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金欠の女性

今の給料を時給換算すると、アルバイトより低い!これってアリなの?

 

時給換算して最低賃金を下回ってるのって、違法じゃないの?

 

どうしたら給料が上がるのかなぁ…?

こういった疑問やいきどおりに答える記事です。

 

本記事の内容は下記のとおり。

  • 正社員なのに時給換算するとバイトより給料安いんですけど!【時給換算の方法も解説】
  • 時給換算して最低賃金を下回ってたら違法です
  • 給料を上げる方法4選

 

僕、佐藤誠一は2004年、21歳で郵便局の正社員で就職しました。

当時の給料は、

  • 額面の基本給(月給):14万円
  • 額面の年間ボーナス:50万円
  • 手取り月給:10万円
  • 手取りの年間ボーナス:40万円

くらいでした。

 

平日5日間、8~20時まで働いていました。

時給換算すると、

  • 額面:718円
  • 手取り:527円

ですね。

 

当時、コンビニのアルバイトの時給は800円くらいでしたから、

アルバイトより低い時給で働いていたことになります(^^;

 

当時の郵便局は「これから民営化する」という時代背景でしたし、

事実、1年目より2年目の方が給料が低く、給料が下がっていくのが明白でした。

 

結論でいうと、給料低すぎたので僕は1年半で郵便局を退職しています。

幸い、今は時給5000円くらいなので、郵便局と比べたら天国ですね(笑)

 

時給計算してアルバイトより低い給料だった本人(僕)が書いている記事なので、信ぴょう性はあると思います。

 

それでは、さっそく見ていきましょう(^^)

正社員なのに時給換算するとバイトより給料安いんですけど!【時給換算の方法も解説】

金欠女子

正社員なのに、時給換算するとアルバイトやパートより時給が低くなる人って、けっこういます。

 

前述のとおり、僕も郵便局時代はコンビニのアルバイトより時給が下でした。

 

20代前半の人は「最初は給料が低くて、年数とともに徐々に昇給していく」ということはあるでしょう。

 

ですが、

  • 将来も昇給する見込みがない
  • 先輩の給料も安い

 

という場合は、時給は低いままでしょう。

正社員の時給換算の方法

正社員の時給換算の方法は、下記のとおり。

(額面の基本給×12+額面のボーナス)÷12÷月の出勤日数÷1日の勤務時間

 

計算するときは、通勤手当とか家族手当などの手当は引いてください。

 

僕の郵便局の給料で説明すると、こんな感じ。

(額面の基本給14万円×12+額面のボーナス50万円)÷12÷月の出勤日数23日÷1日の勤務時間11時間=718円

※1日の勤務時間から、休憩時間は引いています。

 

会社の残業制度が、

  • 固定残業代
  • みなし残業代
  • 裁量労働制

などの人でも、1日の勤務時間は「実際に働いた時間」で計算してください。

 

あなたの時給がいくらになるか、計算してみましょう。

アルバイトより時給が低くなる原因

正社員なのにアルバイトより時給が低い人は、サービス残業が原因です。

 

サービス残業は無償労働なので、時給を下げる最大の原因だからです。

 

正社員になると、残業代があいまいになりがち。

サービス残業がある人は、どうしても時給が低くなります。

時給が低いなら正社員のメリットはない

正社員のメリットは、

  1. ローンがとおる
  2. 社会保険料は会社が払ってくれる

です。

 

でも、考えてみてください。

給料が安いのにローン組んだら、もっと生活きつくなりますよね?

 

社会保険料は確かに会社が払ってくれますが、

アルバイトの人だって会社によっては社会保険ありますよ。

 

つまり、正社員なのにアルバイトより時給が安い人は、メリットほとんどないということです。

時給換算して最低賃金を下回ってたら違法です

落ち込む女性

「時給換算したら最低賃金を下回っていた!」という場合は、違法です。

※労働基準法違反。

 

あなたの住んでいる都道府県の最低賃金は、厚生労働省のサイトから確認できます。

参考:厚生労働省「地域別最低賃金の全国一覧

 

あなたの時給は、最低賃金を下回っていませんか?

最低賃金を下回っていたら、会社を訴えられるの?

