元営業事務が具体的な仕事内容を説明する【悲報:電話営業あります】

考える女性

営業事務の仕事内容を知りたいな。

求人情報でよく見るんだけど、一般事務と何がちがうの?

私にできる仕事なのかなぁ?

こういった疑問に答える記事です。

本記事でわかることは下記のとおり。

  • 営業事務の仕事内容がわかる
  • 良いところ・悪いところがわかる
  • 営業事務に向いてる人の特徴がわかる
  • 営業事務に転職する方法がわかる
  • 営業事務以外のおすすめの仕事がわかる

 

僕、佐藤誠一は営業事務の経験があります。

年齢 会社 雇用形態
23~25歳 派遣会社 アルバイト
35~36歳 ベンチャー企業 アルバイト

営業事務の経験がある僕が書いたので、けっこう信ぴょう性あるかと。

意外な業務もあるので、転職する前に営業事務の全貌を知っておきましょう。

元営業事務が具体的な仕事内容を説明する【営業あります】

元営業事務が具体的な仕事内容を説明する【営業あります】

営業事務をカンタンにいうと、営業マンのアシスタントです。

営業マンが顧客に集中するために、雑務を行います。

 

具体的な営業事務の仕事内容は下記のとおり。

  • 営業の資料作成
  • 請求書や伝票の作成・発送
  • 見積書や契約書の作成
  • 入金チェック
  • 営業の経費精算
  • 展示会の準備
  • 来客対応
  • 電話対応
  • クレーム対応
  • 顧客へのアポ取り
  • 電話営業で新規開拓

 

意外なのは「電話営業で新規開拓」ですよね。

会社にもよりますが、営業事務が電話営業する会社はけっこうあります。

【悲報】電話営業があります

  • 営業事務が電話で新規開拓してアポをとる
  • アポをとった先に営業マンが訪問する

 

みたいな会社もあるから。

うなずく女性

事務職だから営業はないだろう

安心してると危険ですよ。

 

電話営業したくない人は、入社前に必ず確認しましょうね。

※ただし、電話営業できる人の方が採用されます。

事前に確認しても後から方針が変わって電話営業させられることアリ

入社前に電話営業がないことを確認しても、ずっと同じ業務とは限りません。

売上が不振になれば、営業事務にも電話営業させるでしょう。

 

今は電話営業がなくても、今後はする可能性あるので覚悟しておきましょうね。

【体験談①】派遣会社の営業事務の仕事内容

僕が派遣会社の営業事務をやってたときも、新規開拓の電話営業やってましたよ。

ようは「派遣を使いませんか?」と、電話帳の上から企業に電話をかけまくるんです。

  • ガチャ切り
  • 冷たい対応
  • 怒られる

 

とかがしょっちゅうでしたね。

 

人格否定される感覚なので、けっこうメンタル削られましたよ。

【体験談②】ベンチャー企業の営業事務でも電話営業があった

冒頭でお伝えしたベンチャー企業の営業事務でも、電話営業で新規開拓やってました。

FPさん向けの研修会社だったんですが、下記の営業電話があった感じ。

  • FPさんのリストに上から順に電話して研修を勧める
  • ハウスメーカーに新規のアポ取りの電話
  • 展示会でアンケート書いてくれた人にアポ取りの電話

 

普通に新規の営業電話なので、メンタルきつかったです。

ちなみに、一般事務との違い【電話営業の有無】

ぶっちゃけ、営業事務と一般事務の差はほとんどなし。

しいて言えば、営業事務は電話営業があるくらいですかね。

 

電話営業をしたくない人は、一般事務に応募しましょう。

ただし、残念ながら一般事務は、人気なのに募集が少ないので超難関です。

営業事務に必要なスキル【電話営業スキルも必要】

営業事務に必要なスキルは下記です。

  1. パソコンスキル:ワードとエクセルはもちろん、パワーポイントスキルも必要
  2. 電話対応スキル:かかってきた電話に対応
  3. 電話営業スキル:新規顧客を電話で開拓してアポとるスキル

 

