マッサージの仕事のきついところ7選【心身ともに追い込まれて病む】

不安な女性

マッサージの仕事がきついか知りたい。

転職を考えてて、マッサージ系の仕事に興味があるんだよね。

 

でも、ちょっと調べてみたら「きつい」「大変」とか書いてあるし…

実際はどうなんだろう?

 

私でもやっていけるのかなぁ…?

そもそも、どんな人が向いてるの?

といった疑問に答えます。

 

この記事からわかることは、下記のとおり。

  • マッサージの仕事のきついところがわかる
  • あなたがマッサージの仕事に向いてるか診断できる
  • マッサージの仕事以外で適職を見つける方法がわかる

 

このサイトを運営してる、佐藤誠一です。

僕は、自分が運営する就職・転職系サイトから、今まで3000人以上の職業相談に無料でのってきました。

 

ぶっちゃけ、マッサージ屋さんで働く人からの相談は多かったです。

どの相談者さんも、めちゃめちゃキツそうでしたね…

 

肉体的なキツさはもちろん、他にも話を聞いただけで引くような内容でした。

 

実際に相談を受けた内容をまとめた記事なので、かなり信ぴょう性はあるかと。

 

マッサージの仕事に興味がある人は、記事を参考に慎重に検討しましょう。

マッサージの仕事のきついところ7選

マッサージの仕事のきついところ7選

マッサージの仕事のきついところは、下記のとおり。

  1. 手の形が変わる
  2. 体がゆがむ
  3. 超肉体労働
  4. パワハラ・セクハラ
  5. 職場の人間関係
  6. 給料が歩合制
  7. 将来性がない

 

肉体的・精神的にきつい仕事です。

それぞれ解説しますね。

①手の形が変わる

なぜなら、手を酷使する仕事だから。

体重をかけてマッサージをするので、指にかかる負担は半端じゃありません。

  • 腱鞘炎になる
  • 親指が腫れる
  • 親指が曲がらなくなる

 

などは、普通です。

日常生活に支障が出るため、かなり大変ですよ。

②体がゆがむ

また、体もゆがみます。

きつい体勢で仕事をするから。

 

基本、マッサージ中は前屈みになります。

そうじゃないと力が入らないので。

結果、腰痛や膝を痛める人が多いです。

③超肉体労働

なぜなら、ずっと揉みっぱなしだから。

親に肩揉みする時を思い出してもらえば、わかると思います。

 

10分もみ続けるだけでも疲れますよね?

それを30分、1時間とかやり続けるので、超しんどいですよ…

 

しかも、仕事中は立ちっぱなし。

忙しいと、大した休憩もなく次のお客様をやらないといけません。

 

マジで、体力がないと無理です…

④パワハラ・セクハラ

マッサージ師は、パワハラ・セクハラを受けることがあります。

 

具体的には、こんな感じ。

  • スキルが上の先輩からのパワハラ
  • 上司からのセクハラ
  • お客様からのセクハラ

 

職人の業界なので、上下関係が付きやすくパワハラに発展するケースが多いです。

 

また、体に触れる仕事なので、どうしてもセクハラが発生しやすいです。

⑤職場の人間関係

マッサージ業界は、職場の人間関係も問題が多いです。

なぜか、性格がねじ曲がった人が多いから。

 

例えば、こんな感じ。

  • 指名の本数が多くて嫉妬される
  • 派閥がある
  • 休憩中の悪口大会
  • ノルマがあるとお客の取り合い

 

職場にうまく馴染めないと、地獄が待ってます。

⑥給料が低い

給料が低いのも、マッサージの仕事のきついところ。

基本給が少なく、歩合給の割合が多いので稼ぎにくいから。

 

基本給があるお店もあるけど、ぶっちゃけかなり少ないです。

固定客を作ったり、数をこなさないと稼げません。

 

ご飯を食べず、休憩もせずにぶっ続けで働く人もいますね。

結果、体調を崩して辞める人も多いですよ。

 

全然楽にならないので、精神的に追い詰められます。

⑦将来性がない

なぜなら、稼げない仕事だから。

独立開業しても、すぐ潰れるお店が多いです。

 

開業して1年で約半数、3年以内に90%が廃業してるのが現実。

開業するのは簡単だけど、お店を続けるのは至難の技です。

 

マッサージ業界で成功したいなら、下記の4つは必須。

  1. 確かな技術
  2. 幅広い人脈
  3. 圧倒的な集客力
  4. 潤沢な資金力

 

