
葬儀屋の仕事がきついか知りたい。
興味はあるんだけど、けっこう大変って聞くしなぁ…
あまりにもきつい仕事だと、やってく自信もないし。
そもそも、自分は葬儀屋の仕事に向いてるのかなぁ?
どんな人なら葬儀屋の仕事に向いてる?
といった疑問に答えます。
この記事からわかることは、下記のとおり。
- 葬儀屋の仕事のきついところがわかる
- あなたが葬儀屋の仕事に向いてるか診断できる
- 葬儀屋以外で向いてる仕事に出会う方法がわかる
このサイトの運営者、佐藤誠一です。
僕は、自分が運営する就職・転職系サイトから、今まで3000人以上の職業相談に無料でのってきました。
過去に、葬儀屋さんで働いてる人から相談を受けたこともあります。
正直、葬儀屋の仕事はかなりキツそうだと感じました。
この記事は、葬儀屋で働いたことのある人の生の声をまとめたので、かなり信ぴょう性はあるかと。
本気で葬儀屋の仕事を目指すか、参考にしてください。
目次
葬儀屋の仕事のきついところ7選
葬儀屋の仕事のきついところは、下記のとおり。
- 遺体に慣れるまでがかなりキツい
- 休みが少ない
- 覚えることが多い
- 体力がないとやっていけない
- かなり細やかな気配りが必要
- 人間不信になる
- 世間のイメージが良くない
実際に受けた相談ですが、かなりきつそうですよね…
1つずつ解説します。
①遺体に慣れるまでがかなりキツい
そもそも、遺体に慣れるまでがかなりキツいです。
普段、遺体を見ることがないから。
また、キレイな遺体ばかりではありません。
遺体の状態によっては、かなりショックを受けます。
※交通事故や子供の遺体など。
トラウマになる人もいて、精神的に耐えられず辞める人も多いです。
②休みが少ない
いつ依頼が来るかわからないので、24時間365日ずっと営業してます。
もちろん夜勤もあるので、生活リズムは乱れがちに。
休みの日でも、葬儀が複数あると呼び出されることもあります。
拘束時間が長く、場合によっては徹夜も覚悟しましょう。
※通夜が入ると徹夜になることもあります。
③覚えることが多い
とにかく、覚えることが多いです。
なぜなら、宗派によって葬儀が異なるから。
もし間違えたら、かなりヤバイですね…
絶対にミスが許されない仕事なので、プレッシャーはかなりあります。
④体力がないとやっていけない
葬儀屋の仕事は、体力がないとやっていけません。
力仕事が多いから。
遺体や棺、祭壇の準備など、重いものを運ぶときに、足腰がしっかりしてないと危険。
また、葬儀中はほぼ立ちっぱなしです。
特に、夏や冬の葬儀はかなり過酷で、葬儀が終わった後に体重が減るそうですよ。
⑤かなり細やかな気配りが必要
なぜなら、悲観的になっている遺族もいるから。
- 不用意な発言
- 遺体に対する粗相
- 不謹慎な行為
などは絶対に許されないので、かなり気を使います。
⑥人間不信になる
人間不信になることもあります。
遺族同士の揉め事が、目の前で繰り広げられることもあるから。
※相続争いとか。
ドラマ以上にドロドロな展開もあったりするので、かなり怖いです…
⑦世間のイメージが良くない
葬儀屋の仕事は、世間のイメージが良くないです。
死を商売にしているから。
最近は良くなってきましたが、それでもまだ葬儀屋を嫌う人はいます。
- 人の死を商売にするなんて、何を考えてるんだ!
- 費用がこんな高額なんて詐欺だ!
なんて言われることも。
葬儀屋の仕事の良いところ
逆に、葬儀屋の仕事の良いところは、いい葬儀を行なうと遺族から感謝されること。
無事に葬儀を終えて、遺族から感謝されたときは、やりがいを感じます。
【そもそも】葬儀屋の仕事とは?
葬儀屋は、亡くなった人の遺族から依頼を受け、ご遺体の管理や葬儀の準備・進行をするのが仕事です。
様々な仕事があり、ざっくりまとめるとこんな感じ。
- 葬儀の依頼を受ける
- 遺体を自宅へ搬送
- 通夜の手配
- 葬儀の日程や段取りの相談
- 葬儀・告別式の手配
- 葬儀場の設営
- 葬儀・告別式の司会進行
葬儀の最初から最後まで取り仕切らなければいけないので、かなりハードです。
また、葬儀関係の職種には、下記のようなものがあります。
- 葬祭ディレクター(葬儀全般の責任者)
- セレモニースタッフ(葬祭ディレクターの補助)
- 納棺師(ご遺体を清潔にし、身支度を整えて棺に収める人)
- 生花スタッフ(会場のお花の設営)
- ドライバー(火葬場の送迎)
- 献茶(式全体の雑務を行う人)
ちなみに、葬儀屋の仕事の平均年収は400万円くらいです。
仕事内容の割に、給料は安いです。
葬儀屋の仕事に必要な資格
葬儀屋の仕事に必要な資格はありません。
未経験でもOKなので、興味があればいつでも挑戦できます。
「葬祭ディレクター」などの資格もありますが、就職するときは不要です。
※実務経験を積んでから取得する資格です。
あなたが葬儀屋の仕事に向いてるか診断【6つ以上なら適性あり】

