
就職できなかったけど、ぼくの人生大丈夫かな…?
就職しないで大学を卒業しちゃった場合の、人生の進路を知りたい。
既卒から正社員になる方法を知りたい。
でも、うっかりブラック企業に就職したくない!
こういった疑問に答える記事です。
本記事の内容は下記のとおり。
- 就職できなかった人でも人生は大丈夫
- 就職できなかった場合の6つの進路
- 既卒から正社員になる4つの就活方法
- うっかりブラック企業に就職しない方法
僕、佐藤誠一はこのサイトやその他の就職系サイトで、
のべ3000人以上の就職相談に無料でのってきました。
相談の中には、
「内定がでないまま大学を卒業してしまいました…。今後の人生、どうしたらいいでしょうか?」
というのも、けっこうありました。
実際に僕に相談してもらったあとに、
まともな企業の正社員で就職できた人はたくさんいます。
相談者の悩みを解決できた僕が書いている記事なので、信ぴょう性はあると思います。
それでは、さっそく見ていきましょう(^^)
就職できなかった人でも人生は大丈夫
内定がでないまま大学を卒業しても、人生はぜんぜん大丈夫です。
今は人材不足の時代なので、正社員の就職がしやすいからです。
事実、厚生労働省の発表している平成30年の有効求人倍率は1.62倍です。
求職者1人あたり、1.62件の求人があるということです。
参考:厚生労働省「一般職業紹介状況(平成31年3月分及び平成30年度分)について」
そして、平成27年3月時点での、
新卒で就職した人の3年以内の離職率は31.8%です。
参考:厚生労働省「新規学卒者の離職状況」
若い人材の3割が、新卒で就職した会社を3年以内に辞めています。
つまり、企業は若い人材が足りていないんです。
だから、学生時代に内定がもらえず卒業した人でも、正社員に就職できるので安心してください(^^)
もちろん、ブラック企業とかじゃなくて、まともな企業への正社員就職も可能です。
では次に、就職しないで卒業しちゃった場合の人生の6つの進路を見ていきましょう。
就職できなかった場合の6つの進路
就職できなかった場合の6つの進路は、下記のとおり。
- 正社員で就職
- フリーター
- 起業
- 専門学校に進学
- 資格の勉強
- 公務員の勉強
1つずつ見ていきましょう。
進路①正社員で就職
ぶっちゃけ、これが一番安心です。
前述のとおり、内定がでないで大学を卒業した人(既卒という)でも、
就職できる時代だからです。
若いだけで武器なので、既卒であれば就職先を選べるくらいです。
有名な大企業でも既卒を募集している時代なので、新卒ブランドはもう崩壊します。
はっきりいって、あなたより企業の方が困っています。
※悩みは人それぞれなので比べるものではないですが、客観的にみると企業は超困ってます。
2019年にトヨタ自動車の豊田社長が
「終身雇用ムリ」と発言しているため、
正社員自体の存在意義が問われる時代になるでしょう。
引用元:Youtube『「終身雇用守るの難しい」トヨタ社長が“限界”発言(19/05/13)』
とはいえ、現段階ではとりあえず正社員で就職するのが良いです。
正社員で就職してスキルを積んでおけば、
「正社員は安泰」という常識がくずれても食っていけますよ(^^)
進路②フリーター
フリーターになるという進路もありますが、
おすすめしません。
問題の先送りだから。
いつかは正社員になるとか、何か食っていく手段と向き合わなきゃいけないですからね。
ちなみに、フリーター期間が長いほど、
正社員になれる確率は下がります。
出典:労働政策研究・研修機構「大都市の若者の就業行動と移行過程」
だったら、さっさと正社員の就活をしましょう。
ちなみに、派遣会社の紹介予定派遣で正社員をねらうのも、まったくおすすめできません。
紹介予定派遣とは、最初は派遣(アルバイト)として企業で働いて、
働きぶりが良ければその企業の正社員になれる制度です。
紹介予定派遣のデメリットは、正社員になれなかった場合に、
ただ歳をとって正社員転職が不利になること。
冒頭でお伝えしたとおり、既卒は正社員になりやすいので、
正社員になりたいなら最初から正社員就活をしましょう。
進路③起業
起業という進路もあります。
今はネットが発達して、ほぼノーリスクで起業できるからです。
僕も起業して生活しているので、起業の良い部分は知っています。
