽に終わります。
気軽に相談できるキャリアカウンセラーは、
ウズウズという就職エージェントにいるのでどうぞ。
就職エージェントの中で、トップクラスに長い相談時間をとってくれるので、じっくり相談できます。
もちろん無料だし、ウズウズから紹介される企業に就職しなくてもいいので、相談しておいて損はないかと。
ウズウズに関しては、ウズキャリの評判や口コミをご紹介【悪い評判がある理由も解説】にまとめてます。
まとめ【大企業に向いていない人は中小・ベンチャーがおすすめ】
最後にもう一度、大企業に向いていない人の9つの特徴をまとめておきます。
- 将来、起業したい人
- 手に職をつけたい人
- 自分の意思で仕事を進めたい人
- 仕事にスピードを求める人
- 集団行動が苦手な人
- 若くして出世したい人
- 変化を好む人
- ムダが嫌いな人
- 転勤したくない人
5つ以上あてはまるなら、大企業はおすすめしません。
ぶっちゃけ、中小・ベンチャー がおすすめです。
中小・ベンチャーの方がスキルが身につきやすいので、終身雇用が崩壊した現代では安泰だと思います。
大企業か中小・ベンチャーを迷う人は、キャリアカウンセラーにアドバイスをもらうのもアリかと。
ウズウズという就職エージェントは、無料でじっくり相談にのってくれます。
※ウズウズに関しては、ウズキャリの評判や口コミをご紹介【悪い評判がある理由も解説】にまとめてます。
また、大企業の仕事の特徴をわかりやすく解説してるYoutubeがあるので、参考までに。
あなたの就活の参考になればうれしいです!