
今の会社を辞めてから転職活動をするのは、不利なのかなぁ…?
仕事を続けながら転職活動をする方が有利なのはわかるけど、
本音は、今の仕事がキツすぎるので、辞めてから転職活動したい。
仕事を辞めてから転職活動すると、転職できないのかなぁ…?
ブラック企業とかにしか転職できなかったら、どうしよう…
こういった不安や悩みに答える記事です。
本記事の内容は下記のとおり。
- 20代・第二新卒でも、仕事を辞めてから転職先を探すのは不利
- 今の仕事がどうしても嫌なら、無理せず辞めてから転職活動してOK
僕、佐藤誠一は、このサイトや他の転職系ブログで、のべ3000人以上の転職相談に無料でのってきました。
けっこう多かった質問が、

仕事を辞めてから転職活動したいんですけど、転職できますか?
という質問。
結論、仕事を辞めてから転職活動するのは不利です。
ただし、仕事を辞めてから転職活動しても、まともな会社に転職できる方法はあるので、安心してください(^^)
僕がアドバイスして、仕事を辞めてからまともな会社に転職できた人もいます。
成果が出た方法を記事にまとめたので、信ぴょう性はあると思います。
仕事を辞めてから転職したいあなたの、参考になればうれしいです(^^)
目次
仕事を辞めてから転職先を探すのは不利【20代や第二新卒も不利です】
結論、20代や第二新卒でも、今の仕事を辞めてから転職先を探すのは不利です。
無計画だと思われるからです。

次の転職先も決まってないのに仕事を辞めるなんて、
感情的に行動する人なんでしょ?
と採用担当者に思われるので、不利なんです。
基本的には、今の仕事を続けながら転職活動をする方が、内定が出やすいです。
辞めてからor辞める前の転職活動のメリット・デメリット
仕事を辞めてから転職活動するのと、辞める前に転職活動するメリットとデメリットを比較しましょう。
詳細は下記のとおりです。
辞めてから転職活動するメリット
- じっくり転職活動できる
- 面接のスケジュールを合わせやすい
- 自己分析や企業分析の時間を取れる
- 新しいスキルや資格を勉強できる
- 失業保険を受け取れる
- いつでも入社できる
- 遠方の転職活動も可能
転職活動に集中できるのが、最大のメリットですね。
面接のスケジュールにも合わせやすいですし、緊急の面接も対応できます。
辞めてから転職活動するデメリット
- 収入がなくなる
- 最低3ヶ月分の生活費が必要
- 内定がでないと焦る
- 焦るとブラック企業につかまりやすい
- ブランク期間が長くなるほど、印象が悪く不利
- フリーター・ニートに転落しやすい
- 年金や健康保険の手続きを自分でやらないといけない
- 今の会社に戻る選択肢を失う
最大のリスクは、転職活動が長引くこと。
資金に困るだけでなく、ブランク期間が長くなって印象が悪いです。
よくある失敗は、焦ってブラック企業に入社してしまうケース。
辞めてから転職活動するとどうしても焦るので、ブラック企業に入社する確率が高くなります。
辞める前に転職活動するメリット
- 収入が途絶えない
- 計画的な印象があり、採用されやすい
- 不採用でも収入があるので、焦らない
- ブランク期間ができないので、採用されやすい
- 年金や社保の手続きが不要
- 今の会社で再度がんばる選択肢もある
前述のとおり、計画的に行動できる印象があるので有利です。
もし転職活動が長引いても、資金に困ることがないのも強いですね。
辞める前に転職活動するデメリット
- 転職活動の時間をとりにくい
- 面接のスケジュールを合わせにくい
- 面接を受けられず、不採用になる
- 自己分析や企業分析の時間をとりにくい
- スキルアップの時間をとりにくい
- 今の仕事を続けるのが辛い
- 引き留めに遭うと、内定取り消しになることもある
- 入社時期のタイミングが合わないことがある
- 同僚や上司に転職活動がバレないようにしないといけない
最大のデメリットは、転職活動の時間をとりにくいことですね。
企業の面接は平日昼間が多いので、勤務時間中の面接も多いです。
有給を使うなどして、スケジュールをやりくりするのはなかなか大変。
面接のスケジュールが合わず、チャンスを逃すこともあります。
【結論】先に辞めてから転職活動していい人の条件