ですが、最初は就職がおすすめです。
起業はいつでもできるからです。
まずは社会人の基礎や、ビジネスの基礎を学ぶために正社員になるのが無難です。
お給料もらいながら基礎を教えてもらえるわけですからね、最高ですよ(^^)
基礎がぬけた状態で起業すると、まぁ失敗します(^^;
既卒であれば優良企業に就職できるので、
将来起業したくても、まずは就職しましょう。
※僕も最初は就職して、ビジネスの基礎を勉強してから起業しています。
進路④専門学校に進学
専門学校に進学するという進路もありますが、
本気でやりたいことが決まっていなければおすすめしません。
専門学校とは文字通り「専門的に勉強する学校」なので、
中途半端な気持ちで進学すると大失敗します。
大して興味のないことに2~3年も時間を使えば、卒業するころには24~25歳です。
はっきりいって、今の22歳の方が就職できますよ。
また、専門学校から就職するということは、勉強した分野の職業しか選べないということ。
例えば、福祉系の専門学校にいけば、就職先は介護系だけです。
今の22歳の既卒の方が、職業の選択肢は多いので、自由度が高いです。
専門学校にいっていいのは、どうしてもやりたいことがあって、
それを一生の仕事にすると覚悟が決まっている人だけです。
進路⑤資格の勉強
卒業後に資格の勉強をする人がいますが、
「資格をとれば就職に有利だろう」という理由で勉強するのは、まったくおすすめできません。
前述のとおり、既卒という時点で就職しやすいのに、
わざわざ時間とお金と労力をつかって、資格をとる必要はまったくないからです。
「どうしても弁護士になりたい!」
「どうしても公認会計士になりたい!」
と明確に定まっている人は良いですが、就職のために資格をとる必要はありません。
進路⑥公務員の勉強
公務員試験の勉強を始める人もいますが、
「公務員は安定してそうだから」という理由であれば、まったくおすすめしません。
公務員はブラックだからです。
公務員は労働基準法適応外って知っていますか?
労働基準法とは、民間企業で働く人を守るための法律なので、公務員は関係ありません。
夜遅くに県庁・都庁・市役所・区役所などに行ってみてください。
電気がついてて、中で人が働いているのが見えますよ。
ちなみに、僕は元公務員です。
平日8~20時勤務で、手取りの月給が10万円でした。
時給換算すると400円台です。
アルバイトする方がマシですよね(^^;
また、僕の友人は厚生労働省の公務員ですが、部署によっては二徹・三徹あたり前です。
「ブラックな仕事はやりたくない」という人は、公務員だけはやめておきましょう。
ただし、
「どうしても消防士になりたい!」
「どうしても警察官になりたい!」
など、明確になりたい公務員の職種が決まっていれば目指しましょう。
【補足①】まだ大学を卒業していない人は、留年か大学院もあるが…
企業から内定をもらえなかったけど、まだ在学中の人は、留年か大学院という手もあります。
みんな知ってるような大企業は、新卒しか採用しないところもあるので、
大企業に就職したければ、大学に留まる意味はあります。
ただし、学費が余計にかかるので親に相談しましょう。
卒業して既卒でも就職しやすいので、卒業してしまうのも手です。
また、電通さんの事件のとおり、大企業=ホワイト企業とは限りません。
「大企業に就職=人生成功」ではありません。
大学に留まるなら、目的を明確にしましょう。
【補足②】海外留学は目的がないならしない方がいい
「就職できなかったので海外留学」という人もいますが、
正直「なんのために?」が重要です。
「就職を有利にするため」というなら、留学しなくていいですよ。
既卒は就職できるので。
「どうしても、海外で学びたいことがある!」と、明確な目的がある人以外は就職でいいです。
お金も時間ももったいないですよ。
ニートや引きこもりは進路ではない
もちろんですが、ニートや引きこもりは進路に含まれません。
まだフリーターの方がいいです。
何もかもやる気がなくなってニートや引きこもりになる人もいますが、問題の先送りです。
既卒から正社員になる4つの就活方法
既卒から正社員になる方法は、下記の4つです。
- 求人サイトで就活する
- 既卒募集している企業に直接エントリーする
- ハローワークで就活する
