
ドラッグストアの仕事のきついところを知りたい。
近所で求人を見つけたんだけど、きつい仕事なのかなぁ?
ドラッグストアってどんな仕事をするの?
あと、どんな人が向いてるかも知りたいな。
といった疑問などに答えます。
この記事からわかることは、下記のとおり。
- ドラッグストアの仕事のきついところがわかる
- あなたがドラッグストアの仕事に向いてるか診断できる
- ドラッグストアで働いた場合の未来予測
このサイトを運営してる、佐藤誠一です。
僕は、自分が運営する就職・転職系サイトから、今まで3000人以上の職業相談に無料でのってきました。
ドラッグストアで働く人からの相談は、けっこう多かったです。
きついところをまとめたので、バイト選びの参考にしてみてください。
ドラッグストアのバイトがあなたに向いてるかも診断できるので、適職診断にどうぞ。
また、将来的に正社員に就職を考えてるなら、ドラッグストアは辞めといた方がいいですよ。
誰でもできる仕事なので、就活のアピールにならないから。
将来も考えて、ドラッグストアのバイトをすべきか解説します。
目次
ドラッグストアの仕事のきついところ7選
ドラッグストアの仕事のきついところは、下記のとおり。
- 扱う商品が多すぎる
- 品出しが大変
- 薬のことを聞かれる
- クレーム対応
- 高齢者の常連客が長居する
- レジでやることが意外と多い
- 風邪をうつされる
1つずつ解説します。
①扱う商品が多すぎる
ドラッグストアは、扱う商品が多すぎてキツいです。
薬以外にも、たくさんの商品を販売してるから。
- 日用品
- 化粧品
- 食品
- アルコール
など、薬が置いてある大きなコンビニみたいな感じ。
商品名や場所を覚えるだけでもかなり大変ですよ。
お客さんに商品の場所を聞かれて、見つからなくてクレームになることもあります。
もちろん、すべての商品の情報が頭に入るわけがないので、お客さんに質問されて答えられず怒られるケースもありますね。
②品出しが大変
前述したとおり、扱う商品が多いから。
新商品の発売や季節に合わせて、棚の入れ替えとかもあります。
食料品は、賞味期限をチェックしながら割引シールを貼ったりしなきゃいけません。
液体商品もたくさん取り扱うので、重いものを運ぶ機会が多いです。
そのため、腰痛になるリスクがあります。
完全なる肉体労働ですね。
③薬のことを聞かれる
薬のことを聞かれるのがキツいです。
薬剤師か登録販売者でないと、薬の説明をしちゃいけないから。
薬のことなので下手に答えられません。
それでもお客さんがいろいろ聞いてくるので、答えられないとクレームになることも。
テキトーに答えてしまうと、後日「薬が効かなかった!」とトラブルになるケースもあります。
また、レジで薬のことを聞かれちゃうと、薬剤師や登録販売者を呼ばなければならず、レジが止まって待ってるお客さんの視線が恐怖。
夜遅いシフトだと薬剤師や登録販売者がいないこともあり、クレームになりがちです。
ぶっちゃけ、薬のことを聞かれるのはかなりきついですね。
④クレーム対応
特に、コロナが流行ってからクレームが増えました。
ドラッグストア店員の思いです。
私たちも同じ人間です。
ありがとう、頑張ってねが一個でもあれば良いのに。
すみません、申し訳ございませんばかりで疲れました。#コロナウイルス pic.twitter.com/Lf9XU5Ddjh— 🧅tama🧅 (@tama_punpa) February 28, 2020