この3つがあれば、営業事務でやっていけます。

どれか1つでもないと、採用されること自体が難しいですね。

MOS資格は最低限です

マイクロソフトオフィスのスキルを証明するMOS資格は、最低限取得しておきましょう。

「MOSがあるから採用される」ということはありませんが、ないと話になりません。

 

まだMOS資格を取得してない人は、

ヒューマンアカデミーなど大手の資格スクールでサクッと取得しておきましょう。

短期間で合格できるので、今のうちに取得しておくと良いですよ。

営業事務の良いところ【室内で働けます】

実際に営業事務で働いて、良かったところは下記のとおり。

  • 室内で働ける【暑くない、寒くない】
  • 肉体労働はない
  • ランチが楽しみ
  • 土日祝は休みが多い

 

仕事自体はぶっちゃけ雑用なので楽しくないですが、上記3つはよかったですね。

営業事務の悪いところ【激務です】

反対に、悪いところは下記でした。

  • けっこう激務【処理能力が超必要】
  • 電話が辛い
  • クレーム対応が辛い

 

なんだかんだで、けっこう忙しい仕事です。

営業マンから次々に仕事が振られてくるし、急な電話対応もあってずっとバタバタします。

 

仕事の処理能力が遅い人はムリだと思います。

悪いのは営業マンなのに、クレームで怒られるのも辛いところ。

【悲報②】たぶんAIに奪われる【将来性が不安】

残念ながら、営業事務はAIに仕事を奪われる可能性あり。

単純作業はAIでもできるから。

 

今から営業事務のスキルを身につけても、将来に職を失う危険性もあるでしょう。

将来性が不安なので、個人的にはおすすめしません。

営業事務の給料相場【あまり稼げない】

営業事務の平均年収は、300万~400万円台ってところです。

正確なデータはないのですが、だいたい合ってると思います。

なぜなら、事務職は給料が高くないから。

 

残念ですが、事務職=誰でもできる仕事と思われてるため、給料が低いんです。

稼ぎたい人には向きません。

営業事務に向いてる人の9つの特徴

営業事務に向いてる人をまとめると、下記の9つです。

  1. 電話が得意な人
  2. 営業スキルがある人
  3. パソコンスキルがある人
  4. クレームに強い人
  5. 仕事の覚えが速い人
  6. 仕事の処理能力が高い人
  7. 臨機応変に動ける人
  8. 仕事のミスが少ない人
  9. 理不尽に耐えられる人

 

5つ以上あてはまるなら、営業事務に向いてます。

あなたはいくつ当てはまりましたか?

営業事務に転職する方法【電話営業スキルをアピール】

営業事務に転職する方法【電話営業スキルをアピール】

考える女性

ちなみに、営業事務に転職するには、どうしたらいいのかな?

営業事務に転職する方法(採用される方法)は、下記のとおりです。

  1. 電話営業スキルをアピールする
  2. 知り合いのコネを使う
  3. Webマーケティングスキルをアピールする

 

このうち1つでもあれば、営業事務に採用されやすいですよ。

【その前に】そもそも営業事務に転職するのは難しいです。

令和元年の厚生労働省の発表した、営業事務の有効求人倍率は0.96倍。

参考:厚生労働省「一般職業紹介状況

 

つまり営業事務の求職者1人に対して、1件の求人がありません。

令和2年はコロナ不況が始まったので、さらに転職は困難になってます。

なので営業事務に転職するには、けっこう戦略が必要です。

 

具体的な戦略が、上記の3つです。

  1. 電話営業スキルをアピールする
  2. 知り合いのコネを使う
  3. Webマーケティングスキルをアピールする

 

1つずつ解説しますね。

①電話営業スキルをアピールする

前述のとおり、電話営業ができると採用されやすいです。

事務だけでなく、電話営業もできる人は重宝されるので。

 

テレアポのコールセンターとかで勤めてた人は、けっこう有利です。

②知り合いのコネを使う

友人・知人に、営業事務の募集がないか聞いてみましょう。

意外と「知り合いの社長が人を探してる」みたいな情報はあるものです。

 

