簡単な自己分析のやり方7ステップ【他人に聞いてさらに精度アップ】

考える男性

簡単な自己分析のやり方を知りたいな。

なんかやり方がわからないし、正直めんどくさい。

 

さっさと終わらせたいけど、精度は落としたくないな。

就活に失敗するのは嫌だ…

こういった要望に応える記事です。

本記事でわかることは下記のとおり。

  • 簡単な自己分析の方法がわかる
  • 自己分析を完璧にする方法がわかる
  • 就活に失敗しないコツがわかる

 

僕、佐藤誠一はこのブログや他の転職系サイトで、3000人以上の就職相談にのってきました。

※全国職業相談センターというサイトで、相談対応もやってました。

 

自己分析の質問はけっこう多かったですね。

だって、自己分析ってわかりにくいし、めんどくさいですからね。

 

この記事では、簡単にできる自己分析のやり方を紹介します。

本記事で紹介する方法で無事に内定は出てるので、信ぴょう性もあるかと。

 

あなたも簡単に自己分析が終わって、就活に成功できますよ。

簡単な自己分析のやり方7ステップ【就活におすすめ】

簡単な自己分析のやり方7ステップ【自己PRや志望動機へのつなぎ方も解説】

簡単な自己分析のやり方の7ステップは、下記の書き出しです。

  1. 頑張らなくてもできたこと
  2. どんなに頑張ってもできなかったこと
  3. 楽しいと感じたこと
  4. 辛いと感じたこと
  5. 熱心に取り組んだこと
  6. 達成したこと
  7. 以上を踏まえてやりたいことを書き出す

 

幼少期~大学までとか、人生単位の書き出しは必要ないです。

めんどくさいですからね。

 

上記7つだけ書き出せば、自己分析は終わりです。

 

自己分析って、

「あなたはどんな人で、何をしたいか」を面接官に伝えるネタ作りだと思ってください。

 

面接官は、「あなたがどんな人で、何をしたいか」が企業に合ってるかを見てるだけです。

 

そんなに複雑なものじゃないので、シンプルに考えましょう。

ぶっちゃけ今は人手不足の時代なので、企業側はあなたを採用したがってます。

 

では、7ステップを1つずつ解説していきますね。

①頑張らなくてもできたこと

過去を振り返って、頑張らなくてもできたことを書き出してみましょう。

頑張らなくてもできた=才能があるということだからです。

 

あなたの天職といってもいいですね。

 

例えば、

考える男性

PCもワードのブラインドタッチは、苦労せずにできたなぁ

という人なら、プログラマーなんかは良いですね。

シンプルに、PCに文字を打ち込む才能があります。

 

他にも、

男の子

友達は作ろうとしなくても、たくさんできる

という人は、人に好かれる才能があります。

  • 営業職
  • 販売
  • 接客

 

など、人とコミュニケーションをとる仕事が向いてます。

 

自己分析って天職を知るためでもあるので、書き出してみましょう。

あなたの天職=企業側がほしい人材なので、たくさん応募しなくても採用されやすいから就職活動がイージーです。

②どんなに頑張ってもできなかったこと

どんなに頑張ってもできなかったことも、書き出しましょう。

これは、あなたに向いてない仕事です。

 

だから、仕事選びからは除外しましょう。

 

例えば、

考える男性

「何かアイデアを出して!」

と言われても、何にも出てこない

という人は、企画系の仕事は避けましょう。

 

あなたが向いてない仕事を見つけるのも、大事な作業です。

③楽しいと感じたこと

過去にあなたが楽しいと感じたことを、書き出してみましょう。

楽しいと感じたこと=やりたい仕事だからです。

 

例えば、

ゲーム好きな男性

ゲームをやってるのは楽しいなぁ

という人は、ゲームプランナーやプログラマーなどが良いですね。

未経験からできるものもあるので、チャレンジしても良いでしょう。

 

また、楽しいと感じることは「なぜ楽しいと感じるのか?」を深掘りしましょう。

あなたが楽しいと感じる傾向がわかるからです。

 

例えば、

ゲーム好きな男性

特にRPGが好きだなぁ。

レベル上げしていくのは、コツコツした作業だけど楽しめる

という人なら、毎日コツコツ積み上げるような仕事も良いですね。

※IT系とかモノづくり系の仕事。

 

ゲーム好きな女性

オンラインゲームが好き!

