
バリスタの仕事がきついか知りたい。
コーヒー好きだし、いつか自分のカフェも持ちたいと思ってる。
でも、いきなりお店の経営はハードル高いから、まずはどこかで働いてみたいな。
実際、バリスタの仕事ってどんな感じだろう?
結構きついのかな?
僕でもやってけるか不安…
どんな人なら、バリスタに向いてる?
といった疑問に答えます。
この記事からわかることは、下記のとおり。
- バリスタの仕事のきついところがわかる
- あなたがバリスタの仕事に向いてるか診断できる
- バリスタを極めても稼げないことがわかる
このサイトを運営してる、佐藤誠一です。
僕は、自分が運営する就職・転職系サイトから、今まで3000人以上の職業相談に無料でのってきました。
バリスタとして働く人からの相談も、受けたことがあります。
- ずっと立ちっぱなしでしんどいです…
- 朝が早くて地味にきついです…
- 給料が低くてやってられません…
などなど。
正直、バリスタ1本で食べてくのはかなり難しいでしょう。
この記事は、実際にバリスタとして働く人の生の声をまとめてるので、かなり信ぴょう性はあるかと。
バリスタに憧れる人は多いですが、理想と現実のギャップにショックを受けないよう要注意。
趣味と仕事ではまったく違うので、くれぐれも慎重に検討しましょう。
バリスタの仕事のきついところ5選
バリスタの仕事のきついところは、下記のとおり。
- 朝が早い
- ずっと立ちっぱなし
- 常に勉強と練習が必要
- 下積みがきつい
- 給料が低い
僕が実際に受けた相談で、マジできつそうでした…
1つずつ解説しますね。
①朝が早い
バリスタの仕事は、朝が早いです。
僕に相談してきた人は、毎日6時に出勤してたそうです。
たまになら我慢できるけど、毎日は確かにキツいですよね。
朝が弱い人には、難しいかもしれません。
②ずっと立ちっぱなし
仕事中はずっと立ちっぱなしなので、きついです。
お店が空いてるときに座れればいいけど、そうもいきません。
接客業でもあるので。
特に、忙しい時間帯は目の回る忙しさで休む暇もないですね。
長時間の立ち仕事に自信がない人は、やめといた方がいいかも。
③常に勉強と練習が必要
バリスタ=修行だから。
本気でバリスタで食っていきたいなら、休んでる場合ではありません。
仕事終わりも休日も勉強して、ようやく一人前になれる感じ。
職人仕事みたいなもんなので、勉強に没頭できる人しか生き残れませんよ。
というか、本気でコーヒーが好きな人じゃないと無理です。
④下積みがきつい
上記にも書いたように、バリスタ=修行だから。
自分でコーヒーを淹れられるようになるまで、何年もかかるのが普通です。
最初のうちは、バリスタと関係ない仕事ばかり任されます。
そこで踏ん張れる人はいいけど、挫折する人も多いですよ。
⑤給料が低い
バリスタの年収は、200~300万円代が多いです。
ぶっちゃけ安いですね…
本当にコーヒーが好きな人なら、我慢できるかもしれません。
でも、この給料だけで生活するのは過酷ですよ。
バリスタ1本じゃ生活できないので、複数バイトを掛け持ちする人もいますね。
バリスタの仕事の良いところ
バリスタの仕事のきついところばかり書きましたが、良いところも紹介します。
やっぱりバリスタの仕事の良いところは、好きなコーヒーに関われること。
ずっとコーヒーに触れられるので、好きな人にはたまらないかと。
- ラテアートをしてお客さんが喜んでくれた
- 自分が淹れたコーヒーをSNSに上げてくれた
- 目の前で美味しいと言ってくれる
バリスタの仕事内容
カフェや喫茶店でコーヒーを淹れて提供するのが、バリスタの仕事です。
ただし、コーヒーだけでなくすべてのドリンクを作るお店もあります。
具体的な仕事内容は、下記のとおり。
- コーヒー豆の補充
- コーヒーの抽出
- コーヒーの提供
- コーヒー以外のドリンクの提供
- コーヒーメーカーやエスプレッソマシンの洗浄
かっこいい仕事だけじゃないので、知っておきましょう。
バリスタの仕事に必要な資格
バリスタは、資格がなくても働けます。
一応、下記のような資格がありますが、働きながら取得するのが普通です。
- JBAバリスタライセンス
- コーヒーマイスター
なので、とりあえず働いてしまいましょう。
ぶっちゃけ、独学でも勉強できます。
あなたがバリスタの仕事に向いてるか診断

バリスタの仕事のきついところはわかった。
ちなみに、バリスタに向いてる人ってどんな特徴があるの?
という人は、下記の診断をしてみましょう。
6つ以上に当てはまれば、向いてると思います。
- コーヒーが好き
- 好奇心旺盛
- 行動力がある
- カフェが好き
- タバコを吸わない
- 香りに敏感
- 健康に自信がある
- 体力がある
- 立ち仕事に強い
- コミュニケーション能力が高い
- 効率よく仕事ができる
あなたはいくつ当てはまりましたか?
バリスタに向いてる人はバイトから
診断の結果、バリスタの仕事に向いてた人はバイトから始めてみましょう。
マッハバイトとかで見つかると思います。
お店を選ぶときは、できれば研修のあるお店が良いですね。
具体的には、スタバとかがオススメです。
参考:スターバックスのアルバイトの面接対策や正社員就職の年収
憧れのバリスタに弟子入りもアリ
憧れのバリスタがいるなら、その人のもとで修行できないか相談してみるのもアリです。
※ただし、募集があるか確認しましょう。
他にも、下記のような進路があります。
- スクールに通う
- 資格を取得してから就職
- 海外にコーヒー留学する
バリスタに向いてない人は他の仕事がオススメ
バリスタに向いてなかった人は、悪いことは言わないので他の仕事にしましょう。
激務だし、給料は少ないし、向いてないならやってられない仕事です。
あなたに向いてる仕事は他にあるので、向いてる仕事に転職した方がいいかと。
※コーヒーは趣味でいいと思います。
あなたに向いてる仕事に出会う方法

