
遺品整理の仕事のきついところを知りたい。
興味はあるけど、きつい仕事だったらやめておこうかな…
あと、どんな人が遺品整理の仕事に向いてるの?
俺でもやってけそうかな?
といった疑問に答えます。
この記事からわかることは、下記のとおり。
- 遺品整理の仕事のきついところがわかる
- あなたが遺品整理の仕事に向いてるか診断できる
- 転職を有利にして職種の幅を広げる方法がわかる
僕、佐藤誠一はこのブログや他の転職系サイトで、3000人以上の転職相談をうけてきました。
※全国職業相談センターというサイトで、相談対応もやってました。
遺品整理の仕事に関する相談は、ボチボチありましたね。
新しい仕事なので、わからないことが多いから。
結論、遺品整理はけっこうきつい仕事なので、覚悟してください。
あなたが遺品整理の仕事に向いてるかも診断できる記事にしたので、適職診断にどうぞ。
そもそも、転職強者になれば遺品整理の仕事以外にも転職できるので、この記事をきっかけにキャリアプランを考えてみても良いかなと。
この記事を読むことで、安定した人生にできますよ。
目次
遺品整理の仕事のきついところ5選
遺品整理の仕事のきついところは、下記のとおり。
- 臭くて汚い場所で働く
- 腐敗した死体を見ることがある
- 肉体労働
- 給料が低い
- 長く続けられない
1つずつ解説しますね。
①臭くて汚い場所で働く
遺品整理は、臭くて汚い場所で働くことが多いです。
依頼してくる中には、ゴミ屋敷化してる家もあるから。
生ゴミの臭いや虫がたくさん飛んでたりで、けっこうきついです。
他の人が入りたくないような家でも、依頼を受けたら行かなきゃいけません。
潔癖症の人は100%無理です。
遺品整理の仕事、1日で辞める人がいるというセリフあったけど、わかるかも。想像以上に汚い・きつい仕事という描写が印象的だし。不衛生で荒れ果てた部屋の中で遺品整理だし。#アントキノイノチ
— 愛明 (@hanetokoromo) February 29, 2016
ニュースten.で遺品整理士の仕事。自宅で孤独死した方のお家の整理やごみ屋敷の清掃。結構きつい仕事だな。
— ばんび (@bmb1202) February 27, 2017
②腐敗した死体を見ることがある
高齢者が孤独死した現場も多いから。
遺品整理業者の中には、特殊清掃も請負ってるところがあります。
「特殊清掃」とは、死体を片付ける清掃のこと。
虫が湧いてたりして、想像以上にきついですよ…
病気で亡くなった人だと感染症のリスクもあり、危険な仕事です。
ショックを受けすぎて1日で辞める人も多いです。
あと、霊感の強い人もNGかなと。
③肉体労働
遺品整理は肉体労働です。
なぜなら、重いものを運ぶから。
家にあるものをすべて整理するので、バンバン荷物を運ばないと終わりません。
大物家具も運ぶので、腰痛持ちの人には厳しいです。
④給料が低い
仕事内容のわりに給料が低いのもきついですね。
月給が20万円台なので、普通のサラリーマンより低いくらい。
昔はもっと給料が高かったんですが、近年は業者が増えたことで単価が下がっています。
きつい仕事のわりに給料が低いので、割に合わないです。
⑤長く続けられない
なぜなら、肉体的にも精神的にもきつい仕事だから。
前述のとおり、遺品整理の仕事はかなりハードです。
誰にでもできる仕事ではありません。
肉体的にも精神的にも強い人でないと、遺品整理の仕事は無理ですね。
遺品整理の仕事の良いところ【将来性あり】
反対に、遺品整理の仕事の良いところは将来性があること。
空き家の増加や高齢化社会により、遺品整理のニーズが増えてます。
ちなみに、現在日本にある空き家は846万戸で、7軒に1軒が空き家。
野村総合研究所の発表では、2030年には3軒に1軒が空き家になるそうで、遺品整理の需要は拡大するでしょう。
出典:野村総合研究所「2030年度の新設住宅着工戸数は60万戸、大工の人数は21万人に減少」
遺品整理の仕事内容
遺品整理は、亡くなった人の部屋を片付けるのが仕事です。
具体的な仕事内容はこんな感じ。
- 必要品と不用品の仕分け
- 不用品の回収・解体
- 家財などの搬出
- 整理後の清掃
また、業者によっては下記のサービスもあります。
- 遺品の買取
- 特殊清掃(死体を片付ける清掃)
- 遺品の供養
- 家屋の解体
やはり気になるのは「特殊清掃」ですね。
シャワーを浴びても異臭が体から取れないことがあるので、覚悟しておきましょう。
遺品整理の年収
年収は300万円~800万円くらいで、けっこう幅があります。
これは会社勤めか、独立してるかの違い。
- 会社勤め:年収300万円台
- 独立:年収500万~800万円くらい
結論、遺品整理で稼ぐなら独立するしかありません。
まずは会社勤めで経験を積んでから、独立を目指すのが一般的です。
遺品整理の仕事に必要な資格
最初は資格がなくても始められます。
ただし、車の免許はあったほうがいいですね。
たくさん荷物を運ぶので。
※中型免許以上はかなり歓迎されます。
また、遺品整理士という資格もありますが、これは働きながら取れば大丈夫。
遺品整理のキャリアプラン
前述のとおり、会社勤めで経験を積んでから、独立を目指します。
独立するために、まずは遺品整理士の資格を取得しましょう。
遺品整理士選定協会のホームページから申し込みしてください。
その後、送られてきた教材で勉強して、最後にレポート提出して合否判定されます。
あなたが遺品整理の仕事に向いてるか診断

