
インフラエンジニアってホワイトなの?
興味はあるんだけど、なんかブラックなイメージもあるから不安…
手に職をつけて安定したいけど、ブラックならやめておこうかなぁ…
未経験でもホワイト企業に転職する方法があれば知りたいな。
こういった疑問や不安に応える記事です。
この記事でわかることは下記のとおり。
- インフラエンジニアはホワイト企業で働けるのかわかる
- インフラエンジニアのデメリットがわかる
- インフラエンジニアのホワイト企業の探し方がわかる
- よりホワイトな環境で働く方法がわかる
僕、佐藤誠一は「全国職業相談センター」というサイトで、3000人以上の転職相談を受けてきました。
未経験からインフラエンジニアに転職を考えてる人からの相談もあって、

ブラックじゃないですか?
という質問も多かったです。
※僕が対応して、無事にインフラエンジニアに転職していった人もいますよ。
結論、インフラエンジニアはホワイトに働ける現場もあります。
ただし、ブラック企業・現場があるのも事実。
この記事では、インフラエンジニアがホワイト企業で働ける理由や、ホワイト企業の見つけ方も解説します。
ホワイト企業に転職して、プライベートと両立させながら手に職をつけられる未来になると思うので、参考にしてみてください。
目次
インフラエンジニアがホワイト企業で働ける5つの理由
インフラエンジニアがホワイト企業で働ける理由は、下記の5つです。
- 大企業の現場が多いから
- 残業が少ないから
- 仕事がマニュアル化されてるから
- ヒマな時間も多いから
- 勤務時間外の勉強時間が少ないから
1つずつ解説しますね。
①大企業の現場が多いから
インフラエンジニアが働く現場は大企業が多く、ブラック化しにくいです。
大企業だとブラック化しにくい理由は、下記のとおり。
- 大企業はお金があるので人件費を出せる
- 人数を多く採用できるので、残業が少なくシフトが回る
- 結果、ブラック化しにくい
大企業は評判も気にするので、ブラック化してネットに悪いことを書かれるのも嫌がります。
そのため、割とホワイトな環境になりがち。
大企業の現場が多い理由→インフラが必要なのは大企業だから
小規模なインフラであれば、レンタルサーバーを借りればOK。
わざわざインフラエンジニアを雇う必要がありません。
ですが、大企業はセキュリティの面からも自社サーバーをもつことが多く、インフラエンジニアを雇用しています。
結果的に、インフラエンジニアの勤務先は大企業が多くなる感じですね。
派遣だと質問も少なくて楽
未経験からインフラエンジニアで働く場合は、派遣が多いです。
インフラ系のIT企業に雇用されて、クライアントのサーバーに派遣されるイメージ。
派遣先=非IT企業も多く、派遣先がインフラに詳しいわけじゃないので、質問も少なくて割と楽です。

えっ…、派遣って…
正社員じゃないの?
派遣といっても、アルバイトじゃないので安心してください。
正社員で雇用されて、働く現場がクライアントの会社って意味です。
【ちなみに】未経験者は派遣(SES)から始めるのが普通

派遣って、いわゆる「SES」ってやつでしょ?
なんか印象が悪いんだけど…
と思うかもですが、未経験者はSESからキャリアを始めるのが普通。
なぜなら、未経験者が採用されるのはSESだけだから。
非SESで採用されるのは経験者です。

え~…、じゃあSESからスタートするしかないの?
この辺は「段階を踏めばOK」でして、SESから始めつつ、いずれは非SESにキャリアアップしていく感じです。
ただし、インフラエンジニアのSESにはデメリットあり。
SESのデメリットは、インフラエンジニアのSESのメリットとデメリット7選【ブラック注意】にまとめたので、転職前にチェックしておきましょう。

また、インフラエンジニアのキャリアアップについては、インフラエンジニアのキャリアパスを未経験者向けにわかりやすく解説を参考にどうぞ。
②残業が少ないから
インフラエンジニアは残業が少ないです。
理由は、シフト制になっていて、次のシフトの人に残ってる仕事を引き継げるから。
後述しますが、業務はマニュアル化されてるので、引き継ぎしやすいです。
結果、残業が少なくなります。
急な呼び出しは少ない