という人は、人との関わりをもつ仕事に楽しみを覚えるでしょう。

※営業職とか。

 

「楽しい!」の深掘りで、仕事の選択肢も広がります。

④辛いと感じたこと

あなたが辛いと感じたことも書き出しましょう。

これは、あなたが嫌いなことだからです。

 

例えば、

燃え尽きた男性

引越しのバイトをしたときは、マジきつかった!

次の日は寝たきりだったもん

という人は、肉体労働は避けましょう。

 

涙をこらえる男性

小学校のとき、作文をみんなの前で読むのは超イヤだった

という人は、プレゼンがありそうな仕事は避けましょう。

※営業、教育系

 

また、なぜ辛いと感じたのかを深掘りしましょう。

 

例えば、

涙をこらえる男性

作文読むのもイヤだったし、教科書読まされるのも嫌いだった。

ようは、人から注目されるのがイヤなんだと思う

というなら、人前に出ないモクモク系の仕事がいいですね。

※IT系とか

 

辛いと感じる仕事を選ぶと地獄なので、これも必ず書き出しましょう。

⑤熱心に取り組んだこと

過去に熱心に取り組んだことを書き出しましょう。

あなたが、どんなことに熱を入れられるかわかるからです。

 

熱心に取り組んだことは、

  • なんでやろうと思ったか
  • そこから何を得たか
  • そのときどう思ったか

 

も書き出してください。

 

例えば、高校時代にバスケ部で熱心に活動した人なら、こんな感じ。

  • なんでやろうと思ったか:スラムダンクでバスケに興味をもったから
  • バスケで何を得たか:チームワーク、苦しみを乗り越えること
  • 苦しみを乗り越えてどう思ったか:俺たちはできる!と自信がついた

 

そして「なぜ?なぜ?」と深掘りしていきましょう。

  • なぜ苦しみを乗り越えられたか?:みんなで頑張ったから。1人じゃ無理だった
  • なぜみんなとなら頑張れたか?:1人だけサボるわけにいかないから
  • なぜ1人サボるのはダメなの?:チームワークが乱れるから
  • なぜチームワークが乱れるのか?:みんなで乗り越えるから一体感がでる
  • なぜ一体感が出る?:同じ苦しみを乗り越えたから

 

だいたいこんな感じでOK。

ようは「チームワークを活かせる人」だとわかります。

 

チームでやるタイプの仕事は向いてますね。

※プログラマー、販売、ルート営業など

⑥過去に達成したこと

過去に達成したことも書き出しましょう。

あなたがどんなことを成し遂げられる人か、わかるからです。

 

達成したことを書くときは、

  • なぜ挑戦しようと思ったのか?
  • どうして達成できたのか?
  • どんなことを工夫したか?
  • どこが苦しかったか?

 

も書き出しましょう。

 

例えば、難しいと言われた志望校に合格した人なら、こんな感じ。

  • なぜ挑戦しようと思ったか:担任に難しいと言われてムカついたから
  • どうして達成できたか:1日8時間勉強したから
  • どんなことを工夫したか:過去問を中心に勉強
  • どこが苦しかったか:眠気との闘い

 

このことから、

  • 反対されると奮起するタイプで、そのためなら努力を惜しまない
  • ムカついたという動機でも、冷静で理論的に戦略を練れる
  • 体力がある

 

とわかります。

※向いてる仕事は、営業やIT系ですね。

 

達成したことは自己PRにも使えるので、大切です。

⑦以上を踏まえて、将来どうなりたいかを書き出す

上記①~⑥を踏まえて、将来どうなりたいかを書きましょう。

あなたが仕事に求めるものがわかるからです。

 

例えば、こんな感じ。

考える男性

あんまり人と接する仕事はしたくないな。

 

なんかモクモクと取り組む系の仕事で、手に職とかつけたらいいんじゃね?

そしたら、安定して食っていけそう。

 

目標があれば頑張れるかも。

自己分析なので、とりあえずこれくらいで大丈夫です。

 

自己分析ができれば企業選びです。

まずはざっくりと、あなたのやりたい仕事ができそうな会社をピックアップしましょう。

自己分析=自己PR

自己分析=自己PRだと思ってください。

自己PRは自分の強みをアピールする場なので、自己分析結果そのものだからです。

 

面接で自己PRを聞かれますが、上記の自己分析結果からネタを出せばOK。

 

応募する企業によって「求める人材」が違うので、寄せていきましょう。

 

面接はあなたのことを伝える場所ではなく、

手をあげる男性

おたくの会社に合う人材ですよー!