最低賃金を下回ったら違法ということは、会社を訴えることができそうですが、やめておきましょう。

弁護士費用と裁判費用で、大赤字になるからです。

 

「労働基準監督署にチクる」という手もありますが、理論上は可能でも現実はうまくいかないです。

 

給料は、会社の経営状態と直結しています。

経営がうまくいっていない会社であれば、ないものはないので、給料は上がりません。

 

労働基準監督署から怒られたとしても、改善されないでしょう。

 

むしろ、労働基準監督署にチクったことで、あなたが会社に居づらくなります。

泣き寝入りみたいで悔しいですが、転職してやるのが一番の仕返しでしょうね。

給料を上げる方法4選

お金

せっかく正社員になったのに、時給が安いのは嫌なものです。

どうしたら給料が上がるかを解説します(^^)

①昇給をねらう

今の会社で実績を出して、昇給を狙いましょう。

昇給制度がある会社であれば、きちんと給料が上がります。

 

また、営業職であればインセンティブがあるはず。

がんばって営業して、たくさん売ってインセンティブで稼ぎましょう。

 

ただし、どんなにがんばっても給料が上がらない会社であれば無駄です。

②転職する

今より給料が高い会社に転職する方法もあります。

今の給料が安ければ、転職して給料が上がる可能性が高いからです。

 

ただし、給料だけで転職先を選ぶのは危険。

  • 仕事自体に興味がもてない
  • 自分の適職じゃなかった
  • ブラック企業の可能性がある

 

など、安易な転職は超危険です。

 

転職して給料を上げたい人は、

給料が安すぎて転職したい人の転職方法【給料だけで選ばない!】を読んでみてください。

給料を上げる転職のコツを解説しています(^^)

給料が安すぎて転職したい人の転職方法【給料だけで選ばない!】

③副業

副業するという手もあります。

今の会社の給料が上がらないのであれば、他で稼げばいいからです。

 

ただし、今の正社員の仕事以外にアルバイトをするのはおすすめしません。

  • 会社の副業規定にひっかかるかも
  • 体力的な限界

 

などがあるからです。

 

例えば、今の仕事をしながら深夜のコンビニのレジ打ちができますか?

体がもたないですよね?

 

もし副業するなら、在宅ワーク系がおすすめです。

  • ランサーズ
  • クラウドワークス
  • サグーワークス
  • シュフティ

など、在宅ワークの仕事を紹介しているサイトがあります。

 

今は在宅ワークの案件も多い時代なので、できるところからやってみましょう。

 

ただし、在宅ワークはスキルが必要です。

ノンスキルで稼げるほど甘くありません。

※僕も在宅ワーカーですが、稼げるようになるまではけっこう時間がかかりました。

 

個人ブログやYoutuberで稼ぐという方法も有効ですが、

最初の1年は収入にならないと思っておきましょう。

 

1年間は無収入でもやり切れる覚悟のある人は、ブログやYoutuberも良いでしょう。

④起業

起業しちゃうという手もあります。

今はネットが進化して、個人でもリスクなく起業できる時代になったからです。

 

ただし、起業に最低限必要なものは、

  • 初期コスト(数万~数千万円、ものによります)
  • 高いスキル
  • 人脈
  • 営業力

など。

 

ちなみに、どれか1つでも欠けてると起業しても稼げません。

 

僕は起業した人間ですが、

起業するなら最初はサラリーマンでスキルを積んでからの方がおすすめです。

 

お給料もらいながらビジネススキルを高められるから。

起業は慎重に検討しましょう。

まとめ【時給換算して給料安いなら、行動しましょう】

ジャンプ

この記事をまとめます。

  • まずはあなたの給料を時給換算してみよう
  • 最低賃金を下回ったら違法だけど、転職くらいしか仕返しの方法はない
  • 時給が低いなら、給料を上げてみよう

 

「自分の給料の時給を知りたい」

「時給が最低賃金を下回っている…」

「どうにか給料を上げたい!」

という人は、できるところから行動してみましょう。

 

今の会社で昇給の可能性もないのであれば、何かしないと現状は良くなりません。

 

ちなみに、転職して給料を上げたい人は、

転職で給料が上がるケース8選【特に20代後半は上がりやすい】も読んでみてください。

あなたが転職して、給料が上がる可能性があるかがわかります(^^)

転職で給料が上がるケース8選【特に20代後半は上がりやすい】

少しでもあなたの参考になればうれしいです(^^)