
結婚を機に転職したいと思っている。
でも、どのタイミングで転職するのがいいの?
結婚前と結婚後で、何か違いってあるかな?
できれば、転職しても正社員として働きたいと思ってる。
将来は子どもが欲しいから、転職先を選ぶときの注意点も知っておきたい。
といった、疑問や悩みに答える記事です。
この記事でわかることは、下記のとおり。
- 結婚を機にあなたが転職すべきタイミングがわかる
- 自分に合った転職先の選び方がわかる
- 面接では転職理由を正直に伝えた方がいいことがわかる
このサイトを運営している、佐藤誠一です。
僕は、自分が運営する就職・転職系サイトから、今まで3000人以上の職業相談に無料でのってきました。

結婚を機に転職を考えてます。
転職するなら、結婚前と結婚後のどっちがいいですか?
といった相談も受けたことがあります。
結論、どちらでもOK。
だって、人によって状況が違いますからね。
パートナーとよく話し合って、あなたがベストだと思うタイミングで転職するのが良いです。
実際、僕が相談者さんにアドバイスをした結果、転職に成功した人もいます。
この記事は、僕がアドバイスした内容をまとめているので、ある程度の信ぴょう性はあるかなと。
結婚を機に転職を考えているあなたの参考になれば、うれしいです。
目次
女性が結婚を機に転職すべきタイミング【結論:人によって変わる】
女性が結婚を機に転職すべきタイミングは、人によって変わります。
冒頭でもお伝えしましたが、状況が人それぞれ違うから。
結婚前に転職した方がいい人もいれば、結婚後に転職した方がいい人もいますよね。
なので、結婚前の転職と結婚後の転職で何が変わるのか、メリットとデメリットをまとめてみました。
あなたの状況に合わせて、良いタイミングを選びましょう。
結婚前の転職のメリットとデメリット
結婚前の転職のメリットは、下記のとおり。
- 仕事の選択肢が広い
- 結婚後に合わせた理想の条件の仕事を見つけやすい
- 結婚前に職場に慣れておける
- 職場に慣れて信頼関係を築けば、産休・育休を取得しやすい
一方、デメリットは下記のとおり。
- 転職してすぐに結婚するのは難しい
- 結婚後の生活が予定と変わる可能性があるので、転職し直さなきゃいけないリスクもある(すぐに妊娠して産休をとることになったなど)
- 入社前に結婚することを正直に伝えておかないと、転勤や異動の可能性がある
結婚前なら、あなたの条件に合った企業に転職しやすいです。
結婚するのが1年以上先なら、結婚前の転職が良さそうですね。
結婚後の転職のメリットとデメリット
結婚後の転職のメリットは、下記のとおり。
- 実際の生活に合わせた仕事選びができる
- ミスマッチが起きにくいから長く働ける
一方、デメリットは下記のとおり。
- 仕事の選択肢が結婚前よりは減る
- すぐに産休・育休を取ると思われる可能性もあり、転職しにくい
- 転職してすぐは産休・育休を取りにくい
- 住宅ローンが通りにくい(社歴が浅いから)
結婚後の転職だと、実生活に合わせた仕事選びができるのは大きなメリットです。
すぐに産休・育休を取る予定がなければ、結婚後の転職の方が失敗のリスクは低いです。
【重要】パートナーと話し合って2人が納得する選択をしよう
1番重要なのは、パートナーとよく話し合うこと。
だって、2人のことですからね。
例えば、下記のような感じ。
- 結婚後も正社員として働く方が良いか?
- あなたはどう働きたい?
- 毎月どのくらいお金があると安心?
- 貯金はどうする?
- 共働きになったら家事の分担はどうする?
- 将来子どもはどうしたい?
- 家を買いたいかどうか?
お互い納得できるまで、本音で話し合いましょう。
女性が結婚を機に転職する場合の仕事の選び方【5つのチェックポイント】
転職するタイミングを決めたら、いよいよ転職活動スタートです。
転職先を選ぶ時は、下記の5つをチェックしましょう。
- 産休・育休の取得実績がある会社か?
- 時短勤務やテレワークは可能か?
- 通勤時間は妥当か?
- 残業はどれくらいあるのか?
- 転勤の可能性はあるのか?
それぞれ解説します。
①産休・育休の取得実績がある会社か?
まずは、産休・育休の取得実績がある会社かどうか確認しましょう。
制度が整っていても、実績がなければ意味ありませんからね。
取得実績があり、職場復帰している女性が多い会社なら長く働けますよ。
まぁ安心ですよね。
②時短勤務やテレワークは可能か?
将来子どもが欲しいと考えているなら、時短勤務やテレワークが可能かどうかも重要。
出産すると、子育てに多くの時間を費やすことになるからです。
子育てと仕事を両立するのって、本当に大変ですよね。
そんな時、時短勤務やテレワークができれば両立も可能。
柔軟な働き方に理解のある会社なら、ライフスタイルが変わっても働きやすいです。
③通勤時間は妥当か?
何気に大事なのが、通勤時間。
通勤は毎日のことですからね。
通勤時間がどれくらいなら通えるか、あなたが許容できる時間を把握しておきましょう。
結婚して引っ越す人は、特に注意が必要です。
④残業はどれくらいあるのか?
残業がどれくらいあるのかもチェックしましょう。
残業が多いと、家族と過ごせる時間が減るからです。
家族の理解があればいいですが、結婚して家族の時間が減るのはやっぱり嫌ですよね。
家族と過ごす時間が減って、夫婦や親子の仲がギクシャクするかも。
⑤転勤の可能性はあるのか?
最後に、転勤の可能性があるかどうかも超大事。
転勤があると、ライフスタイルが読めなくなるからです。
例えば、家を購入する予定があるのに、全国転勤の可能性がある会社だと難しいですよね?
また、子どもができた場合も転勤がある会社だと面倒です。
1ヶ所で落ち着いて働きたいなら、転勤の有無はしっかりチェックしておきましょう。
どうしても譲れない条件を決めておくのがコツ
希望の条件がすべて当てはまる仕事を探すのは、なかなか大変だと思います。
なので、「これだけは絶対に譲れない!」という条件を決めておきましょう。
そうすれば、仕事の選択肢が広がるからです。
仕事の選択肢が広がれば、あなたに合った会社と出会える可能性も上がりますよ(^^)
結婚を機に転職する場合の面接での注意点【正直に伝えよう】
転職活動であなたが良いと思う企業を見つけたら、次は面接です。
面接では、100%転職理由を聞かれます。
この時、転職理由の伝え方が重要になってきます。
結婚を機に転職活動していることは正直に伝えた方がいい
結婚を機に転職活動していることは、面接で正直に伝えた方がいいです。
理由は、下記の3つ。
- 結婚のことを黙ったまま内定が決まると後で面倒
- 正直に伝えて嫌な顔をする会社は、入らない方がいい目安になる
- 正直に伝えてあなたを受け入れてくれる会社なら、理解があるので長く働ける
1つずつ解説します。
①結婚のことを黙ったまま内定が決まると後で面倒
結婚のことを黙ったまま内定が決まると、後で面倒になります。
あなたと企業側で認識の違いが出てしまうから。
企業側があなたを採用したのは、長く働いてほしいからです。
なのに、内定が決まった後で結婚のことを伝えると、