と伝える場だからです。

 

なので、自己分析結果を全部伝える必要はなし。

 

あなたの自己分析結果の中から、

応募企業が欲しがることだけ言えばいいんです。

シンプルですよね。

 

複数の会社に応募するなら、一度自己分析でネタ出しをしておけば、企業ごとにすぐネタを出せます。

自己分析と企業が求める人材の合致点=志望動機=双方のメリット

自己分析と企業が求める人材の合致点が、志望動機です。

 

こんな感じ。

スーツの男性

私の強みは、コツコツと粘り強く頑張れることです。

御社ではプログラマーを募集しているということで、私の強みが活かせると思い志望します。

  • 自己分析結果:コツコツと粘り強く頑張れる
  • 企業が求める人材:プログラマー(コツコツと頑張る仕事)

 

「コツコツと頑張れる」が合致してます。

 

恋愛に例えると、

恋愛する男女

両思いだから、付き合いましょう

って感じ。

 

ビジネスの基本はWIN-WINだから、

双方にメリットがあることを伝えればOKです。

 

志望動機を「どうして御社に入りたいのか」って考えるから、ややこしくなるんです。

だってそれって応募者の一方的な要望だから、企業側にメリットがない。

 

志望動機=双方のメリットと考えれば、超簡単です。

「自己分析と企業が求める人材の合致点=志望動機」という方程式さえ知ってれば、すぐにできますよ。

自己分析を完璧にするやり方【簡単:人に聞けばいい】

さらに詳しい自己分析は他人に聞いてみよう

心配な男性

簡単に自己分析できるのはいいけど、精度が心配…

僕がやった自己分析が間違ってたら台無しだよね…

 

自己分析を完璧にする方法はないの?

結論、自己分析ができたら、人に意見を聞いてみましょう。

他己分析が入れば、完璧になるから。

具体的には下記に相談すればOKです。

  1. あなたのことをよく知ってる人(家族、友人)
  2. プロのキャリアカウンセラー

 

1つずつ解説します。

①あなたのことをよく知ってる人に相談(家族、友人)

なんせあなたのことをよーく知ってるので、すぐに客観的な意見をくれるのがメリット。

特に、親はあなたが小さい頃も知ってるので、情報豊富です。

 

ただし家族や友人のデメリットは、

就職のプロではないこと。

 

良いことは言ってくれますが、それがどう就職に活かせるかは別です。

お母さん

あんたは昔から、優しい子だったからねぇ

ぶっちゃけ、「優しい」は自己分析にはなりません。

 

「優しさがどんな仕事に活かせるのか?」を聞いても、たぶん答えられないでしょう。

情報量は多いメリットはありますが、

就職の専門家でないデメリットがあります。

②プロのキャリアカウンセラーに聞く

就職のプロに相談するなら、プロのキャリアカウンセラーですね。

メリットは、内定が出やすい自己分析を知ってること。

 

膨大な数の自己分析を見てきてるので、あなたの自己分析で内定が出やすいか教えてくれるし、アドバイスもくれますよ。

 

ただし、プロのキャリアカウンセラーのデメリットは、親や友人ほど情報量がないこと。

あくまでもあなたが話した内容をベースに分析するので、あなたが話してないことは知りません。

【結論】親や友人と、プロのキャリアカウンセラー両方に相談すればOK

つまり、親や友人と、プロのキャリアカウンセラーの両方に相談すれば、

かなり精度の高い自己分析ができます。

 

順番は、下記が良いかと。

  1. 先に親や友人に相談
  2. そのあとにプロのキャリアカウンセラーに相談

 

プロのキャリアカウンセラーに、

男の子

親や友人はこう言ってました

と情報提供できるから。

しっかり自己分析したい人は、両方に相談してください。

自己分析の相談だけでも対応してくれるキャリアカウンセラー

結論、ウズウズは自己分析を見るだけでも対応してくれます。

ウズウズは就職エージェントなので、本当はウズウズが紹介する企業に就職してほしいと思ってますが、相談だけでも対応してくれますよ。

 

具体的には下記を無料でやってくれます。

  1. 自己分析のアドバイス
  2. あなたに向く職業の紹介
  3. 就活全体のアドバイス

 

無料なので、不安ならプロに相談だけしておくと無難かと。

※メール1本で、いつでも相談を辞められます。

参考:ウズキャリの評判や口コミをご紹介【悪い評判がある理由も解説】

20代向け転職エージェントのウズキャリの評判や口コミ紹介|評判が悪い噂は本当?