でもインフラエンジニアって、トラブルが起きると急に呼び出されるって聞いたよ?
たしかに、サーバーなどにトラブルがあれば急な呼び出しもありますが、それは「たまに」です。
なぜなら、トラブルが起きないように入念に設計されてるし、テストしてから実装するから。
トラブルが起きたときの対処法もマニュアル化されてるので、結論、長時間勤務になりにくいです。
③仕事がマニュアル化されてるから
インフラエンジニアは仕事がマニュアル化されており、ルーティンワークが多いです。
なので、割と楽な仕事もありますよ。
例えば、最初は下記のような仕事をしますが、すべてマニュアル化されてます。
- 監視
- 運用・保守
きちんとした会社であれば、マニュアルなしで現場に放り出されることはないので、働きやすいかと。
※よくわからず現場に放り出される=ブラックっぽいですよね。
ちなみにインフラエンジニアの仕事内容は、インフラエンジニアのキャリアパスを未経験者向けにわかりやすく解説に詳しくまとめてます。
④ヒマな時間も多いから
インフラエンジニアは、ヒマな時間も多いです。
例えば監視業務は、何もトラブルがなければやることがありません。
ブラックの代名詞といえば「激務」ですが、インフラエンジニアに激務はない感じですね。
特に夜勤はヒマ
サーバーが正常に動いていれば、夜勤はけっこうヒマです。
夜遅いので、外部から連絡も少ないので。
ヒマな夜勤だと、下記のように過ごす人も多いです。
- 勉強する
- 読書する
- 仮眠室で寝る
結論、とてもブラックとはいえないかと。
夜勤帯にシステムのバージョンアップを行うこともありますが、毎日じゃないです。※週1回くらい。
また、夜勤は週1回くらいだし、夜勤明けは休みのところが多いですね。
「夜勤はムリ」という人以外は、普通にゆとりをもって働ける環境です。
※夜勤手当もつくので稼ぎやすい。
ちなみにインフラエンジニアの夜勤については、インフラエンジニアの夜勤の仕事内容【夜勤なしで働く2つの方法】に詳しくまとめてます。
⑤勤務時間外の勉強時間が少ないから
勤務時間外の勉強が少ないのも、ホワイトな要因ですね。
勉強が少なくていい理由は下記のとおり。
- インフラ技術は昔から変わってないので、1回覚えてしまえばOKだから
- どの現場でもやることが一緒だから
アプリ系エンジニアとかWebデザイナーは常にトレンドを追いかけないといけませんが、インフラエンジニアは同じ知識を使い回すので、勉強量は少なくて済みます。
しかも、ヒマな夜勤のときにも勉強できてしまうので、自宅で勉強しなくてもいいかなと。
また、実技はインフラ設備がないとできないので、自宅ではできません。
結論、プライベートと両立しやすい仕事です。
【ただし】積極的に学習はしていくべき
なぜなら、クラウド技術が進化しているから。
従来は会社にサーバールームを設けて管理してましたが、これからはクラウドサーバーが主流になるでしょう。
時代に合わせた知識は勉強しておいた方が、将来のためです。

インフラエンジニアは勉強しなくていいから楽。
という意味ではないので要注意。
クラウドなどインフラエンジニアの未来については、インフラエンジニアの将来性【AIに仕事を奪われるけど問題なしです】に詳しくまとめてます。
【ちなみに】昔はブラックも多かった

でも、なんかインフラエンジニアってブラックなイメージがあるんだけど…
たしかに、昔はもっとブラックだったと思います。
なぜなら、インフラエンジニア自体が足りなかったから。
※統計データとかがないので、予測ですが。
ただ、現在は人員も増えてきたし、研修に力を入れてる会社も増えたので、ホワイト企業が増えてる印象です。
インフラエンジニアの3つのデメリット

インフラエンジニアがホワイトに働けるのはわかった。
でも、なんかインフラエンジニアって良いことばっかりじゃない?
なんか怪しい…
もちろん、インフラエンジニアにはデメリットもあります。
具体的には下記の3つ。
- 派手さがない
- あまりほめられない
- 派遣先が変わる
一応、デメリットも知った上で転職を検討しましょう。
1つずつ解説します。
【デメリット①】派手さがない
なぜなら、インフラは目に見えない仕事だから。
アプリエンジニアとかWebデザイナーは目に見える「制作物」があるし、デザインとかもあって派手ですよね。
それと比べたら、インフラエンジニアは地味です。
ただ、インフラ系の仕事なので重要度は上ですね。
ITインフラがなくなったらみんな生活できないので、地味だけど社会貢献度は高いと思います。
【デメリット②】あまりほめられない
なぜなら、ネットは「繋がって当たり前」だから。
- ネットが繋がる=当たり前
- ネットが繋がらない=怒られる
って感じでして、あまりほめられることがないのが辛いところ。

