
インフラエンジニアの夜勤について知りたい。
夜勤はどんな仕事をするの?
インフラエンジニアに興味はあるんだけど、できれば夜勤はやりたくないんだよなぁ…
夜勤なしのインフラエンジニアってあるの?
こういった疑問に答える記事です。
この記事でわかることは下記のとおり。
- インフラエンジニアの夜勤の仕事内容がわかる
- インフラエンジニアの夜勤のメリットとデメリットがわかる
- インフラエンジニアで夜勤を避ける方法がわかる
僕、佐藤誠一は「全国職業相談センター」というサイトで、3000人以上の転職相談にのってきました。
インフラエンジニアは未経験から転職できることもあり、けっこう質問が多かったですね。
中でも「夜勤」の質問は多かった印象。

インフラエンジニアに興味はあるけど、夜勤があるのがネックなんだよなぁ…
が本音かと。
事実、Webサービスは24時間稼働しているため、インフラエンジニアは夜勤があります。
この記事では、インフラエンジニアの夜勤について解説。
結論、夜勤はメリットも多いので、人によっては全然アリだと思います。
夜勤を避ける方法もあるので解説しますね。
あなたの転職の参考になればうれしいです。
目次
インフラエンジニアの夜勤の仕事内容【5つあります】
インフラエンジニアの夜勤の仕事内容は、主に下記の5つです。
- 監視業務
- システムのバージョンアップ
- 昼間のトラブル対応
- 夜間の顧客対応
- その他、緊急対応
1つずつ解説しますね。
①監視業務
ネットワークが止まらないように監視する仕事です。
Webサービスは24時間稼働なので、止めるわけにいかないので。
もし異常が発生した場合は復旧作業を行うのも、インフラエンジニアの仕事です。

夜勤で復旧作業とか、なんか難しそう…
と思うかもですが、復旧作業のマニュアルがあるので割と簡単です。
だいたいはチームで夜勤に入るので、先輩に聞いて解決できることが多いですね。
②システムのバージョンアップ
夜間にシステムのバージョンアップを行うこともあります。
アクセスが減る夜間はバージョンアップしやすいから。
例えばアプリで「◯月◯日のAM4:00からバージョンアップのためアプリを閲覧できなくなります」みたいな通知がありますよね。
あれって、インフラエンジニアが夜間にバージョンアップをしてるときなんです。
システムを使う人が増える朝までに、バージョンアップを終わらせるのが一般的ですね。
③昼間のトラブル対応
昼間に発生したネットワークトラブルを、夜勤の人が解決する仕事もあります。
昼間はアクセスが多くてトラブルが発生しやすく、シフトの交代で夜勤組に引き継がれるケースですね。
夜間はアクセスも減るため、じっくりとトラブルを解消していくイメージです。
④夜間の顧客対応
夜間でも問い合わせがあるから。
- ネットが繋がらない
- システムが動かなくなった
など、夜間の顧客や利用者からの問い合わせに対応します。
ただ、基本的に顧客対応は昼間の方が多いですね。
※夜はみんな寝てるから。
⑤その他、緊急対応
緊急対応で夜勤になることもあります。
例えば「サーバーがダウンした」などは、早急に問題解決しないといけないから。
重大な緊急トラブルは、急に夜に出勤することもあります。
あまり数は多くないですが、とつぜん夜勤になることもあると知っておきましょう。
インフラエンジニアの夜勤のメリットとデメリット
インフラエンジニアの夜勤のメリットとデメリットも知りたいな。
メリットとデメリットは下記にとおりです。
メリット | デメリット |
異常なしならヒマ
給料が上がる 残業が少ない 平日に休める 通勤ラッシュを避けられる |
体調不良になる人もいる
土日に休みにくい |
デメリットもあるけど、メリットも大きいかなと。
1つずつ解説しますね。
【メリット①】異常なしならヒマ
監視業務は、何もトラブルがなければヒマです。
ネットワークが正常に作動してれば、特にやることがないから。
やることがなくても給料はもらえるので、なかなか良い仕事です。
ヒマな時間の過ごし方は人それぞれですね。
- 読書をする
- 資格の勉強をする
- ちょっと寝てみる
インフラエンジニアのキャリアアップは資格が必須なので、夜勤中に勉強して資格を取得していく人は多いです。
参考:インフラエンジニアに転職するのに資格はいらない【でも勉強しよう】
給料をもらいつつ、キャリアアップもできて一石二鳥ですね。
※昼間の勤務はあまりヒマじゃないので、こうした自由時間は少ないです。
【メリット②】給料が上がる
なぜなら、夜勤手当がつくから。
夜勤は給料が1.25倍になるので、夜勤シフトが多いほど稼げます。
前述のとおりトラブルがなければヒマなので、ヒマで稼げるのは最高ですね。
【メリット③】残業が少ない
交代制のシフトだからです。
やることがあっても次のシフトの人に引き継げるので、残業になるケースは少ないです。
スケジュールは組みやすいですよ。
【メリット④】平日に休める
こちらも理由は、シフトだから。
土日祝が休みとは限らないので、休みが平日になることもあります。
平日昼間のディズニーランドに遊びにいきたい人には、好都合な仕事ですね。
【メリット⑤】通勤ラッシュを避けられる
夜勤は夕方に出勤するからです。
みんなが帰ってくる時間に出勤するイメージなので、電車が逆方向で座れる可能性大。
通勤ラッシュで揉みくちゃになるのがイヤな人には、良い仕事だと思います。
【デメリット①】体調不良になる人もいる
夜勤だと、体内時計が崩れることがあるから。
この辺は個人差がありますが、体内時計が崩れると具合が悪くなる人はちょっと向かないかもです。
結果的に慣れちゃう人もいますが、体質にもよりますね。
【デメリット②】土日に休みにくい
なぜなら、シフトだから。
たまたま土日休みになることもありますが、それはシフト次第です。
土日休みの友達と遊べるかは運次第。
ちなみに、夜勤をしている現役のインフラエンジニアさんのインタビュー動画があるので、イメージにどうぞ。
夜勤なしのインフラエンジニアになる2つの方法