辞める前と辞めた後の転職活動の、メリットとデメリットはわかった。
で、僕は先に辞めてもいいのかな?
上記のメリット・デメリットをまとめると、先に辞めていい人の条件は、下記のとおり。
- うつ病
- いじめ・パワハラ
- 暴力
- 体調不良
- 給与不払い
- 会社が倒産しそう
上記の場合は、我慢する方が危険なので、先に退職しましょう。
ちなみに仕事の辞め方は、仕事を辞めたい理由12選【仕事のやめ方も解説します】にまとめてます。
【注意】先に辞めない方がいい人の特徴
先に辞めない方がいい人は、下記のような人です。
- 3ヶ月分の生活費を貯金してない人
- 退職後がノープランの人
- 社員寮に住んでる人
- 実家に頼れない人
このような人は、先に辞めるとリスクがデカすぎます。
できれば、在職中に転職活動しましょう。
ちなみに辞める前に転職活動するコツは、在職中の転職活動のコツ7選【楽で失敗しない2つの方法も解説】にまとめてます。
※でも、安心してください。
記事後半で、「先に辞めない方がいい人」の条件に当てはまる人でも、先に辞めていい方法を解説します。
【体験談】貯金なしで先に辞めてから転職したら地獄だった
実は僕、1回だけ「辞めてから転職」をやったことがあります。
保険会社の営業→保険代理店に転職したときだったんですが、割と勢いで保険会社の営業を辞めてしまったんです。
幸いすぐに保険代理店への転職は決まったんですが、1ヶ月ほど空白期間ができたことで生活費に苦労しました。
月 | 退職・転職の状況 | 収入 |
9月 | 保険会社を退職 | 保険会社の最後の給料 |
10月 | 空白期間、転職活動 | 収入なし |
11月 | 保険代理店へ転職 | 収入なし |
12月 | 保険代理店2ヶ月目 | 保険代理店の最初の給料 |
上の表のように、2ヶ月も無収入期間ができたことで、かなり生活に困りました。
貯金もなかったので、恥ずかしながら親に頼りました。
2ヶ月の無収入期間だけでもかなり不安なので、個人的には辞めてからの転職はおすすめしません。
【ちなみに】辞めてからの期間が半年以上だと転職はかなり不利
退職してから半年以上も内定が取れないと、かなりヤバいです。
半年間ニートということですからね。
採用担当者も、

この人、何か問題があるんじゃないの?
と思って、書類選考すら通らなくなります。
何がなんでも、半年以内にケリをつける覚悟が必要。
でも、ブラック企業を選ばないように注意しないといけません。
長期間の集中力を維持するのも大変です。
ですが、安心してください(^^)
記事後半では、辞めてから転職活動して、まともな企業に転職する方法を解説します。
今の仕事がどうしても嫌なら、無理せず辞めてから転職活動してOK

