
インテリアコーディネーターの仕事がきついか知りたい。
前からインテリアには興味があって、部屋の模様替えとかも好き。
実際、インテリアコーディネーターってどんな仕事をするんだろう?
将来性とかあるのかな?
資格を取ったら仕事にできる?
そもそも、どんな人が向いてるかも知りたい。
私でもやっていけるかなぁ?
といった悩みに答えます。
この記事からわかることは、下記のとおり。
- インテリアコーディネーターの仕事のきついところがわかる
- あなたがインテリアコーディネーターに向いてるか診断できる
- インテリアコーディネーター以外で向いてる仕事の見つけ方がわかる
このサイトの運営者、佐藤誠一です。
僕は、自分が運営する就職・転職系サイトから、今まで3000人以上の職業相談に無料でのってきました。
インテリアコーディネーターをやってる人から、相談を受けたこともあります。
インテリアコーディネーターの仕事がきつい原因は、下記の3つ。
- 人間関係
- 激務
- 給料の低さ
好きなだけでやっていけるほど、甘くないってことですね。
インテリアコーディネーターをやってる人の生の声をまとめてるので、信ぴょう性はかなりあるかと。
興味がある人は、くれぐれも慎重に検討しましょう。
目次
インテリアコーディネーターの仕事のきついところ7選
インテリアコーディネーターの仕事のきついところは、下記のとおり。
- 人間関係がきつい
- お客様と現場の板挟みになる
- 激務で休めない
- かなりの肉体労働
- メーカーとのやりとりが大変
- 給料が低いのに責任は重い
- インテリアが嫌いになる
好きで始めた仕事が嫌いになってしまうのは、きついですね…
1つずつ解説します。
①人間関係がきつい
とにかく、人間関係がきついです。
色んな人と、円滑なコミュニケーションを取らないといけないから。
- 気難しいお客さん
- 頑固な職人
- 上から目線のメーカー担当者
など、クセのある人が一定数います。
グッとこらえて、我慢しなきゃいけない時もあります。
僕に相談に来た人は、気を使いすぎて精神がすり減ると言ってました。
②お客様と現場の板挟み
なぜなら、お客様と現場を繋ぐのがインテリアコーディネーターの仕事だから。
例えば、仕上がりがお客様の要望と違った時。
そのとき、間に立たされるのがインテリアコーディネーター。
お客様と現場の両方の不満をぶちまけられるので、正直しんどいです。
③激務で休めない
激務で休めないのもきついところ。
なぜなら、お客様の都合に合わせて動くから。
お客様に「○日で」って言われたら、休みでも出勤です。
スケジュールとの戦いでもあるので、遅れることは許されません。
間に合わなそうだと、現場の仕事を手伝ったりもします。
休みも関係なく携帯が鳴り続けるので、かなりストレスですね。
正直、仕事と家庭の両立は難しいと思います。
④かなりの肉体労働
実は、肉体労働の仕事です。
なぜなら、持ち歩くときの荷物が多いから。
インテリアコーディネーターは、現場の立ち合いや打ち合わせで外出することが多いです。
そのため、常に仕事道具を持ち歩くので、これが地味につらい…
また、複数の案件を同時に進めないといけないので、体がいくつあっても足りません。
⑤メーカーとのやりとりが大変
お客様の要望に合わせないといけないから。
全部が同じメーカーのものなら楽だけど、実際はそうじゃありません。
- 壁紙はA社
- 床材はB社
- 照明はC社
みたいに、バラバラなことが多いです。
複数のメーカーを組み合わせて使うため、絶対にミスしちゃいけません。
発注から納品までを期限内に、確実に終わらせるのはかなり大変ですね。
⑥給料が低いのに責任は重い
これだけ責任の重い仕事をしてるのに、給料は低いです。
毎日残業して、要望に合わせたコーディネートを提案してもボツになることも。
最悪、他へ行ってしまいます。
そうなると、売り上げにつながらないので怒られます。
もっと認められてもいい仕事なのに、まだまだ社会的な地位は低いです。
⑦インテリアが嫌いになる
仕事がきつすぎて、インテリアが嫌いになってしまいます。
実際に働いて、現実を突きつけられたから。
- 自分が提案したコーディネートを全否定された
- 激務すぎて提案が雑になり、あとで自己嫌悪になる
- 現場で舐められっぱなし
- インテリアと関係ない仕事ばかりさせられる
- 華やかな仕事だと思ったら全然違った
好きで始めた仕事なのに、理想と現実が違うとショックですよね。
インテリアコーディネーターの仕事の良いところ
きついところばかり書きましたが、良いところもあります。
それは、お客様に喜んでもらえたとき。
引き渡しの時に、「ありがとう。〇〇さんに頼んでよかった」と言ってもらえると、今までの苦労が一気に吹き飛びます。
頑張ってよかったと思える瞬間ですね。
また、インテリアが好きなら、この仕事は楽しいですよ。
インテリアコーディネーターの仕事内容
インテリアコーディネーターは、お客様の要望を聞いてそれに合ったインテリアの提案をする仕事です。
個人宅のインテリアデザインがほとんどで、大まかな流れは下記のとおり。
- お客様からの要望などをヒアリング
- スケッチやCGで製図の作成
- 商品を選んで提案
- 業者さんと打ち合わせ
- お客様にプレゼン
- 見積もり
- 契約
- 商品の発注
- 納品
- アフターフォロー
見た目だけでなく、使いやすさやお客様のライフスタイルに合わせた空間を提案する必要があります。
そのため、幅広い知識やデザイン力が求められます。
自分の意見を押し付けず、お客様の要望をしっかり汲み取ることも重要。
平均年収は350万円くらい。
業務が幅広く、責任も重いわりに給料は低めですね。
インテリアコーディネーターに必要な資格
インテリアコーディネーター資格はあるけど、就職するのに必ず必要というわけではありません。
ただし、資格を持ってないと就職は厳しいかと。
合格率は25%前後で、難易度はなかなか高めです。
他にも、
- 二級建築士
- インテリアプランナー
- 宅地建物取引士
- カラーコーディネーター
- CAD(製図のときに知識が必要)
など、仕事に関連した資格を勉強する人もいます。
インテリアコーディネーターの資格がないと就職は不利だけど、資格があっても稼げないし激務なので割に合わない感じです。
あなたがインテリアコーディネーターの仕事に向いてるか診断