前述のとおり、事務は募集が少ないのでコネを使った方が転職しやすいもの。

ちなみに僕も、ベンチャー企業の営業事務はコネです。

③Webマーケティングスキルをアピールする

Webマーケティングスキルがある営業事務は、最強ですね。

集客スキルがあるから。

 

具体的には、下記の経験があると超有利ですよ。

  • ブログでちょっと稼いだことがある
  • Youtubeでチャンネル登録1000人以上
  • SNSのフォロワー1000人以上

 

企業は集客したいと思ってるので、Webから集客できるスキルがあると採用されやすいです。

営業事務以外のおすすめのオフィスワーク【手に職がつく仕事内容】

営業事務以外のおすすめのオフィスワーク【手に職がつく仕事内容】

繊細な女性

営業事務、ちょっとムリっぽいかなぁ…

電話営業とかあったら、絶対やりたくないし…

 

営業事務以外で、なんかおすすめの仕事はあるかな?

できたらオフィスワークがいいな。

営業事務以外でおすすめのオフィスワークは下記の3つ。

  1. プログラマー
  2. CADオペレーター
  3. 宅地建物取引士

 

手に職もつくので、営業事務より将来性アリです。

1つずつ解説しますね。

プログラマー【未経験からなれます】

簡単にいうと、Webサイトとかアプリを作る仕事です。

プログラミング言語を勉強する必要がありますが、今は安価でプログラミングを勉強できるので参入しやすい時代。

文系でも未経験でもなれます。

 

IT業界の仕事なので、将来性もバツグンで年収も高めです。

手に職つくので、子育てしながら在宅で仕事も可能。

 

プログラマーについては、プログラマーの仕事のきついところ5選【ただしノマド生活も可能です】にまとめています。

プログラマーの仕事のきついところ5選【ただしノマド生活も可能です】

CADオペレーター【未経験からなれます】

別名「手に職がつく事務職」です。

設計士が作ったデザインを、CADという設計ソフトに入力する仕事。

手に職がつくので、将来性も問題なし。

 

スキルアップして、在宅で働く女性も多いですよ。

しっかり研修してくれる会社も増えてるので、未経験でも転職できます。

 

詳しくは、手に職がつくおすすめの仕事7選【サラリーマン辞められます】にまとめてます。

手に職がつくおすすめの仕事7選【サラリーマン辞められます】

宅地建物取引士【資格とればOK】

別名「もっとも潰しのきく資格」です。

不動産を扱う会社は、一定割合以上の宅地建物取引士を雇用する義務があるから。

資格があれば、年齢が上がっても転職は有利です。

 

LECなど国家資格に強いスクールで勉強すれば、1年くらいで合格も可能。

1年本気で勉強して、安定を手に入れる女性も多いですよ。

まとめ【営業事務の仕事内容には電話営業もあるので要注意】

まとめ【営業事務の仕事内容には電話営業もあるので要注意】

この記事をまとめます。

  • 営業事務は営業マンのアシスタント
  • 電話営業を営業事務がやる会社のあるので要注意
  • パソコンスキル・電話対応スキル・電話営業スキルがあると採用されやすい
  • 室内で働けるのは良いけど、けっこう激務
  • たぶんAIに奪われるので将来性が不安

 

本気で営業事務に転職したいなら、さっそく転職活動を始めましょう。

転職は1歳でも若い方が有利なので。

 

転職活動のコツは、【厳選】転職に成功する人の特徴は3つだけ【具体的なノウハウも解説】にまとめてます。

【厳選】転職に成功する人の特徴は3つだけ【具体的なノウハウも解説】

 

まだMOS資格がない人は、ヒューマンアカデミーなど大手資格スクールで、サクッと取得しておきましょう。

 

営業事務がムリっぽい人は、下記の3つの仕事がおすすめ。

  1. プログラマー
  2. CADオペレーター
  3. 宅地建物取引士

 

プログラマーについては、プログラマーの仕事のきついところ5選【ただしノマド生活も可能です】にまとめています。

 

宅地建物取引士に興味がある人は、LECなど国家資格に強いスクールで勉強すればOKです。

あなたの転職の参考になればうれしいです。