
車掌の仕事のきついところを知りたい。
電車が好きだから、電車に関わる仕事をしたいんだよね。
でも、趣味と仕事は違うって聞くからちょっと不安…
あまりにきつい仕事なら、趣味のままの方がいいかな…?
そもそも、どんな人が車掌に向いてるの?
こういった疑問や不安に応える記事です。
本記事でわかることは下記のとおり。
- 車掌の仕事のきついところがわかる
- あなたが車掌の仕事に向いてるか診断できる
- 車掌以外で電車に関わる仕事がわかる
このサイトを運営してる、佐藤誠一です。
僕は、自分が運営する就職・転職系サイトから、今まで3000人以上の職業相談に無料でのってきました。
車掌をしてる人から相談を受けたこともあります。
- 時間厳守で運行しなきゃいけないからプレッシャーがやばい…
- クレーマーが多くてきつい…
- 人身事故の処理はもう2度とやりたくありません…
など、中にはトラウマになる経験した人も。
この記事は、実際に車掌で働く人の声をまとめたので、けっこう信ぴょう性はあるかと。
車掌といっても、電車だけ相手にすればいいわけじゃありません。
好きだけではやっていけない仕事なので、くれぐれも慎重に検討しましょう。
目次
車掌の仕事のきついところ5選
車掌の仕事のきついところは、下記のとおり。
- 出勤時間が不規則
- 時間管理が厳しい
- 接客がきつい
- プレッシャーがすごい
- 人身事故の処理がきつい
1つずつ解説します。
①出勤時間が不規則
なぜなら、シフト勤務だから。
毎日出勤時間が変わるため、かなり大変ですよ。
夜勤もあるので、生活リズムはめちゃくちゃになります。
昼夜逆転がダメな人には向いてないかと。
あと、スケジュール管理ができないと無理ですね。
②時間管理が厳しい
時間管理も厳しいです。
なぜなら、ダイヤ通りに電車を運行しないといけないから。
むしろ、それが当たり前だと思われてます。
逆に、1分でも電車が遅れると乗客みんなに迷惑がかかります。
鉄道会社によりますが、遅延が多い車掌は減給になることも。
駆け込み乗車など車掌が悪くない遅延でも、車掌の責任になることがありきついです。
③接客がきつい
なぜなら、クレームが多いから。
例えば、こんな感じ。
- 台風で運行できないのにさっさと走らせろと言う客
- 仕事中に水を飲んだだけで本社へクレーム
- ホームで待機してたら写真を撮られ、サボってるとSNSで拡散された
- 子どもの声がうるさいからどうにかしろと言う客
- 乗車位置がわからなかったと難癖をつける客
電車の運行中にクレームがあると、場合によっては電車を止めないといけません。
そうすると電車が遅れるので、さらにクレームが増えます。
精神的に強くないと病みますよ…
④プレッシャーがすごい
なぜなら、人の命を預かってるから。
大勢を乗せて走るので、失敗は絶対に許されません。
ミス1つで大事故になる可能性もあるので、プレッシャーが半端ない仕事です。
精神的に強い人じゃないと難しいかと。
⑤人身事故の処理がきつい
人身事故の処理はかなりキツいですね。
特に、初めて遭遇するときはショックがでかいです。
死体を処理をしつつ乗客整理やクレーム対応もしなきゃいけないので、もうパンク寸前。
中には、人身事故がトラウマになって辞めてしまう人も出るほど…
自信のない人は、絶対にやめておきましょう。
一生ものの心のキズを負う可能性ありです。
車掌の仕事の良いところ
車掌の仕事のきついところばかり書きましたが、良いところもあります。
それは下記の3つ。
- 電車好きな人にはたまらない
- ノルマがない
- 空いてる路線だと楽
電車が好きな人は、電車に囲まれながら働けるので天国です。
また、働く場所によっては乗客が少ないので忙しくありません。
車掌の仕事内容
乗客を安全に目的地まで届けるのが車掌の仕事です。
- 列車の後方から安全確認
- ドアの開け閉め
- 車内放送
- 空調の調整
- 車内のトラブル対応
などを行います。
常に周囲やホームの安全確認をしながら、ダイヤ通りに確実に電車を運行しなければいけません。
特に、ラッシュ時はより注意しながら仕事をこなします。
あなたが車掌の仕事に向いてるか診断