いや、僕は目立たなくてもいいんだ。
「縁の下の力持ち」的な仕事で、安定して稼げればいいんだ。
という人には向いてますね。
【デメリット③】派遣先が変わる
派遣先が変わるのは、人によってはデメリットかと。
また人間関係を新たに作らないといけないから。
せっかく派遣先の会社の人や、同じチームの人と人間関係を作っても、プロジェクトが終われば派遣先も変わります。
特定の人と長く仕事をしたい人には、ちょっと苦痛だと思います。
でも、人間関係がちょっと苦手で、定期的に付き合う人を変えたい人にはちょうど良いかと。
この辺は、インフラエンジニアのきついところ5選【ただし人生は安定します】も参考になると思います。
インフラエンジニアのホワイト企業を見つける3つの方法

うん、デメリットもわかったよ。
じゃあ、具体的にホワイト企業を見つけるにはどうしたらいい?
インフラエンジニアの求人情報を見るときの注意点は、下記の3つです。
- 下請けの小規模企業は避ける
- 研修制度がある会社を探す
- キャリアアップ制度がある会社を探す
これでホワイト企業を見つけられる確率が上がります。
1つずつ解説しますね。
①下請けの小規模企業は避ける
なぜなら、安い単価で人員も足りておらず、ブラック化しやすいから。
できれば、社員300人以上の中規模~大手の求人を探しましょう。
②研修制度がある会社を探す
研修が弱いと、現場でパニックになるから。
特に、小規模企業だと研修が雑で、よくわからず現場に放り出されるケースがあります。
給料や福利厚生も大事ですが、研修制度をチェックしてください。
繰り返しですが、中規模~大手の求人がおすすめです。
③キャリアアップ制度がある会社を探す
ずっと下流の仕事ばかりさせられるのを防ぐためです。
例えば、下記のような会社はダメですね。
- ずっとコールセンターばかり
- ずっと監視ばかり
未経験だと最初はコールセンターや監視からスタートしますが、その後にキャリアアップできる会社じゃないと手に職がつきませんよ。
キャリアアップ制度があるか調べる方法
口コミサイトとかを見ればOKです。
なぜなら、社員さんの本音が書かれてるから。
「転職会議」とかでいいと思います。
ただし、口コミサイトは「元社員さんの腹いせ」とかもあるので、参考程度に見るのがコツです。
うまく探せなければインフラエンジニアに強い転職エージェントもアリ

う~ん、自分でホワイト企業を探すのって難しそう…
自分が良いと思っても、その判断が間違ってるかもしれないじゃん?
と心配な人は、インフラエンジニアに強い転職エージェントも併用して使うと良いかと。
なぜなら、彼らはホワイト企業のリストをもってるから。
インフラエンジニアのホワイト企業リストを見せてもらいつつ、興味ある会社があれば詳しく話を聞いてみるといいと思います。
具体的には、ウズキャリでいいかなと。
ウズキャリのメリットは下記の3つ。
- 未経験のインフラエンジニアの転職が得意
- 転職先の定着率95%
- 内定率86%
登録して、未経験者向けのインフラエンジニア求人を見せてもらいつつ、興味がある会社があれば詳しく話を聞いてみればOKです。
ウズキャリの詳細は、ウズキャリの評判や口コミをご紹介【悪い評判がある理由も解説】にまとめてます。
インフラエンジニア未経験者でも、さらにホワイトな環境で働く方法

ちなみに、未経験でもさらに高待遇で転職できる方法ってある?
できるだけホワイトな環境で働きたいんだよね。
結論、転職の前に「CCNA」という資格を取りましょう。
未経験でもCCNAがあれば、高待遇で採用してくれる会社が多いから。
高待遇=さらにホワイトに近づくイメージです。
CCNAは「インフラエンジニアの登竜門」と言われる資格で、インフラエンジニアの基礎知識があることを証明できて転職が有利になりますよ。
CCNAを取得する5つのメリット
メリットは下記の5つです。
- 未経験でも条件が良い会社に転職できる
- 資格手当をもらえる
- 知識があるので、スムーズに業務に入っていける
- 夜勤なしで働ける可能性あり(会社によるけど)
- ヘルプデスクを飛ばせる可能性あり(会社によるけど)
近年はCCNA保有者に夜勤をさせない会社が増えてるので、夜勤がイヤな人はCCNAを取得しましょう。
また、ヘルプデスクを飛ばしていけるのも大きなメリットかなと。
ヘルプデスクって、ようは「コールセンター」なので、全然インフラエンジニアっぽくないんです。
クレームもくるので、メンタルも辛いですよ。
結論、ヘルプデスクを避けたい人は、先にCCNAを取得しちゃいましょう。
よりホワイトな環境で働けますよ。
また、スタートの年収も違います。
- CCNAなし:年収250万円スタート
- CCNAあり:年収300万~350万円スタート
スタートで差がつくので、インフラエンジニアで早く稼ぎたい人は、先にCCNAを取得しちゃうのがおすすめです。
CCNAを取得する2つの方法

