
公務員から民間への転職は、難しいって本当かな…?
安定を求めて公務員になったけど、仕事はつまらないし、給料は安い。
たしかに安定はしてるんだろうけど、潰しはきかないし、一生で稼げるお金も決まってる。
そんな人生は嫌だ。
民間に転職して、食いっぱぐれのないスキルを身につけて、もっとお金を稼ぎたい。
公務員を辞めるなんて親とかに反対されそうだけど、
やっぱり民間に転職したいんだよね。
どうしたら民間の良い会社に転職できるかな?
あと、どんな業界に転職するのがいいんだろう?
こういった悩みや疑問に答える記事です。
本記事の内容は下記のとおり。
- 公務員から民間に転職するのが難しい理由【ビジネス経験がないから】
- 公務員から民間の転職に成功する方法【志望動機や転職理由が命】
- 公務員から民間でおすすめの転職先【手に職がつく仕事が良い】
- 民間→フリーランスや起業で年収1000万円以上も可能
僕、佐藤誠一は元公務員です。
- 21~22歳:公務員
- 22~26歳:フリーター
- 26~36歳:営業
- 36歳~:フリーランスのWebライター(今ここ)
という経歴です。
結論、20代なら公務員から民間に転職できます。
まだ若いので。
僕も26歳で民間の会社に転職できました。
この記事では、公務員から民間への転職が難しいと言われる理由と、民間に転職する方法を解説します。
実際に民間に転職できた僕が書いたので、かなり信ぴょう性あるかと。
さらに、民間で経験を積んでフリーランスや起業する方法も解説します。
あなたの人生設計の参考になればうれしいです。
目次
公務員から民間に転職するのが難しい理由【ビジネス経験がないから】
ビジネス経験がないからです。
公務員は、非営利の仕事しかしてませんからね。
だから、

公務員にビジネスなんてできるのかな?
と面接官に思われてます。
だから公務員が民間に転職するのは、少し難易度が高いんです。
公務員→民間で違うビジネスの感覚
民間企業は、お金儲けをするために仕事します。
なので、下記のようなビジネスの感覚が必要。
- 利益につながる行動
- コストを削減する行動
- 業務効率化
- 創意工夫
- 言われてなくても自発的に行動して利益を出す
- 顧客満足度
- 利益にならない人と関わらない行動
公務員にはない感覚もあるはず。
公務員→民間の転職が難しいと言われる理由は、公務員の人は上記の経験がないからです。
ぶっちゃけ20代前半なら問題なし【20代後半から注意】
正直、20代前半で公務員→民間の転職はかなり余裕です。
まだ若いので、柔軟に対応できるから。
僕も22歳で公務員を辞めてたので、あんまり問題なく転職できました。
問題は20代後半以降ですね。
仕事のクセもついてるでしょうから、うまくビジネスマンになれない人もいます。
実際、20代後半で民間に転職したけど、仕事に馴染めず辞める人もいますよ。
【ちなみに】公務員から民間に転職するメリットとデメリット
一応メリットとデメリットを知った上で、転職を検討しましょう。
メリット | デメリット |
スキルが身について食っていける
成果によって稼げる 年功序列じゃない 無駄な仕事が減る 起業スキルも身につく |
また公務員に戻るのは難しい
安定を捨てることになる 手厚い福利厚生を捨てることになる 年功序列を失う |
本当に公務員から転職すべきか、再度考えてみてください。
本気なら、さっそく転職活動を始めましょう。
公務員から民間の転職に成功する方法【志望動機・転職理由が命】
結論、志望動機・転職理由が命だと思ってください。
面接で必ず、

なんで公務員を辞めて民間で仕事をしたいんですか?
と聞かれるからです。
面接官側が不思議がるのも無理ないですよね。

なんでわざわざ、安定を捨てて民間に転職するんだろう?
と疑問ですもん。
だから、民間に転職する志望動機は完璧にしておきましょう。
公務員から民間に転職する志望動機【スキルを身につけたいから】