結婚するんじゃ、教えてもすぐに産休を取って休んじゃうんでしょ?
と悪い印象を与えます。
あなたがそんなことを思ってなくてもです。
後出しで結婚のことを伝えるのは、リスクが高いのでNG。
②正直に伝えて嫌な顔をする会社は、入らない方がいい目安になる
正直に結婚のことを伝えて嫌な顔をする会社は、入らない方がいいです。
結婚に対して理解のある会社じゃないからです。
結婚に理解のない会社は、入社してからが大変ですよ(^^;
「面接の時点でわかって良かった」くらいに思っておきましょう。
③正直に伝えてあなたを受け入れてくれる会社なら、理解があるので長く働ける
逆に、正直に伝えてあなたを受け入れてくれる会社なら、転職すべきです。
結婚に理解がある会社だから。
長く働けるので、人生が安定します。
転職エージェントを使うのも手
1人で転職活動するのが不安な人は、転職エージェントを使うのも手。
転職エージェントは、表に出ない情報を持っているからです。
結婚する女性の採用実績がある企業を紹介してくれる所もありますよ。

でも、転職エージェントってたくさんあるからどこが良いのかわからない…
という人は、
20代におすすめの転職エージェントを紹介【合ってる仕事を選ぶ方法】を参考にしてください。
結婚のことも相談して、スッキリしちゃいましょう。
まとめ【女性が結婚を機に転職すべきタイミングは人によって変わる】
この記事をまとめます。
- 女性が結婚を機に転職すべきタイミングは人によって変わる
- 結婚前と結婚後の転職でメリット・デメリットを考えて決めよう
- パートナーとよく話し合うのが大切
- 転職先を選ぶ時は5つのポイントをチェックしよう
- 転職理由は正直に伝えた方がいい

私も結婚するし、これをきっかけに転職でも考えようかな。
でも、転職のタイミングっていつがベスト?
結婚前と結婚後で、どれくらい変わるのかなぁ。
そもそも、結婚が理由で転職ってしていいもの?
というあなたの参考になれば、うれしいです(^^)
ちなみに、せっかくなら人間関係が良い会社に転職したいですよね?
人間関係が良い職場を探したい人は、
人間関係良い職場の特徴5選【次こそ良い会社を見つける方法】を参考にどうぞ。