仕事を続けながら転職活動した方がいいのはわかるけど、
今の会社はマジでムリ…
1日でも早く辞めたい!
仕事を辞めてから転職活動しても、まともな会社に転職できる方法を知りたい!
という要望の答えます(^^)
下記を参考に転職活動してみてください。
【結論】内定率が高い転職エージェントに相談する
ぶっちゃけ、これが一番良いですね。
転職のプロに相談した方が、成功率が高いから。
そもそも、あなたが転職のプロになる必要はないので、プロの力を借りちゃいましょう。
内定率が高い転職エージェントに相談するなら、今の仕事を辞めてから転職活動してもOKです。
辞めてから、我流で転職活動するのは危険です。
内定率が高い転職エージェントはウズウズ
内定率が高い転職エージェントは、ウズウズです。
下記は、20代に強い転職エージェントが公表している内定率の比較。
転職エージェント | 内定率 |
ウズウズ | 86% |
ジェイック | 81.1% |
ハタラクティブ | 78.9% |
マイナビ20’s | 80.4% |
DYM就職 | 80.4% |
ワークポート | 80.1% |
ウズウズが86%と、一番高いですね。
辞めてから転職する人は、絶対に内定を獲得しないといけません。
なので、内定率が高いウズウズに転職の相談をすると良いかと。
ちなみに、ウズウズ(ウズキャリ)の評判は、ウズキャリの評判や口コミをご紹介【悪い評判がある理由も解説】にまとめてます。
失業保険【自己都合と会社都合の違い】
会社を辞めてから転職活動する場合、気になるのは失業保険。
失業保険には、下記の2つがあります。
- 自己都合:自分の意思で辞めた場合
- 会社都合:会社の事情で辞めた場合
簡単にいうと、失業保険のお金を受け取れるタイミングが違います。
- 自己都合:退職の約3ヶ月後から
- 会社都合:退職の当月から
あなたの意思で会社を辞める場合は、ほとんどが自己都合です。
なので、
- 無職期間の生活費+転職活動資金を用意する
- できるだけ早く転職する
の2つが重要です。
失業保険はすぐにもらえるわけじゃないので、知っておきましょう。
理想的には、失業保険を受け取る前に次の会社で働き始めるのが良いですね。
ちなみに失業保険については、失業保険の金額の計算方法【早く転職する方が給付金額がトク】にもまとめてます。
転職活動中の資金稼ぎはクラウドソーシングでOK

今の会社を辞めてから転職活動したいけど、貯金がない…
退職金もほとんどないし、どうやって資金を作ろう…
という人は、クラウドソーシングで仕事をしましょう。
クラウドソーシングとは、在宅の仕事を紹介してくれるサービスです。
具体的な仕事内容は、例えば、下記のとおり。
- アンケート
- Webライティング
- 翻訳
- 動画編集
未経験者でもできる仕事があるので、事前に見ておきましょう。
アルバイトで食いつなぐ方法もありますが、アルバイトは時間をとられるのでNG。
面接とぶつかるリスクもあります。
クラウドソーシングなら在宅で自由に仕事ができるので、面接のスケジュールを調整しやすいです。
具体的なクラウドソーシングは下記があるので、興味あれば見てみてください(^^)
辞めやすい仕事も多いので、転職活動中の資金稼ぎには良いですね。
まとめ【プロに相談するなら、辞めてから転職でもOK】
この記事をまとめます。
- 基本的には、辞める前に転職活動する方が有利
- 辞めてからと辞める前のメリット・デメリットを知っておこう
- 内定率が高い転職エージェントに相談するなら、辞めてから転職もOK
- 失業保険は、すぐにもらえるわけじゃない
- 転職活動中の資金稼ぎはクラウドソーシングがおすすめ
結論、辞める前・辞めた後には、それぞれメリットとデメリットがあります。
メリットとデメリットを理解した上で、判断してください。
個人的には、危険度が低いのは辞める前に転職活動する方だと思います。
辞める前の転職活動のコツは、在職中の転職活動のコツ7選【楽で失敗しない2つの方法も解説】をどうぞ。
どうしても辞めてから転職活動したいなら、この記事を参考に行動開始しましょう。
辞めてから転職活動する場合は、プロに相談する方が無難かと。
我流で転職活動すると、空白期間が長引く危険性があります。
ウズウズなど、内定率が高い転職エージェントを利用すると安全です。
参考:ウズキャリの評判や口コミをご紹介【悪い評判がある理由も解説】
あなたの転職活動の参考になればうれしいです。