公務員から民間に転職する志望動機って、どんなのがいいの?
と疑問の人は、「スキルを身につけたいから」が良いですね。
事実、公務員では手に職がつかないから。
具体的に文章にすると、こんな感じです。

残念ながら、公務員ではビジネススキルが身につきません。
これだけ不安定な時代に、唯一信頼できるのは自分のビジネススキルだと思います。
手に職がつけば、家族を守っていくこともできるでしょう。
ビジネススキルを身につけて、御社に貢献したいです。
もし面接官に、

じゃあ、なんで公務員になったの?
と突っ込まれたら、

当時の私は「安定している」という理由だけで、公務員を選んでしまいました。
真剣に人生を考えていなかったと、今は反省しています。
真剣に考えた結果、今はビジネススキルを身につけることが大切だと思っています。
と答えればOK。
反省できて、前に進める人に見えます。
納得してくれる面接官も多いですよ。
ビジネスに役立つ人材だとわかる自己PRも必要
志望動機と同じくらい大事なのが、自己PRですね。
面接官が一番不安なのは、

ビジネス経験がないこの人を採用して、どんなメリットがあるんだろう?
ってことだから。
結論、今までの自分の経験の中から、ビジネスに使えそうなネタを自己PRで伝えればOKです。
例えば、こんな感じです。
- 学生時代に、販売のアルバイトで売上が高かった
- 公務員時代に、電話対応をほめられた
- SNSでフォロワーが多い→人脈の多さをアピール
- プログラミングの勉強をしている
- 英語ができる
ビジネスをしたことがなくても、ビジネスに関連しそうなネタを伝えれば問題なしです。
志望動機・自己PR・面接の自信がないなら転職エージェントに相談