インテリアコーディネーターの仕事がきついことはわかった。
実際、どんな人が向いてる?
私もできるかなぁ?
という人は、下記の診断をしてみましょう。
9個以上当てはまれば、インテリアコーディネーターに向いてます。
- インテリアが好き
- 流行に敏感
- 好奇心旺盛
- 勉強が好き
- 絵を描くのが上手
- 話を引き出すのが得意
- 説明するのが得意
- 提案するのがうまい
- 嫌な人ともコミュニケーションを取れる
- 我慢強い
- 見た目が清潔
- 体力に自信がある
- 空気を読んで行動できる
- 数字が得意
- PC作業が得意
- 複数を同時進行してもパニックにならない
- 先を見越して、余裕をもって行動できる
あなたはいくつ当てはまりましたか?
インテリアコーディネーターに向いてる人は始めてみよう
診断の結果、インテリアコーディネーターに向いてた人は、ぜひ始めてみましょう。
ネットで「インテリアコーディネーター 求人」とかで探せば見つかります。
まだインテリアコーディネーターの資格を取得してない人は、まず資格の勉強から始めてみるのも良いですね。
インテリアコーディネーターに向いてない人はやらない方がいい
逆に、診断で向いてなかった人はオススメしません。
向いてない仕事は、100%続かないから。
最初は頑張れても、どこかで限界がきます。
時間ももったいないので、他の仕事を探しましょう。
インテリアコーディネーター以外で向いてる仕事を見つける方法

診断したけど、私には向いてなかった…
でも、今の仕事は辞めたいんだよね…
どうしたらいい?
インテリアコーディネーターに向いてないと診断が出た人は、他の向いてる仕事を探しましょう。
あなたに向いてる仕事なら、楽しく働けますよ。

でも、どんな仕事が向いてるかわからないよ…
という人は、向いてる仕事がわからない人へ【19タイプ別の向いてる仕事一覧】を参考にどうぞ。
タイプ別に向いてる仕事を明記してるので、すぐに適職がわかります。
あなたに合った会社の探し方

向いてる仕事の探し方はわかったけど、自分に合った会社はどう探せばいい?
という人は、転職エージェントに相談すればいいかと。
あなたに合った会社を紹介してくれます。
無料なので、とりあえず相談して求人を見てから決めればOK。
必要なければ、メール1本ですぐ相談をやめられます。
信頼できる転職エージェントは、20代におすすめの転職エージェント3選【転職に失敗しない利用方法】にまとめてるので、興味があれば。
まとめ【インテリアコーディネーターの仕事はきつい。好きだけじゃ無理】
最後にもう一度、インテリアコーディネーターの仕事のきついところをまとめておきます。
- 人間関係がきつい
- お客様と現場の板挟みになる
- 激務で休めない
- かなりの肉体労働
- メーカーとのやりとりが大変
- 給料が低いのに責任は重い
- インテリアが嫌いになる
また、インテリアコーディネーターに向いてる人の特徴は、下記の17個。
- インテリアが好き
- 流行に敏感
- 好奇心旺盛
- 勉強が好き
- 絵を描くのが上手
- 話を引き出すのが得意
- 説明するのが得意
- 提案するのがうまい
- 嫌な人ともコミュニケーションを取れる
- 我慢強い
- 見た目が清潔
- 体力に自信がある
- 空気を読んで行動できる
- 数字が得意
- PC作業が得意
- 複数を同時進行してもパニックにならない
- 先を見越して、余裕をもって行動できる
9個以上当てはまれば、向いてると思います。
向いてなかった人は、他の仕事を探しましょう。
向いてる仕事は、向いてる仕事がわからない人へ【19タイプ別の向いてる仕事一覧】でわかります。
自分に合った会社を見つけたいなら、転職エージェントに相談するのもアリ。
無料なので、とりあえず話だけ聞いて良さそうなら使ってみては?
参考:20代におすすめの転職エージェント3選【転職に失敗しない利用方法】
あなたの仕事選びの参考になれば、うれしいです。