う~ん、インフラエンジニアには興味あるんだけど、夜勤があるのがネックなんだよなぁ…
20代のうちは何とかなるかもしれないけど、30代以降も夜勤をやるのはキツくない?
夜勤なしのインフラエンジニアってないの?
結論、下記の2つで夜勤なしのインフラエンジニアになれます。
- CCNAを取得する
- 上流工程にキャリアアップする
こちらも1つずつ解説しますね。
①CCNAを取得する
「CCNA」という資格を取得しましょう。
なぜなら、CCNA取得者に夜勤をさせない会社が増えてるから。
CCNAは「インフラエンジニアの登竜門」と言われてる資格で、簡単にいうと待遇がよくなります。
ちなみにこのCCNA、インフラエンジニアに転職する前に取得可能。
結論、転職する前に、まずはCCNAを取得しちゃうと夜勤を避けられる可能性が上がりますよ。
※CCNA取得者の夜勤の有無は会社によるので、CCNAを取得してからの会社選びは慎重に。
CCNAを取得する方法
独学でもできるんですが、スクールで勉強しちゃった方がいいと思います。
独学だとわかりにくいから。
下記のようにして、インフラエンジニアになる機会を失う人が多いです。
- CCNAのテキストを買ってみる
- 読んでみるけど、よくわからない
- なんとなくインフラエンジニアを諦める
ライザップみたいに、資格スクールで「エイヤー!」と短期間でCCNAを取得しちゃう方が早いと思うし、挫折もしないです。