私がマスクしてるだけで(客はしてない)レジ中ジロジロみてる。
マスクについて色々愚痴りたいんでしょうね。そのマスクどうしたの?って。言えないから私の接客のあら探ししてる。機嫌わるそうな客。
従業員だから手にはいると思ってんならあなた従業員なれば?ドラッグストアって仕事きついからね❗— 西くん (@nononizyu) March 24, 2020
元ドラッグストア店員だけど震災の時もこんな感じだったしまじで人が怖くなったね。すみませんて声をかけられるのが怖くて仕方なかった。だから今の状況まじでドラッグストア店員は地獄見てると思う。この仕事ほんとやばい客多いから。ほんときついよ。
— りんね (@rinne00520) February 29, 2020
理不尽なクレームも多いです。
謝りすぎて病んだ人もいますよ。
ぶっちゃけ、コロナより人の方が怖いかも…
⑤高齢者の常連客が長居する
ドラッグストアを憩いの場にしてる高齢者もいます。
そのため、オープンするとすぐに来て、店員に話しかける人も。
空いてるならいいけど、混んでるときに話しかけられると困りますね。
話始めると長いので…
仕事に戻ろうとすると怒る人もいるので、うまく対応しなきゃいけません。
⑥レジでやることが意外と多い
ドラッグストアのレジは、結構やることが多いです。
- ポイントカードの確認
- クーポン・金券などの処理
- レジ袋の有無
- 支払い方法の確認
など、お客さんに確認することが多くて面倒ですね。
何度もお客さんに確認すると、逆ギレされることもあります。
特に「ポイント◯倍デー」みたいな日は、マジで激務。
当然、レジでパニックになる回数も多いです。
頭の回転が早い人じゃないと、ドラッグストアのレジは難しいですよ。
⑦風邪をうつされる
なぜなら、体調の悪いお客さんがたくさん来るから。
ドラッグストアなので仕方ありませんが、明らかに体調悪そうな人が来ると身構えますね。
健康な人じゃないと、すぐに風邪をひきますよ。
健康に自信がない人は、やめといた方がいいかと。
ドラッグストアの良いところ
反対に、ドラッグストアの良いところは下記のとおり。
- 薬の知識が身につく
- 社割が使えるところもある
- 試供品をもらえる
- 登録販売者の資格を持ってると給料が高くなる
薬の知識があればどれを買えばいいかわかるので、けっこう便利ですよ。
また、買おうか迷ってるものも試供品で試せます。
ドラッグストアの仕事内容
ドラッグストアの仕事内容は、主に下記の4つ。
- レジ打ち
- 品出し
- 店内清掃
- 商品の棚卸し
ぶっちゃけ、誰でもできる単調な仕事です。
後述しますが、もし将来的に正社員の就職を考えてるなら、就活でアピール材料にならないのでおすすめしません。
「誰でもできる仕事=武器がない」ってことでして、就活は不利です。
もしいつか正社員になりたいなら、就活でアピールできるバイトにしましょう。
※後述します。
あなたがドラッグストアの仕事に向いてるか診断

ドラッグストアの仕事のきついところはわかった。
ところで、どんな人が向いてるの?
私にもできるかな?
という人は、下記の診断をしてみましょう。
6個以上当てはまれば向いてるかと。
- 見た目が清潔
- コミュニケーション能力が高い
- 接客が得意
- 愛想がいい
- 覚えるのが早い
- 記憶力がいい
- 臨機応変に対応できる
- 健康
- フットワークが軽い
- 体力に自信がある
- 勤務時間がバラバラでも問題ない
あなたはいくつ当てはまりましたか?