就活に失敗しない3つのコツ【自己分析をミスっても大丈夫】

就活に失敗しない3つのコツ【自己分析をミスっても大丈夫】

心配な男性

自己分析の方法はなんとなくわかったよ。

あーあ、とにかく就活に失敗したくないなぁ…

ぶっちゃけ、仮に自己分析をミスっても、就活に失敗しないコツはあります。

なので、不安なら下記も参考にしてみてください。

  1. あなたに向いてる仕事を選ぶ
  2. 手に職がつく仕事を選ぶ
  3. 伸びてる業界に就職する

 

この3つを押さえれば、自己分析が違ってても就職に失敗しません。

1つずつ解説しますね。

①あなたに向いてる仕事を選ぶ

理由は、向いてる仕事は楽しく働けるから。

具体的には、下記の好循環が起こります。

  1. 向いてるから仕事で成果が出る
  2. 上司にほめられる
  3. やる気が増してさらに成果が出る
  4. いつの間にか好きな仕事になってる

 

いわゆる「天職」なので、迷ったら向いてる仕事がいいですよ。

 

あなたに向いてる仕事は、向いてる仕事がわからない人へ【19タイプ別の向いてる仕事一覧】でわかります。

タイプ別に向いてる仕事を明記してるので、あなたの天職がすぐにわかりますよ。

自分に向いてる仕事がわからない人におすすめの適職診断|40タイプ別の転職先

②手に職がつく仕事を選ぶ

手に職がつけば、何回も転職できるから。

結局のところ、手に職がある人はどの企業からも欲しがられるから、会社が嫌なら辞めてOK。

とりあえず新卒で就職した会社でスキルを身につけて、嫌になったら辞めましょう。

 

ちなみに、2020年以降も需要が大きい手に職は、下記のとおり。

  1. プログラマー
  2. インフラエンジニア
  3. 営業
  4. CADオペレーター
  5. 宅地建物取引士

 

詳しくは、手に職がつくおすすめの仕事7選【サラリーマン辞められます】にまとめてます。

終身雇用も崩壊したので、どのみち手に職がつけないといけません。

手に職がつくおすすめの仕事7選【サラリーマン辞められます】

③伸びてる業界に就職する

伸びてる業界は、割と働きやすいから。

具体的なイメージは下記のとおり。

  1. 儲かるからみんなに余裕がある
  2. 余裕があるから人に優しくなれる
  3. 割と働きやすい

 

反対に衰退してる業界は、下記の感じで働きにくいですよ。

  1. 儲からないので余裕がない
  2. 余裕がないからピリピリする
  3. 人間関係がギスギスする

 

伸びてる業界の代表格は、IT業界ですね。

AIをはじめ、5Gやアプリ開発など、追い風の要素が多すぎです。

 

もし業界で迷うなら、とりあえずIT業界でもいいくらいです。

上昇気流が吹く業界は、他の業界よりかなりマシですよ。

 

IT業界については、IT業界は将来性ありまくり【未経験者向けに実体験も含めて解説】にまとめてます。

IT業界は将来性ありまくり【現役エンジニアのリアルな感想】

まとめ【簡単な自己分析のやり方で就活を成功させよう】

まとめ【簡単な自己分析のやり方は7ステップ】

ということで、さっそく自己分析をやってみましょう。

今日からできることばかりなので、今日からやってみてください。

 

「明日でいいや」は明日もやらないし、どんどん就活のスケジュールがキツくなるばかり。

焦ってブラック企業に就職するのがオチです。

 

就活に成功する最大のコツは「行動力」でして、失敗したくないなら今日からできることを始めましょう。

 

簡単な自己分析のやり方は、下記を書き出すことです。

  1. 頑張らなくてもできたこと
  2. どんなに頑張ってもできなかったこと
  3. 楽しいと感じたこと
  4. 辛いと感じたこと
  5. 熱心に取り組んだこと
  6. 過去に達成したこと
  7. 将来どうなりたいか

 

自己分析結果が不安なら、家族・友人・キャリアカウンセラーなど第三者に見てもらいましょう。

 

無料で自己分析の相談だけでも対応してくれるキャリアカウンセラーは、ウズウズです。

※メール1本で相談を辞められます。

参考:ウズキャリの評判や口コミをご紹介【悪い評判がある理由も解説】

 

ということで、あとは行動あるのみ。

行動すれば、あなたは就活に成功して、楽しい人生を生きれますよ。

 

今日から行動してみましょう。