
出戻り転職ってしていいのかな?
転職したんだけど、やっぱり前の会社に戻りたい。
でも、出戻り転職ってデメリットもありそうだから、慎重に検討したい。
というか、今の会社よりも、前の会社よりも、さらに良い会社があるなら転職したい。
こういった疑問や悩みに答える記事です。
本記事の内容は下記のとおり。
- 出戻り転職のメリットとデメリット【失敗しないために】
- 出戻り転職ではなく、今の会社や前の会社より良い会社に転職する方法
僕、佐藤誠一は、このサイトや他の転職系サイトで、3000人以上の転職相談に無料でのってきました。
けっこう多い相談が、

出戻り転職って、アリだと思いますか?
というもの。
結論、メリットもデメリットもあるので、慎重な判断が必要です。
決して、安易に出戻りを決めないでください。
この記事では、出戻り転職のメリットとデメリットをまとめたので、参考にしてください。
また、記事後半では、今の会社よりも、前の会社よりもさらに良い会社に転職する方法を解説します。
出戻り転職のメリットとデメリット【失敗しないために】
出戻り転職には、メリットとデメリットがあるので、事前に知っておきましょう。
良い部分だけじゃないので、失敗するとリスクが大きいです。
出戻り転職のメリット
まずは、出戻り転職のメリットを見てみましょう。
- 採用される確率が高い
- 仕事内容をわかっている
- 人間関係もわかっている
採用される確率が高い理由は、
- 会社側もどんな人かわかってるから
- 採用コストを抑えられるから
- 研修がいらないから
などです。
出戻り転職のデメリット
反対に、出戻り転職のデメリットは、下記のとおりです。
- 待遇が下がる可能性がある
- 出世できない可能性がある
- 仕事ができて当たり前の空気
- 同僚の顔ぶれが変わっている可能性がある
- 「辞めたい」と思った会社なので、また辞めたくなる可能性がある
- また辞めると、年齢が上がった状態で転職活動なので不利
デメリットの方が多いので、注意しましょう。
待遇が下がったり出世できない理由は、「一度裏切った人」というレッテルを貼られるからです。
出戻り転職していい人【誘いがあれば戻りやすい】
整理すると、出戻り転職していい人は、下記のような人です。
- 今の会社を短期退職する人
- 30歳を超えてる人
- 前の会社を円満退社できた人
- 今も前の会社の人と、仲が良い人
- 「また戻ってきてほしい」と懇願された人
出戻り転職しても、失敗するリスクは低いでしょう。
明確に出戻り転職のメリットがあるのは、短期間で辞める人や30代以上の人
冷静に見ると、明確に出戻り転職のメリットがあるのは、
- 今の会社を短期退職する人
- 30歳を超えてる人
だけですね。
他の会社への転職活動が不利だからです。
- 前の会社を円満退社できた人
- 今も前の会社の人と、仲が良い人
- 「また戻ってきてほしい」と懇願された人
については、出戻り転職の明確なメリットはありません。
今の仕事を半年とかで辞める人は、出戻り転職がいい
今の会社を半年くらいとか、1年未満で辞める人は、特に出戻り転職が良いですね。
普通の転職活動は、かなり厳しいからです。
「すぐ仕事を辞める人」と判断されますよ。
その点、出戻り転職は短期退職とか関係なし。
特に、あなたに戻ってきてほしい会社は喜びますよ。
出戻り転職しない方がいい人
反対に、出戻り転職しない方がいい人は、下記のような人です。
- 前の会社を円満退社できなかった人
- 前の会社を辞めて3年以上が経過している人
- あなたが前の会社を辞めた理由が、解消されていない人
出戻り転職しても、大きなメリットは得られません。
特に、前の会社を辞めて3年以上が経過している人は、普通に他の会社に転職した方がいいですよ。
世の中にはたくさんの企業があるので、わざわざ可能性を狭くする必要はありません。
【結論】基本的には出戻り転職しない方がいい
ちょっとまとめると、基本的には出戻り転職はしない方がいいです。
理由は下記の2つ。
- 一度「辞めたい」と思った会社なので、また辞めたくなる可能性があるから
- 世の中にはたくさんの企業があるから(前の会社に固執する理由がない)
前述のとおり、出戻り転職で明確なメリットがある人は、
- 今の会社を短期退職する人(他の会社への転職が不利なので)
- 30歳以上の人(新しい会社への転職は不利なので)
の2つだけです。
それ以外の人は、基本的には出戻り転職はあまりおすすめしません。
【おすすめ】出戻りの準備をしつつ、転職活動をする