でも、自分に向いてる仕事なんてわからないよ…
という人は、向いてる仕事がわからない人へ【19タイプ別の向いてる仕事一覧】をどうぞ。
タイプ別に向いてる仕事を明記してるので、すぐに適職がわかりますよ。

向いてる仕事がわかっても、自分に合う会社じゃないとダメじゃね?
という人は、転職エージェントに相談すればOK。
無料であなたに合う会社を紹介してくれます。
信頼できる転職エージェントは、20代におすすめの転職エージェント3選【転職に失敗しない利用方法】にまとめてます。
【悲報】バリスタを極めても稼げない
残念な結論ですが、バリスタを極めても稼げません。
日本では、バリスタに価値を感じられてないから。
「コーヒーに詳しい=稼げる」という構図になっていないので、バリスタを極めても稼げないんです。
バリスタで稼ぐにはカフェを経営するしかない【でも厳しい】

じゃあ、バリスタで稼ぐにはどうしたらいいの?
結論、自分のカフェをもつしかないと思います。
ずっとカフェのバイトというわけにもいかないですからね。
ただし、カフェの経営は極めて難易度が高いので、失敗する確率の方が高いです。
下記は飲食店の廃業率です。
- 1年目:3割
- 2年目:5割
- 3年目:7割
結論、カフェをやって3年続けられる可能性は3割しかありません。
よほど経営手腕のある人ならまだしも、経営の素人が成功できるほど甘くありません。
厳しい現実ですが、バリスタで稼げる人はほんのわずかです。
カフェ経営に失敗しない3つのコツ

カフェの経営に失敗しないためには、どうしたらいいの?
結論、下記の3つが重要です。
- 集客を最優先する
- 店舗にお金をかけすぎない
- コーヒーのこだわりを捨てる
1つずつ解説します。
集客を最優先する
コーヒーの味よりも、カフェの集客を優先しましょう。
お客さんに来てもらわないことには、稼げないから。
むしろ、コーヒーの勉強よりも集客の勉強をした方がいいと思います。
- Web広告の出し方
- SNSで地域に拡散する方法
- Youtubeで地域に広告を出す
などを勉強しておきましょう。
スタバやドトールなどの大手もライバルになるので、こうした集客戦略は最低限です。
店舗にお金をかけすぎない
なぜなら、経営を圧迫するから。
NGなのは下記です。
- 一等地への出店(家賃が高い)
- フランチャイズで出店(加盟金やロイヤリティが発生)
- 内装に凝りまくる(内装のローン返済が経営を圧迫)
結論、カフェは小さく始めるのがコツ。
まずは小さな店舗から始めて、徐々に大きくしていく感じ。
幸い、広いキッチンや大量の客席は不要なので、まずはお金をかけず小さく始めましょう。
コーヒーのこだわりを捨てる
残念な現実ですが、コーヒーのこだわりは不要です。
なぜなら、コーヒーの味がわかる人はほとんどいないから。
現実、スタバやドトールのコーヒー豆は決して上等とは言えませんよね。
それでも人が集まる理由は、「コーヒー以外にメリットがあるから」です。
例えばこんな感じ。
- 電源を使える
- Wi-Fiが飛んでる
- 話しやすい雰囲気
- スイーツが美味しい
むしろコーヒー以外に価値を求めてる人が多いので、コーヒーにこだわるなら他に拘りましょう。
というか、どうしてもコーヒーにこだわりたい人は、バリスタを目指さない方がいいかも。
経営はそんなに甘くないので、趣味にしといた方が人生は楽しいです。
まとめ【バリスタの仕事は理想と現実のギャップがきつい】
最後にもう一度、バリスタの仕事のきついところをまとめておきます。
- 朝が早い
- ずっと立ちっぱなし
- 常に勉強と練習が必要
- 下積みがきつい
- 給料が低い
また、バリスタに向いてる人の特徴は、下記の11個。
6個以上当てはまれば、バリスタに向いてるかと。
- コーヒーが好き
- 好奇心旺盛
- 行動力がある
- カフェが好き
- タバコを吸わない
- 香りに敏感
- 健康に自信がある
- 体力がある
- 立ち仕事に強い
- コミュニケーション能力が高い
- 効率よく仕事ができる
向いてなかった人は、他の仕事を探しましょう。
あなたに向いてる仕事は、向いてる仕事がわからない人へ【19タイプ別の向いてる仕事一覧】でわかります。
また、自分に合った会社も知りたい人は、転職エージェントに相談すればいいかと。
無料であなたに合った会社を紹介してくれますよ。
参考:20代におすすめの転職エージェント3選【転職に失敗しない利用方法】
バリスタは、想像以上に大変な仕事です。
途中で挫折する人も多いので、本気じゃない人はやめた方がいいかと。
あなたの進路の参考になれば、うれしいです。