この手のお店は乱立してるので、しっかり計画を立てないと1年もちませんよ。

 

また、体を壊したら即失業なので、リスクが高いです。

結論、あまり夢がない仕事ですね。

マッサージの仕事の良いところ5選

反対に、マッサージの仕事の良いところは下記の5つ。

  1. 社員同士仲が良ければ空いた時間にマッサージしてくれる
  2. お客様に喜んでもらえるとうれしい
  3. 指名されるとうれしい
  4. 技術を上げると収入も上がる
  5. 腕が良ければ独立開業も可能

 

こちらも1つずつ解説しますね。

①社員同士仲が良ければ空いた時間にマッサージしてくれる

職場の人間関係が良ければ、空いた時間にマッサージをしてくれます。

 

きつい仕事だと理解してくれてるので。

マッサージしてもらうと疲れが取れるので、仕事も頑張れます。

 

仲も深まり、技術の向上にも繋がるので、一石三鳥ですね。

②お客様に喜んでもらえるとうれしい

自分のマッサージでお客様に喜んでもらえると、やっぱりうれしいです。

 

誰かの役に立ってる実感は、やりがいを感じます。

「楽になったよ」と言われると、達成感がありますね。

③指名されるとうれしい

なぜなら、認められた気がするから。

新人の頃は指名がつかないけど、指名されることでスキルアップを実感できます。

 

反対に、指名されないとやりがいを感じにくいかも…

④技術を上げると収入も上がる

この仕事は、技術を上げると収入も上がります。

自分の腕1本で稼いでる感覚は、自信になりますよ。

 

ただし、後述しますがあまり稼げない仕事です。

⑤腕が良ければ独立開業も可能

独立することも可能です。

特別な許可や資格がいらないので、簡単に独立できますよ。

 

ただ、前述したとおり、技術や人脈、集客力などがないとすぐに潰れます。

マッサージの仕事内容

ご存知かと思いますが、お客様の体をマッサージしてほぐす仕事です。

 

働く場所は、下記の種類があります。

  1. 整体院
  2. リラクゼーションサロン
  3. エステサロン
  4. ホテル内サロン
  5. マッサージ店
  6. 治療院
  7. 出張マッサージ

 

また、手法や流派が多数あるので、あなたが気に入ったスタイルを選びましょう。

 

年収は270~300万円くらい。

結論、あまり稼げない仕事です。

 

「お金は稼げなくてもいいからマッサージが好き」という人じゃないと、難しいでしょう。

必要な資格

医療行為は行わないので、資格は必要ありません。

 

ただし、さすがにスクールに通うか、研修がある会社で学ばないと始められません。

人の体を触る仕事ですからね。

 

メリットは始めやすいことですが、デメリットは前述のとおり稼げないことです。

できれば柔道整復師の方がいい

可能ならば、柔道整復師の資格をとった方がいいですよ。

柔道整復師は国家資格で、医療行為を行えるから。

 

簡単にいうと、マッサージ師より貴重な人材になれるので重宝されますよ。

 

勤め先は下記のとおり。

  1. 整形外科
  2. 整骨院
  3. 接骨院
  4. リハビリセンター

 

固定給がしっかりしているので、マッサージ師より安定して稼げます。

 

ただし柔道整復師を取得するには、専門学校で3年学ばないといけません。

お金と時間に余裕がある人はどうぞ。

あなたがマッサージの仕事に向いてるか診断

あなたがマッサージの仕事に向いてるか診断

妻

マッサージの仕事がどんな感じかはわかった。

ところで、どんな人が向いてるのかな?

私でもできそう?

という人は、下記の診断をしてみましょう。

 

9個以上当てはまれば、向いてると思います。

  1. 体力に自信がある
  2. 心身ともに健康
  3. 手が大きくて厚みがある
  4. 握力が強い
  5. 手が柔らかい
  6. 手が温かい
  7. 肌が強い
  8. 誰かの役に立ちたいと思っている
  9. 優しく穏やかな性格
  10. 我慢強い
  11. 臨機応変に対応できる
  12. 相手の気持ちをくみ取るのがうまい
  13. 人と会話するのが得意
  14. 勉強が好き
  15. 向上心がある
  16. 地道な努力を続けられる
  17. 給料よりもやりがいの方が大事

 

あなたはいくつ当てはまりましたか?