車掌の仕事のきついところはわかった。
ところで、どんな人が車掌に向いてるの?
僕でもなれるかなぁ?
という人は、下記の診断をしてみましょう。
6個以上当てはまれば、車掌に向いてるかと。
- 電車が好き
- コミュニケーション能力が高い
- 時間を守れる
- 自己管理ができる
- トラブルに冷静に対応できる
- 頭の回転がはやい
- 毎日同じことの繰り返しでも苦にならない
- ストレスに強い
- うまくストレスを発散できる
- シフト勤務OK
- 泊まり勤務があっても大丈夫
あなたはいくつ当てはまりましたか?
車掌に向いてる人は駅員の募集を探そう
診断の結果、車掌に向いてた人は駅員の募集を探しましょう。
車掌になるには、まず駅員業務に就かないといけないから。
いきなり車掌にはなれないので、まずは駅員として働くイメージです。
各鉄道会社のホームページに採用情報が載ってるので、チェックしてみましょう。
車掌に向いてない人は他の仕事を探そう
診断の結果、車掌に向いてなかった人は他の仕事を探しましょう。
なぜなら、向いてない仕事は続かないから。
世の中にはたくさん仕事があるので、必ずあなたに向いてる仕事はあります。

そんなこと言われても、向いてる仕事なんてわからないよ…
という人は、向いてる仕事がわからない人へ【19タイプ別の向いてる仕事一覧】を参考にどうぞ。
タイプ別に向いてる仕事を明記してるので、すぐに適職がわかりますよ。
また、失敗しない転職活動の手順を、【失敗しない】転職活動の進め方5ステップ【平和な人生にする方法】にまとめたので参考にどうぞ。
車掌以外で電車に関わる仕事3選

診断してみたけど、車掌の仕事は向いてなかったみたい…
でも、電車に関わる仕事がしたいんだよね。
という人は、車掌以外で電車に関わる仕事をすればいいと思います。
車掌だけが、電車に関わる仕事じゃないから。
例えば、下記の3つなんかはアリかと。
- 駅構内の職員
- 電車の整備士
- 鉄道系YouTuber
1つずつ解説しますね。
駅構内の職員
電車に乗らず、駅構内で働く仕事です。
前述のとおり、いきなり車掌にはなれないので、まずは駅員業務から。
駅員業務が楽しいなら、車掌を目指さないのもアリかなと。
まずは就職して実際にやってみてください。
電車の整備士
電車の整備士もアリですね。
意外ですが、特に資格は不要です。
就職してから整備を覚えていく感じ。
機械いじりが好きな人は整備士が良いと思います。
鉄道系YouTuber
鉄道系YouTuberも良いと思います。
稼げるまではかなり大変ですが、収益化できれば趣味を仕事にできる感じ。
鉄道系YouTuberで一番成功してるのは「スーツ交通」さんでしょうね。
うまくいってるYouTuberをマネして、動画を投稿してみるのはアリかと。
電車が好きなら趣味にしておくのも手
趣味を仕事にしないのも、大事な選択だと思います。
仕事にした途端、嫌いになる人もいるから。
電車と関係ない仕事できちんと稼いで、休日に趣味で電車を楽しむ人生もアリですよね。
ちなみに、電車オタクをしやすい仕事の条件は下記かなと。
- 趣味に使えるお金をきちんと稼げる
- 趣味を楽しむ時間を確保できる
具体的におすすめの仕事は、【厳選】オタクに向いてる仕事5選【ヲタ活しやすい仕事を選ぼう】にまとめたので参考にどうぞ。
まとめ【車掌の仕事はきつい。好きだけではやってけません】
最後にもう一度、車掌の仕事のきついところをまとめておきます。
- 出勤時間が不規則
- 時間管理が厳しい
- 接客がきつい
- 万が一があってはいけない仕事
- 人身事故の処理がきつい
また、車掌に向いてる人の特徴は下記の11個。
6個以上当てはまれば、向いてると思います。
- 電車が好き
- コミュニケーション能力が高い
- 時間を守れる
- 自己管理ができる
- トラブルに冷静に対応できる
- 頭の回転がはやい
- 毎日同じことの繰り返しでも苦にならない
- ストレスに強い
- うまくストレスを発散できる
- シフト勤務OK
- 泊まり勤務があっても大丈夫
車掌に向いてると診断結果が出た人は、各鉄道会社のホームページから駅員の募集を探しましょう。
あとは直接応募すればOK。
車掌に向いてないと診断結果が出た人は、他の仕事に転職する方がいいかと。
あなたに向いてる仕事は、向いてる仕事がわからない人へ【19タイプ別の向いてる仕事一覧】でわかります。
また、失敗しない転職活動の手順を、【失敗しない】転職活動の進め方5ステップ【平和な人生にする方法】にまとめたので参考にどうぞ。
あなたの仕事選びの参考になればうれしいです。