頭ではわかるけど、いざ自分で志望動機とか自己PRを作ろうとしても、なんかうまくいかない…
こんなんじゃ、面接でうまく話せるわけないよなぁ…
と不安な人は、転職エージェントに相談してください。
志望動機・自己PR・面接のサポートをしてくれるからです。
あなたが転職のプロになる必要はないので、プロに相談しちゃいましょう。
転職の相談が一番丁寧なのはウズウズ
ちなみに、志望動機・自己PR・面接のサポートが一番手厚いのは、ウズウズです。
一般的な転職エージェントの約10倍の時間をかけて、キャリアカウンセリングをしてくれるから。
公務員から民間の転職の成功例も多いので、不安なら相談しといて損はないかと。
無料なので、とりあえず相談してみてから、利用するか決めてOKです。
ウズウズの評判は、ウズキャリの評判や口コミをご紹介【悪い評判がある理由も解説】にまとめてます。
公務員から民間でおすすめの転職先【手に職がつく仕事が良い】
ちなみに、公務員から転職しやすい民間の業界・職種は、下記のとおり。
- IT業界
- 営業
- 建設の施工管理
上記3つは、手に職がつく仕事を厳選してます。
1つずつ解説しますね。
①IT業界
IT業界は手に職がつくし、もっとも将来性があります。
- AI
- 5G
- ドローン
- 自動運転
など、今後も伸びていく要素が多い業界だからです。
幸い、未経験からでも転職できるので、公務員からでも転職できます。
僕も現在はWebライターをしており、広く言えばIT業界。
正直、他の業界より稼ぎやすいし、収入は安定してます。
※在宅で年収750万円くらい。
近年注目されているテレワークも多いので、時代に合った業界と言えますね。
IT業界についてくわしく知りたい人は、IT業界は将来性ありまくり【未経験者向けに実体験も含めて解説】をどうぞ。
②営業
営業職も公務員から転職しやすいです。
常に人不足だから。
なんとなく想像できるかもですが、営業職は離職率が高いんです。
向いてる人には向いてるけど、向いてない人にはとことん向いてません。
不人気なのも、転職しやすい理由ですね。
でも、営業スキルがあれば一生食っていけます。
どの業界でも、営業は「人を相手にする」という点では一緒ですからね。
- コミュニケーションに自信がある
- 初対面の人とすぐに仲良くなれる
- 人の話を聞くのが得意
という人は、営業職に向いてます。
③建設の施工管理
施工管理とは「現場監督」のことです。
意外かもしれませんが、建設の現場監督も未経験から応募が可能。
もちろん公務員からの転職もしやすいです。
ただし、建設の現場監督は体力のある人限定ですね。
けっこう激務だから(^^;
建設が好きで、体力に自信がある人だったら、良い仕事です。
【体験談】公務員から民間企業に転職した結果、人生の選択肢が増えた
冒頭でもお伝えしたとおり、僕は公務員を辞めて民間企業に転職しました。
その結果、手に職がついて人生の選択肢が増えました。
僕がやった仕事は、主に下記の2つ。
- 営業
- IT業界
そのおかげで、今では生きやすいです。
- 営業スキル→いつでも稼げるので安心
- ITスキル→自宅でも稼げるから楽
公務員時代では考えられないほどの、自由と安心を手に入れました。
結論、公務員から民間に転職してよかったですよ。
人生の自由と安心感がほしい人は、民間に転職して手に職をつけましょう。
民間→フリーランスや起業で年収1000万円以上も可能
民間に転職できると、その先のキャリアとして、
- フリーランス
- 起業
などもあります。
ようは、会社に縛られることなく、あなたの自由が手に入る働き方です。
公務員からフリーランスや起業に行くのは、あまりにも非現実的。
まずは民間でビジネススキルを身につけてから、フリーランス・起業を目指すのが一般的です。
僕もフリーランスになって自由きままです
僕は36歳のときに、フリーランスのWebライターになりました。
民間でスキルを積んできたので、できたことですね。
僕の今の生活はこんな感じ。
- 毎日、家でパジャマでパソコン作業
- 好きな時間に起きて、好きな時間に寝る
- 休みも自由
- 誰にも管理されない
- 通勤がない
- めんどくさい飲み会とか付き合いがない
- 年収750万円
冒頭でお伝えしたとおり僕も元公務員ですが、公務員時代と比べたら天国です。
民間に転職した後には、こういうライフスタイルに進んでいくことも可能です。
民間は副業でも稼げる
2018年頃から、世間では「副業解禁」が当たり前になりました。
大手企業でも副業を解禁していますよね。
なのに、公務員はいまだに副業禁止。
これでは一生で稼げるお金が増えません。
民間に転職すれば副業も可能。
年収を決めるのは、あなた自身ということです。
すごい人だと、
- 会社の給料:月給40万円
- 副業の収入:月収100万円
というケースもありますね。
例えば、民間企業に勤めながら、
- ブログ運営
- Youtuberとして活動
- 教材を作ってネットで売る
など、副業の幅も広がっています。
まとめ【公務員から民間への転職は難しいけど、コツをつかめばOK】
この記事をまとめます。
- 公務員から民間への転職が難しいのは、ビジネス経験がないから
- 公務員から民間に転職するには、志望動機や転職理由が命
- 公務員から転職しやすい民間は、IT業界・営業・建設の施工管理
- 公務員から民間に転職してよかったですよ
- 民間はフリーランスや起業で稼ぐ進路も手に入る
公務員から民間に転職したいあなたの、参考になればうれしいです。
記事の内容で、できることから行動してみましょう。
コツさえおさえれば、民間への転職はそんなに難しくありません。
転職活動が不安なら、転職エージェントの利用も検討してみましょう。
ウズウズは公務員→民間の転職で成功事例も多く、相談が丁寧なのでおすすめです。
無料なので、情報収集のつもりで相談して、相談してから利用するか決めてOKですよ。
参考:ウズキャリの評判や口コミをご紹介【悪い評判がある理由も解説】
ちなみに、公務員を辞める対策も考えておきましょう。
僕は、公務員を辞めるときに半年もかかりました(^^;
いわゆる「引き留め」ってやつですね。
辞めるときの対策を事前に知っておきましょう。
詳しくは、公務員を辞めたい人は辞めて大丈夫【元公務員が語る11の理由】にまとめています。
親や彼女に反対されたときの対処法も書いたので、読んでおきましょう。
あなたの民間への転職の参考になればうれしいです!