マッサージの仕事に向いてる人はやってみよう

診断の結果、マッサージの仕事に向いてた人はぜひやってみてください。

ネットなどで求人を探せます。

 

気になる求人を見つけたら、実際にお店でマッサージを受けてみましょう。

※ここ重要です。

 

お店の雰囲気や接客、働く人の表情などを見て、働きやすい職場かどうか見極めてください。

マッサージの仕事に向いてない人は手を出さない方がいい

マッサージの仕事に向いてないと診断が出た人は、やめた方がいいです。

向いてない仕事を始めても、良いことが何もないから。

 

前述のとおり、ハードな仕事なので、向いてないとやってられません。

他の仕事を探した方がいいですよ。

マッサージと似てる仕事

ちなみに、マッサージと似てる仕事は下記のとおり。

  1. 柔道整復師(国家資格が必要)
  2. スポーツジムのトレーナー(募集が少ない)
  3. 介護(激務でブラックが多い)

 

介護については、特養の仕事のきついところ7選に詳しくまとめてるので、興味があれば。

特養の仕事のきついところ7選【職場のイジメがひどくてすぐ辞める】

マッサージの仕事以外で適職を見つける方法

マッサージの仕事以外で適職を見つける方法

頭を抱える女性

診断してみたけど、マッサージの仕事は向いてなかったよ…

マッサージの仕事に向いてないと診断が出た人は、他の向いてる仕事を探しましょう。

 

あなたに向いてる仕事なら、楽しく続けられますよ。

繊細な女性

でも、どうやって向いてる仕事を探せばいいの?

という人は、向いてる仕事がわからない人へ【19タイプ別の向いてる仕事一覧】が参考になります。

 

タイプ別に向いてる仕事をまとめてるので、すぐに適職がわかりますよ。

自分に向いてる仕事がわからない人におすすめの適職診断|40タイプ別の転職先

あなたに合った会社の選び方

デスクでため息をつく女性

向いてる仕事の探し方はわかったけど、変なところには就職したくないなぁ…

という人は、転職エージェントに相談すればいいかと。

 

話を聞いた上で、あなたに合った会社を紹介してくれます。

無料なので、相談するだけなら損がありません。

 

求人を見てから、利用するか決められますよ。

※嫌ならメール1本で相談をやめてOK。

 

信頼できる転職エージェントは、20代におすすめの転職エージェント3選【転職に失敗しない利用方法】にまとめてるので、興味があれば。

20代におすすめの転職エージェント3選【転職に失敗しない利用方法】

まとめ【マッサージの仕事は肉体的・精神的にきつい。くれぐれも慎重に】

まとめ【マッサージの仕事は肉体的・精神的にきつい。くれぐれも慎重に】

最後にもう一度、マッサージの仕事のきついところをまとめておきます。

  1. 手の形が変わる
  2. 体がゆがむ
  3. 超肉体労働
  4. パワハラ・セクハラ
  5. 職場の人間関係
  6. 給料が歩合制
  7. 将来性がない

 

また、マッサージの仕事に向いてる人の特徴は、下記の17個。

  1. 体力に自信がある
  2. 心身ともに健康
  3. 手が大きくて厚みがある
  4. 握力が強い
  5. 手が柔らかい
  6. 手が温かい
  7. 肌が強い
  8. 誰かの役に立ちたいと思っている
  9. 優しく穏やかな性格
  10. 我慢強い
  11. 臨機応変に対応できる
  12. 相手の気持ちをくみ取るのがうまい
  13. 人と会話するのが得意
  14. 勉強が好き
  15. 向上心がある
  16. 地道な努力を続けられる
  17. 給料よりもやりがいの方が大事

 

9個以上当てはまれば、向いてると思います。

向いてないと診断が出た人は、他の仕事を探しましょう。

 

あなたに向いてる仕事は、向いてる仕事がわからない人へ【19タイプ別の向いてる仕事一覧】でわかります。

 

会社選びで失敗したくないなら、転職エージェントに相談すればいいかと。

無料であなたに合った会社を紹介してくれますよ。

 

興味があれば、20代におすすめの転職エージェント3選【転職に失敗しない利用方法】を参考にどうぞ。

 

マッサージの仕事は、肉体的にも精神的にもきついです。

安易な気持ちで始めると、地獄を見ることになりますよ。

 

くれぐれも、慎重に検討してください。

この記事が、あなたの進路の参考になればうれしいです。