出戻りするかどうか、決められない…
という人は、両方やりましょう(^^)
つまり、
- 出戻り転職の準備を進める(前の会社の上司に相談とか)
- 水面下で、別の会社への転職活動を始める
の両方をやってください。
どっちに転んでも大丈夫だからです。
出戻りの準備をしつつ、転職活動をする注意点
ただし、前の会社に相談して好印象だった以上は、出戻り転職しましょう。
出戻りのお願いをしたのに、他の会社に転職するのはマナー違反だからです。
別の会社への転職活動は、あくまで出戻りできなかったときの保険です。
前の会社に相談してしまって歓迎ムードなら、もう出戻るしかありません。
【ちなみに】出戻り転職したい理由・志望動機はポジティブに
出戻り転職といっても、企業によっては面接があります。
志望動機に注意してください。

やっぱり御社の方が良かったので…
とか言うと、無責任に見えて印象が悪いです。

転職先で身につけた新しいスキルを、御社で発揮したいです。
というように、ポジティブな志望動機にしましょう。
出戻り転職ではなく、今の会社や前の会社より良い会社に転職する方法
ぶっちゃけ、一番良い方法は「今の会社や前の会社より、良い会社に転職すること」ですよね。
今の会社や前の会社を超える会社に転職できれば、あなたの悩みも一気に解決です(^^)
今の会社や前の会社を超える会社に転職するコツは、あなたの向いてる仕事を選ぶことです。
向いてる仕事=天職なので余裕が生まれる
向いてる仕事はできちゃうので、心に余裕が生まれます。
仕事ができるから、自信もつきます。
最初は興味ない仕事でも、周りから褒められればやりがいに変わります。
評価が上がれば、給料も上がります。
結論、向いてる仕事をすることで、今の会社や前の会社を超えられます。
あなたに向いてる仕事を知る方法
向いてる仕事がわからない人へ【19タイプ別の向いてる仕事一覧】を読んでみてください。
タイプ別に向いてる仕事をまとめているので、あなたの天職が一発でわかります(^^)

自分に向いてる仕事なんて、わからないなぁ
という人は、記事を読んで天職を調べましょう。
あなたに合ってる会社は転職エージェントに紹介してもらう
向いてる仕事がわかっても、具体的な求人情報がないと転職できません。
転職エージェントに、あなたに合ってる会社を紹介してもらいましょう。
転職エージェントを選ぶコツは、適職診断があるところを選ぶこと。
プロのキャリアカウンセラーにも、あなたに向いてる仕事を診断してもらいましょう。
ちなみに、あなたに合う会社を紹介してくれる転職エージェントについては、
20代におすすめの転職エージェントを紹介【合ってる仕事を選ぶ方法】にまとめています。
まとめ【出戻り転職は基本的にはしない方がいい】
この記事をまとめます。
- 出戻り転職のメリットとデメリットを事前に把握しよう
- 出戻り転職でメリットがあるのは、短期退職や30代以上の人
- 基本的には、出戻り転職はしない方がいい【たくさん企業があるから】
- 迷うなら、出戻りの準備をしつつ、転職活動も始める
- 今の会社や前の会社より良い会社に転職するコツは、向いてる仕事を選ぶこと
- あなたに合ってる求人を紹介してくれる転職エージェントに相談する
出戻るかどうか迷っているあなたの、参考になればうれしいです(^^)
結論、迷ったら出戻りと他の会社への転職活動を、両方やってください。
あなたに合ってる会社を紹介してくれる転職エージェントの情報は、
20代におすすめの転職エージェントを紹介【合ってる仕事を選ぶ方法】にまとめてます。
また、うっかりブラック企業に転職してしまった人は、
転職先がブラックだったら転職活動開始【次の転職に成功する方法】を読んでください。
結論、ブラック企業だったら、すぐに転職活動を始めましょう。
あなたの転職の参考になればうれしいです(^^)