葬儀屋の仕事のきついところはわかった。
ところで、僕は葬儀屋に向いてるのかなぁ?
という人は、下記の診断をしてみましょう。
6つ以上当てはまれば、あなたは葬儀屋に向いています。
- 何事にもマジメに取り組む
- 清潔感がある
- 自分で考えて適切に行動できる
- 他人の感情に流されない
- 強い精神力がある
- 細やかな気配りができる
- 落ち着いている
- トラブルがあっても冷静に対処できる
- 体力に自信がある
- 寝起きがいい
- お酒を飲まない
あなたは、いくつ当てはまりましたか?
葬儀屋の仕事に向いてる人は目指してみよう
上記の診断で葬儀屋の仕事に向いてた人は、目指してみましょう。
まずは、キャリトレなど求人サイトで、葬儀屋の求人を探せばOK。
良さそうな求人があれば、話を聞きに行ってみるのもアリですよ。
人手不足の葬儀社が多いので、職場見学など対応してくれる場合があります。
葬儀屋の仕事に向いてない人はオススメしない
反対に、葬儀屋の仕事に向いてなかった人はオススメしません。
かなりきつい仕事なので、向いてないと地獄ですよ。
悪いことは言わないので、他の仕事にしておきましょう。
葬儀屋以外で向いてる仕事に出会う方法

自分に葬儀屋の仕事は向いていなさそうだな…
でも、他にどんな仕事が向いてるのかわからないよ…
葬儀屋の仕事に向いてないと診断が出た人は、他の向いてる仕事に転職しましょう。
向いてる仕事なら、低ストレスで働けますよ。

でも、自分に向いてる仕事って言われても、ピンとこないんだけど…
という人は、向いてる仕事がわからない人へ【19タイプ別の向いてる仕事一覧】を参考にしてください。
タイプ別に向いてる仕事をまとめてるので、あなたに向いてる仕事がすぐわかります。
もしかしたら、意外な天職が見つかるかもしれませんよ。
あなたと相性がいい会社を見つける方法

向いてる仕事がわかっても、自分に合う会社に入れるかが重要じゃない?
自分に合う会社なんて、どうやって探せばいいの?
という人は、転職エージェントに相談すればいいかなと。
転職エージェントは、あなたと相性が良い会社を紹介してくれるからです。
無料なので、とりあえず相談して、紹介される求人を見てから利用するか決めてもOK。
※嫌ならメール1本で、すぐ相談を辞められます。
信頼できる転職エージェントは、20代におすすめの転職エージェント3選【転職に失敗しない利用方法】にまとめてるので、参考になれば。
まとめ【葬儀屋の仕事はかなりきつい。やるなら覚悟が必要】
最後にもう一度、葬儀屋の仕事のきついところをまとめておきます。
- 遺体に慣れるまでがかなりキツい
- 休みが少ない
- 覚えることが多い
- 体力がないとやっていけない
- かなり細やかな気配りが必要
- 人間不信になる
- 世間のイメージが良くない
また、葬儀屋の仕事に向いてる人の特徴は、下記の11個です。
6つ以上当てはまれば、葬儀屋の仕事に向いてると思います。
- 何事にもマジメに取り組む
- 清潔感がある
- 自分で考えて適切に行動できる
- 他人の感情に流されない
- 強い精神力がある
- 細やかな気配りができる
- 落ち着いている
- トラブルがあっても冷静に対処できる
- 体力に自信がある
- 寝起きがいい
- お酒を飲まない
向いてなかった人は、他の向いてる仕事を探した方がいいですよ。
あなたに向いてる仕事は、向いてる仕事がわからない人へ【19タイプ別の向いてる仕事一覧】でわかります。
また、あなたに合う会社は転職エージェントで紹介してくれますよ。
※無料です。
参考:20代におすすめの転職エージェント3選【転職に失敗しない利用方法】
あなたの進路の参考になれば、うれしいです。