- 既卒に強い就職エージェントに相談する
それぞれ、メリットとデメリットを解説します。
①求人サイトで就活する
求人サイトで就活するメリットとデメリットは下記のとおり。
【メリット】
- 無料でたくさんの求人情報を見れる
- スマホでいつでも求人検索できる
【デメリット 】
- 求人情報が多すぎるので、整理しなければいけない
- 自己分析、企業分析、履歴書など書類作成、面接対策を1人でやらなきゃいけない
- あくまでも求人広告なので、良いことしか書かれていない
- ブラック企業も混ざっている
求人サイトはあくまでも求人広告です。
サイト側は商売なので、ブラック企業であっても広告費さえ払ってくれれば掲載します。
求人広告である以上、掲載企業の悪い情報が書かれているはずがありません。
注意して利用しましょう。
②既卒募集している企業に直接エントリーする
企業のホームページを見て、既卒募集があるところにエントリーすることもできます。
メリットとデメリットは下記のとおり。
【メリット】
- 自分で企業を選んでエントリーできる
【デメリット】
- 1社1社、根気よく調べなければならない
- 自己分析、企業分析、履歴書など書類作成、面接対策を1人でやらなきゃいけない
- ブラック企業もある
- 企業を見分ける目が必要
既卒を募集している企業は、必ずホームページに記載があります。
ですが、企業を見分けるのはあなたです。
社会人経験がないあなたが、企業を見分けるのはけっこうしんどいです。
うっかりブラック企業に就職しないように、注意しましょう。
③ハローワークで就活する
ハローワークで就活するメリットとデメリットは、下記の通り。
【メリット】
- 地元企業の求人情報が多い
- ハローワーク職員に相談できる
- 就活セミナーや合同説明会などのイベントがある
【デメリット】
- ブラック企業の求人が混じっている
- 虚偽の求人票がある
厚生労働省は2015年、ハローワークで求人票と労働条件が異なる案件が3926件あったと発表しています。
参考:厚生労働省「平成27年度ハローワークにおける求人票の記載内容と実際の労働条件の相違に係る申出等の件数を公表します」
ハローワークに求人票を出せる企業と出せない企業があったら、不公平ですからね。
ハローワークでは求人票を出したい企業の、すべての求人票を出すので、
どうしてもブラック企業も混じってしまいます。
④既卒に強い就職エージェントに相談する
既卒に強い就職エージェントに相談するメリットとデメリットは、下記の通り。
【メリット】
- 既卒を採用している企業がわかる
- 相談できる
- 履歴書や面接の対策をしてくれる
【デメリット】
- 大量の求人情報を見たい人は、求人サイトの方が向く
- 平気でブラック企業を紹介するエージェントがある
就職エージェントは、企業に人材を紹介して、
採用になったら人材紹介料をもらうビジネスです。
そのため、悪いエージェントだと「とにかく就職させること」を目的にして、
平気でブラック企業を紹介するところがあります。
既卒の人が焦っていることや、不安なことを利用して、
採用されやすいブラック企業を紹介して儲けています。
既卒に強い就職エージェントに相談するのは良いですが、
エージェント選びに注意しましょう。
うっかりブラック企業に就職しない方法
既卒の人がうっかりブラック企業に就職しない方法は、ブラック企業を見分けることです。
あなた自身が企業を見分けられれば良いからです。
ブラック企業の見分け方の参考に、下記の2記事も読んでみてください。
ブラック企業を紹介しない、既卒に強い就職エージェント
既卒の正社員の就活で、もっとも楽なのは、
ブラック企業を紹介しない、既卒に強い就職エージェントに相談することです。
理想はあなた1人でブラック企業を見分けることですが、
専門家でない以上、なかなか難しいからです。
ブラック企業を紹介しない、既卒に強い就職エージェントはウズウズです。
ウズウズに相談するメリットは下記のとおり。
- 既卒から、まともな企業の正社員に就職できる
- 親を安心させられる
- 大学時代の友人たちに、胸をはって会える
- きちんと正社員の社会人になれたという、安心感と自信が手に入る
です。

どこからも内定出ないまま卒業してしまった…
自分はもうフリーター人生なのかな?