でも、スクールだとお金がかかるでしょ?
と思うかもですが、CCNAを取得すると待遇がよくなるし、資格手当もつくのでスクール費用の回収はすぐですよ。
その後は全部プラス。
数ヶ月で投資回収できるので、本気ならスクールもアリだと思います。
CCNAを取得できるスクール【最短3ヶ月で投資回収】
色々ありますが、ウズウズカレッジとかでいいと思います。
理由は下記のとおり。
- 受講料が安い(サブスクで月33000円。最低継続期間の縛りナシ)
- 転職サポートも受けられる(転職成功率95%)
- ホワイト企業に転職できる(転職後の定着率97%)
- CCNAの合格率90%以上
- 完全オンラインで学習できる
- 卒業後も技術的な質問ができる
ウズウズカレッジ最大のメリットは、受講料が安いこと。
サブスクで月33000円なので、1ヶ月でCCNAを取得すれば最短1ヶ月分の受講料でOKです。
実際は3ヶ月くらい学ぶ人が多いですが、それでも他のスクールより安いです。
※他のスクールは60万円くらいすることも…
最短1ヶ月でCCNAを取得できるので、すぐスクール費用を回収できますよ。
- 1ヶ月目:CCNA取得
- 2ヶ月目:転職
- 3ヶ月目:給料振り込み(20万円くらい)←ここで投資回収
CCNAを取得してると未経験でもいきなり月給20万円くらいになるので、一撃でスクール費用を回収できます。
とはいえ、ちょっと考える金額だと思うので、ウズウズカレッジの無料説明会(オンライン)で話を聞きながら考えればOKだと思います。
②上流工程にキャリアアップする
インフラエンジニアとしてキャリアアップしていって上流工程にいけば、夜勤がなくなります。
設計や構築以上の工程は昼間の仕事だから。
インフラエンジニアのキャリアパスは下記の図のとおり。
もちろんすぐに上流工程に行くことはできないので、頑張ってキャリアを積んでいきましょう。
体力のある20代のうちに夜勤を経験しても、30代からは昼間勤務にシフトする人も多いです。
この辺は、インフラエンジニアのキャリアパスを未経験者向けにわかりやすく解説にまとめてます。
【そもそも】女性のインフラエンジニアは夜勤が少ない
女性には朗報ですが、一般的には女性のインフラエンジニアの夜勤が少ないです。
理由は下記の2つ。
- セキュリティの問題上
- 体力的な問題
もちろん緊急で夜勤になるケースもありますが、多くの会社は夜勤に男性を配置しています。
最終的には応募する会社の夜勤の形態によりますが、女性はそもそも夜勤が少なめです。
ただし、女性がインフラエンジニアに転職するのはデメリットもあり。
女性のインフラエンジニアのデメリットは、女性がインフラエンジニアに転職する3つのメリットとデメリットにまとめたので参考にどうぞ。
どうしても夜勤がイヤなら他のエンジニアを検討しよう
どうしても夜勤をやりたくないなら、インフラエンジニア以外の技術者を目指した方がいいかもですね。
職種が違えば夜勤がないから。
例えば、プログラマーは基本的に昼間の仕事です。
「IT業界で手に職をつけたいけど夜勤はイヤ」という人は、プログラマーを検討してみてもいいかなと思います。
プログラマーについては、プログラマーの仕事のきついところ5選【ただしノマド生活も可能です】にまとめてます。

また、インフラエンジニアとプログラマーの違いは、インフラエンジニアとプログラマーどっちに転職するか【違いを解説】をどうぞ。
あなたがどっちに向いてそうか確認しましょう。
まとめ【インフラエンジニアは夜勤があるけど、夜勤を避けることも可能】
ということで、インフラエンジニアには夜勤があります。
特に、インフラエンジニアに転職したばかりのときは、夜勤があると思っておいた方がいいでしょう。
ただし、夜勤はデメリットだけでなく、メリットもあります。
メリット | デメリット |
異常なしならヒマ
給料が上がる 残業が少ない 平日に休める 通勤ラッシュを避けられる |
体調不良になる人もいる
土日に休みにくい |
夜勤なしのインフラエンジニアになる方法は、下記の2つです。
- CCNAを取得する
- 上流工程にキャリアアップする
CCNAを取得するのは、ウズウズカレッジとかでいいと思います。
※無料のオンライン説明会があるので、インフラエンジニアに触れながら考えていけばOK。
インフラエンジニアに転職したいなら、さっそく今日から行動を始めてみましょう。
まずはCCNAの勉強から始めればOKです。
インフラエンジニアの平均年収は500万円くらいですが、行動を始めないとこの年収を得ることもできません。
- (仮)今の年収:300万円
- インフラエンジニアの平均年収:500万円
- 年収差:200万円
- 10年後の差:2000万円
「う〜ん…」と考えているうちに、どんどんと損失が広がっていきます。
興味があるなら、まずはCCNAに触れながら考えましょう。
今日から一歩を踏み出してみれば、インフラエンジニアでキャリアアップしていく未来が始まります。
てことで、あとは行動あるのみ。
あなたの転職の参考になればうれしいです( ̄^ ̄)ゞ