ドラッグストアの仕事に向いてる人はやってみよう
診断の結果、ドラッグストアの仕事に向いてた人はさっそく求人を探しましょう。
マッハバイトなどで調べれば、すぐに見つかります。
もしくは、近所のドラッグストアで求人募集してればそこもアリかと。
働きやすいドラッグストアの選び方
ちなみに、働きやすいドラッグストアの選び方は下記の4つ。
選び方・対策 | 理由 |
繁華街のお店は避ける | 常に混んでて忙しいから |
ショッピングモールの中に入ってるお店を選ぶ | 退館時間が決まってて残業が少ないから |
常に求人募集してるところは選ばない | すぐに人が辞めるお店だから(ブラックの可能性あり) |
実際にお店に行ってみる | 店員さんの様子やお店の雰囲気がわかるから |
店舗選びを間違えると、安い時給で地獄のような忙しさですよ。
時給はどこの店舗も大して変わらないので、慎重に選びましょう。
【ついでに】登録販売者の資格を持ってると時給が上がる
なぜなら、登録販売者の資格があると医薬品の販売ができるから。
医薬品は高いので、売れるとお店の売り上げが増えます。
そのため登録販売者の時給は高めで、時給1500円以上の店舗もありますよ。
というか、登録販売者があるとドラッグストアの正社員も狙えます。
登録販売者の取得方法
登録販売者の資格は、学歴・実務経験問わず誰でも挑戦できます。
通信講座やスクールで勉強してから、年1回各都道府県で実施される「登録販売者試験」に合格すれば資格を取得できますよ。
合格率は平均43.4%なので、そこそこ難しいかと。
しっかり勉強してから試験を受けましょう。
【オンスク.JP】とかは、月額980円でオンライン講座を受け放題です。
登録販売者の講座もあるので、興味あればどうぞ。
ドラッグストアの仕事に向いてない人
診断の結果、ドラッグストアの仕事に向いてなかった人は他の仕事を探しましょう。
向いてない仕事は長続きしないので。
世の中にはたくさん仕事があるので、あなたに向いてる仕事も必ずあります。

でも、自分に向いてる仕事とかよくわからないんだけど。
という人は、向いてる仕事がわからない人へ【19タイプ別の向いてる仕事一覧】を参考にどうぞ。
タイプ別に向いてる仕事を紹介してるので、すぐに適職がわかりますよ。
ドラッグストアで働いた場合の未来予測【あまり良くない】

ちなみに、ドラッグストアでバイトすると、将来なんかトクになったりする?
いずれは正社員に就職も考えてるけど、なんか有利になる?
結論、将来的に何かの職種で正社員になることを考えてるなら、ドラッグストアのバイトはあまりおすすめしません。
なぜなら、就活の強みにならないから。
前述のとおり、ドラッグストアのバイトって下記のような仕事内容です。
- レジ打ち
- 品出し
- 店内清掃
- 商品の棚卸し
ちょっと言い方は悪いですが、誰でもできる仕事ですよね。
フリーター→正社員の就活は「正社員でも通用する実務経験」が重視されます。
なので、どんな職種であれ正社員をいずれ考えてるなら、あまりプラスになりません。
将来的に正社員を目指すなら販売とかプログラミングのバイトがおすすめ
理由は下記のとおり。
- 販売のバイト→営業の就職に有利
- プログラミングのバイト→IT企業の就職に有利
結論、将来的に正社員を目指すなら、正社員の就活に有利になるバイトをしといた方がいいですよ。
もちろん販売のバイトやプログラミングのバイトは、未経験から始められます。
テンプスタッフなど大手の派遣会社に登録するとバイトできるので、将来も考えるなら計画的に。
ちなみに、フリーターから正社員の就活のコツは、フリーターから正社員の就職が難しい5つの理由【結論:就職できます】にまとめてます。
まとめ【ドラッグストアの仕事は結構きつい。慎重に検討すべき】
最後にもう一度、ドラッグストアの仕事のきついところをまとめておきます。
- 扱う商品が多すぎる
- 品出しが大変
- 薬のことを聞かれる
- クレーム対応
- 高齢者の常連客が長居する
- レジでやることが意外と多い
- 風邪をうつされる
また、ドラッグストアの仕事に向いてる人の特徴は下記の11個。
6個以上当てはまれば向いてると思います。
- 見た目が清潔
- コミュニケーション能力が高い
- 接客が得意
- 愛想がいい
- 覚えるのが早い
- 記憶力がいい
- 臨機応変に対応できる
- 健康
- フットワークが軽い
- 体力に自信がある
- 勤務時間がバラバラでも問題ない
向いてるようなら、さっそくドラッグストアの求人を探してみましょう。
マッハバイトとかですぐ見つかります。
向いてないなら、悪いことは言わないので他のバイトにしといた方がいいですよ。
あなたに向いてる仕事は、向いてる仕事がわからない人へ【19タイプ別の向いてる仕事一覧】でわかります。
将来的に正社員の就職を考えてるなら、ドラッグストアのバイトはおすすめしません。
販売とかプログラミングのバイトの方が、正社員就職には有利ですよ。
テンプスタッフなど大手の派遣会社に登録すると働けます。
あなたのバイト選びの参考になればうれしいです。