その「CCNA」って、どうやって取るの?
結論、下記の2つの方法があります。
- 独学
- 資格スクール
独学は、勉強が好きな人向け。
「1週間でCCNAの基礎が学べる本」とかでいいと思います。
ただし、勉強が苦手な人は、悪いことは言わないので資格スクールで勉強した方がいいですよ。
独学だと挫折するから。
独学のデメリットは、強制力がないこと。
結局なぁなぁになって、いつの間にか勉強しなくなる危険性があります。
独学を諦める=インフラエンジニアなっていれば得られた収入を捨てる行為なので、人生単位の損失です。
インフラエンジニアの平均年収は500万円くらいなので、500万円×30年=1億5000万円の損害。
資格スクールであれば、わからないことをすぐに講師に聞けるので挫折しにくいです。
また、課題も出るので、強制力が働いて目標達成(資格取得)できますよ。
【格安】CCNA取得におすすめの資格スクール

CCNAのスクールって、どこがおすすめ?
ウズウズカレッジとかが良いと思います。
- 受講料が安い(サブスクで月33000円。最低継続期間の縛りナシ)
- 転職サポートも受けられる(転職成功率95%)
- ホワイト企業に転職できる(転職後の定着率97%)
- CCNAの合格率90%以上
- 完全オンラインで学習できる
- 卒業後も技術的な質問ができる
ウズウズカレッジ最大のメリットは、受講料が安いこと。
月33000円のサブスクスクールなので、最短1ヶ月で卒業してもOK。
実際は3ヶ月くらい学ぶ人が多いですが、他のスクールに比べたら格安です。
※60万円くらいするスクールもありますよ…
CCNAを取得すると最初から月給20万円くらいもらえる企業も多く、最短3ヶ月で受講料を回収できて、あとはずっとプラスです。
- 1ヶ月目:CCNA取得
- 2ヶ月目:転職
- 3ヶ月目:初回の給料振込(約20万円)←ここで投資回収
一般的なCCNAの合格率は20~30%ですが、ウズウズカレッジだと合格率90%以上。
確実にCCNAを取得して、有利にキャリアをスタートさせたい人におすすめです。
無料のオンライン説明会があるので、話を聞きながら考えればOKです。
※無料オンライン説明会の予約は、下記から1分で終わります。
まとめ【インフラエンジニアはホワイト企業で働ける。さっそく行動しよう】
ということで、もしインフラエンジニアに転職したいなら、さっそく今日から行動しましょう。
行動しないと何も始まらないので。
当たり前ですが、好条件の求人から先に埋まっていきます。
考えてる間にも採用は埋まっていくので、本来は転職できた会社を逃す危険性もありますよ。
「う~ん」と考えてもいいですが、機会損失を防ぐためにも、行動しながら考えましょう。
インフラエンジニアのホワイト企業を見つける方法は、下記の3つです。
- 下請けの小規模企業は避ける
- 研修制度がある会社を探す
- キャリアアップ制度がある会社を探す
自分でホワイト企業を探す自信がなければ、ウズキャリなど未経験のインフラエンジニア転職に強い転職エージェントに、企業リストを見せてもらえばOKかと。
興味ある会社があれば、詳しく話を聞いてみるといいと思います。
参考:ウズキャリの評判や口コミをご紹介【悪い評判がある理由も解説】
また、さらにホワイトな環境で働きたい人は、転職の前にCCNAを取得しましょう。
未経験でも高待遇で採用されやすいので、ホワイト度がアップします。
CCNAを取得する方法は、下記の2つがあります。
- 独学
- 資格スクール
勉強が苦手な人は、資格スクールでCCNAを取得しましょう。
CCNAの資格スクールは、ウズウズカレッジとかでいいと思います。
無料のオンライン説明会があるので、話を聞きながら考えればOK。
「う〜ん」と考えていても答えは出ないので、行動しながら考えましょう。
今日から一歩を踏み出してみてください( ̄^ ̄)ゞ