人生終わったのかな?
でも本当は、まともな企業の正社員に就職して、安心感と自信がほしい!
という人に最適です。
ウズウズは、ブラック企業を紹介しません。
カウンセリング時間が20時間と業界最長なので、
あなたの話をしっかり聞いてくれます。
話を聞いた結果、あなたに合う仕事・会社を紹介してくれます。
履歴書や面接対策もしっかりやってくれるので、慣れない就活も安心です。
無料なので、気軽に相談してみてください。
冒頭でお伝えしましたが、僕も既卒の人の相談によくのってます。
ただし、「良い会社を紹介してください」という要望だけは応えられません。
僕は就職エージェントじゃないので、企業の紹介はできないんです(^^;
だから、「良い会社を紹介してください」と言われたら、ウズウズさんを紹介してます。
ウズウズさんは、紹介した相談者さんを丁寧に対応してくれるからです。
ウズウズさんを知る前は、大手を含めて他のエージェントを紹介していたのですが、
相談者さんからけっこうクレームがあったんですよ(^^;
「なんか、ブラックばっかり紹介されるんですけど…」
「無理やり就職させようとしてきましたけど…」
「なんであんなエージェントを紹介したんですか?」
って言われると、紹介した僕にも責任があるじゃないですか。
だから、本当に信頼できるエージェントを探したんですよ。
ウズウズに行ったのは2017年5月。
当時社長の今村さん(現在は会長)が、直々に対応してくれました。
とても丁寧で、優しくて、良い人でしたよ(^^)
ウズウズさんの弱点・デメリットは、
- 30代以上は相談できない
- 関東、関西、愛知、福岡しか相談できない
- 事務系の紹介は弱い
というところです。
でも、
- ブラック企業は紹介しない
- カウンセリング時間が業界最長なので、じっくり話を聞いてくれる
という点は、大きな強み・メリットです。
だから、「既卒からまともな企業に就職したい」という人は、ウズウズに相談してください。
ウズウズ(ウズキャリ)についてさらに詳しく知りたい人は、
ウズキャリ既卒の評判を紹介【既卒になった理由の答え方も解説】にまとめているので、読んでみてください(^^)
まとめ【既卒でもまともな企業の正社員に就職できる】
この記事をまとめます。
- 今は人材不足の時代だから、既卒でも就職できる
- 既卒の人生の進路は6つ
- 既卒から正社員になる就活方法は、求人サイト、直接応募、ハローワーク、就職エージェントの4つ
- 4つの就活方法にはメリットとデメリットがあるので、合う方法を選ぶ
- ブラック企業に就職しないために、企業を見分ける目をもつか、ブラック企業を紹介しない既卒に強い就職エージェント(ウズウズ)に相談する
「既卒から、まともな企業の正社員に就職したい」
「親を安心させてあげたい」
「大学時代の友人たちに、胸をはって会いたい」
「きちんと正社員の社会人になって、安心感と自信がほしい」
という人は、できることからやってみましょう。
行動すれば、必ず状況は変わりますよ(^^)
ちなみに、さらに詳しい既卒の就活方法については、
既卒の就活方法27選!履歴書や面接で採用されるコツを読んでみてください。
既卒の就活の履歴書や面接について、超詳しく書きました。
あなたの今後の人生の参考になればうれしいです(^^)