遺品整理の仕事のきついところはわかった。
ところで、どんな人が向いてるのかな?
俺でもできる?
という人は、下記の診断をしてみましょう。
6個以上当てはまれば、向いてると思います。
- ストレスにめちゃくちゃ強い
- 手際がいい
- 体力に自信がある
- 臭いに鈍感
- 潔癖じゃない
- 虫が得意
- 霊感がない
- 掃除が好き
- 誠実な人
- 人の話を聞くのが得意
- 細かい気配りができる
あなたはいくつ当てはまりましたか?
遺品整理の仕事に向いてる人は応募してみよう
診断の結果、遺品整理の仕事に向いてた人はとにかく応募あるのみです。
「遺品整理 求人」でググれば求人が見つかります。
転職活動の手順は、【失敗しない】転職活動の進め方5ステップ【平和な人生にする方法】にまとめてます。
遺品整理の仕事に向いてない人は他の仕事がいい
反対に、向いてなかった人は他の仕事を探しましょう。
向いてない仕事は長続きしないので。
あなたに向いてる仕事なら、安定して稼げますよ。

でも、自分に向いてる仕事なんてわからない…
という人は、向いてる仕事がわからない人へ【19タイプ別の向いてる仕事一覧】をどうぞ。
タイプ別に向いてる仕事を紹介してるので、あなたの適職がすぐわかります。
転職を有利にして職種の幅を広げる方法

ぶっちゃけ、遺品整理の仕事がしたいわけじゃないんだよね…
でも、他にできそうな仕事がないんだよなぁ…
本当はもっときれいな仕事をしたい。
今からでも何とかなる?
結論、今から資格やスキルを身につければ大丈夫。
学歴や経歴に関係なく手に職がつくので、遺品整理以外のもっと良い仕事に転職できますよ。
具体的におすすめの資格やスキルは、下記の3つです。
- 宅地建物取引士
- プログラミング
- Webデザイナー
1つずつ解説しますね。
①宅地建物取引士
宅地建物取引士がおすすめな理由は、独占業務の資格で転職に強いから。
「不動産の契約をする資格」でして、不動産の契約は宅地建物取引士しかできません。
主な転職先は下記のとおり。
- 不動産会社
- ハウスメーカー
- 建設会社
- 鉄道会社
別名「もっとも潰しのきく資格」と言われてるので、取得しておくと転職の幅が一気に広がりますよ。
宅地建物取引士を取得する方法
結論、資格スクールで勉強した方がいいですよ。
独学より合格率が高いから。
資格スクエアはオンラインで学べるので、空き時間を活用しやすいです。
無料の会員登録をすると一部の講義を視聴できるので、講義を見てから決められます。
②プログラミング
プログラミングを身につけると、一気に転職が強くなります。
なぜなら、どこのIT企業もプログラマーを採用したいから。
IT業界は成長してるのに人手不足なので、プログラミングスキルを身につければ、あなたが企業を選べる立場になれますよ。
参考:IT業界は将来性ありまくり【現役エンジニアのリアルな感想】
また、プログラマーの仕事については、プログラマーの仕事のきついところ5選【ただしノマド生活も可能です】にまとめてます。
未経験からプログラマーになる方法
プログラミングスクールで学ぶと良いですね。
講師に質問できるので、不明点がすぐ解消して挫折しにくいから。
独学でもいいんですが、ほとんどの人が挫折しますよ。
無料体験があるので、まずはプログラミングに触れてみてから判断した方がいいかと。
※向き不向きがあるので。
無料体験(オンライン)があるスクールは、下記の3つです。
3校の詳細は、【格安あり】おすすめのプログラミングスクール3選【元はとれる】にまとめてます。
③Webデザイナー
Webデザイナーも不足してるから。
スキルを身につけると、圧倒的に転職が有利になります。
※Webデザイナーは、サイトやアプリのデザインをする仕事です。
Webデザインもプログラミングスクールで学べます。
参考:【格安あり】おすすめのプログラミングスクール3選【元はとれる】
まとめ【遺品整理の仕事は肉体的にも精神的にもきつい】
最後にもう一度、遺品整理の仕事のきついところをまとめておきます。
- 臭くて汚い場所で働く
- 腐敗した死体を見ることがある
- 肉体労働
- 給料が低い
- 長く続けられない
また、遺品整理の仕事に向いてる人の特徴は下記の11個。
6個以上当てはまれば、向いてるかと。
- ストレスにめちゃくちゃ強い
- 手際がいい
- 体力に自信がある
- 臭いに鈍感
- 潔癖じゃない
- 虫が得意
- 霊感がない
- 掃除が好き
- 誠実な人
- 人の話を聞くのが得意
- 細かい気配りができる
向いてなかった人は、他の仕事を探しましょう。
あなたに向いてる仕事は、向いてる仕事がわからない人へ【19タイプ別の向いてる仕事一覧】でわかります。
資格やスキルを身につければ、遺品整理以外の仕事にも転職できます。
おすすめの資格やスキルは下記の3つ。
- 宅地建物取引士
- プログラミング
- Webデザイナー
宅地建物取引士は、資格スクエアでオンラインで学べます。
※無料の会員登録で一部の講義をみれます。
プログラミングとWebデザイナーは、プログラミングスクールの無料体験で試してから判断すればOK。
参考:【格安あり】おすすめのプログラミングスクール3選【元はとれる】
プログラマーについては、プログラマーの仕事のきついところ5選【ただしノマド生活も可能です】にまとめてます。
あとは行動あるのみです。
失敗しない転職活動の手順は、【失敗しない】転職活動の進め方5ステップ【平和な人生にする方法】をどうぞ。
あなたの仕事選びの参考になればうれしいです。