
栄養士を辞めたいと思っている。
だけど、本当に栄養士を辞めていいのかなぁ…
せっかく大学を出て資格まで取ったのに、もったいないよね…?
学費を出してくれた親にも申し訳ない…
それに、栄養士を辞めてどうするの?
でも、このまま栄養士を続けていく自信はない…
誰か「栄養士を辞めて正解」という理由を教えて!
といった、疑問や悩みに答える記事です。
この記事の内容は下記のとおり。
- 栄養士を辞めて正解の理由25選【20代のうちに決断すべき】
- 【番外編】私がどうやって栄養士を辞める決断をしたのか教えます
- 栄養士を辞める方法【円満退職を目指す】
このサイトの運営者、佐藤誠一の妻です。
私は、元栄養士でした。
栄養士を3年半続けて、今は夫婦でWebライターの仕事をしています。
結論から言うと、私は栄養士を辞めて正解でした(^^)
なぜなら、栄養士のときより仕事が楽しいし、時間は自由だし、わずらわしい人間関係がなくなったし、お金も稼げるようになったし、
なにより夫と毎日一緒にいられるのが一番幸せだから。
栄養士時代どれだけひどかったんだって感じですが笑、今は本当に毎日が楽しいです。
もしあなたが栄養士を辞めたいと悩んでいるなら、この記事を読んで一歩踏み出す勇気になればうれしいです。
私や栄養士を辞めた友達から聞いた内容をまとめているので、信ぴょう性はあると思います(^^)
それでは、さっそく見ていきましょう!
目次
栄養士を辞めて正解の理由25選【20代のうちに決断すべき】
栄養士を辞めて正解の理由を25個ご紹介します。
理由は様々ですが、栄養士を辞めてもなんとかなるので安心してください(^^)
- 職場の人間関係が最悪
- 調理師さんのご機嫌取り、セクハラ、パワハラで心身ともに疲弊した
- 年上のパートさんたちをまとめるのがしんどい
- 職場が女性社会で、女性独特の面倒くささがあってウンザリした
- いじめを見て見ぬふりされた
- すぐに人が辞めてしまい、職場をたらい回しにされた
- 引き継ぎが一切なく新しい職場に放り出された
- 施設と厨房で板挟みになった
- 栄養士が自分1人しかいないので、誰にも仕事の相談ができなかった
- やりたい仕事内容じゃなかった
- 調理の仕事がメインで、栄養士の仕事は残業してやっていた
- 1人でできる仕事量じゃない
- 栄養士の責任が重すぎて耐えられない
- その割に、給料が安すぎて生活がきつい
- 残業代が出なかった
- 資格手当はあってないようなもの
- 栄養士じゃない友達が、私より楽な仕事で稼いでいる現実を知ってしまった
- 毎月のイベント食が苦痛
- 1人暮らしの先輩栄養士が、本当にお金がないと嘆いていた。美容室に行けず髪はプリン状態、毛玉だらけの服で出勤してきた姿を見てゾッとした
- 先輩栄養士が、仕事が理由で離婚したのを聞いて将来が不安になった
- ほんとうに出会いがない
- 厨房の暑さが尋常じゃない
- 冬は極寒で、足元から冷える
- 洗剤が合わず、手荒れがひどくなって病院通い
- 腰への負担がかなりあったらしく、椎間板ヘルニアになった
私も栄養士を辞めた友達も、今は幸せに暮らしています(笑)

親に悪いから…
せっかく資格を取ったからもったいないし…
と、無理して頑張る必要はありません。
思い切って辞めちゃっても、意外と平気ですよ(^^)
事実、私が栄養士を辞めるとき親に反対されなかったし、今の仕事の方が向いていました。
栄養士を辞めるなら20代のうちに決断すべき理由
栄養士を辞めるなら、20代のうちに辞めましょう。
30代になったら、他の業界への転職が不利になるからです。
一般的に転職は、若いほど有利と言われています。
出典:総務省統計局「労働力調査」
しかも、栄養士の仕事は他の仕事に応用しづらい専門職なので、30代を超えたらかなり転職が不利です。
なので、他業界に転職するなら20代のうちにしましょう。
ちなみに、私は栄養士を25歳で辞めました。
その結果、栄養士以外の仕事をたくさん経験できて本当の適職を見つけることができました。
30歳で栄養士を辞めた友達は、栄養士を辞めるまで2回転職しています。
しかも、すべて栄養士の仕事でした。
友達が言うには、

今まで栄養士の仕事しかしてこなかったから、他にできる仕事がない
と、仕方なく栄養士をやっていたそうです。
友達は結婚してやっと栄養士を辞められましたが、栄養士はもうやりたくないと言っていました(^_^;)
【番外編】私がどうやって栄養士を辞める決断をしたのか教えます
ちょっと話がそれますが、私がどうやって栄養士を辞める決断をしたのか話しておきたいと思います。
まず、大学時代からすでに、

栄養士の仕事、本当に向いてるかな…?
と疑問に感じてました笑
だけど、せっかく栄養士の資格を取ったし、他にやりたい仕事もないから栄養士をやろうと決心。
3年半働いた結論として、やっぱり向いてなかったことがわかりました。
私が就職した会社は、栄養士1年目からいきなり現場の責任者になり、本社からのフォローもなく、まともに仕事を教えてもらえないまま手探りからのスタート。
いろんな人に怒られて、泣きながら働いていましたね~。
当時は慢性的な栄養士不足だったので、教育体制も整っていなかったと思います。
でも、それは理由になりません。
小さな不満はたくさんあったのですが、
と決定的になったのが、最後の施設に異動したとき。
そこの施設にいる栄養士を早く辞めさせたいためだけに、私が異動することになりました。
本社の人は、
「◯◯さん(私)の自由に仕事ができるよ!」
と言ってたけど、実際はめちゃくちゃでした。
- 辞める栄養士さんからは一切引き継ぎなし
- 施設からも厨房からもなぜか私が文句を言われる(「◯◯さん(辞める栄養士)の方がよかった」など)
とばっちりもいいところです(^_^;)
そこまではまだ耐えられたんですが、その施設にいた調理師さんがもう無理でした…
最初に挨拶したときは普通の人だと思っていたんですが、一緒に働き始めたら豹変。
毎日のように罵詈雑言を浴びせられました。
それはもう、パートさんが引くぐらいです(^_^;)
本社の人や施設長がいるときは親しげに話してくるけど、いなくなると急に機嫌が悪くなる。
情緒不安定もいいところです苦笑
さらに衝撃だった事件がありました。
いつものように調理師さんに怒鳴られていた時、私が反抗的な目をしたのかわかりませんが突然包丁をこちらに向けてきたんです。

人の話を聞いてるのか!!
とまくしたてながら包丁を振り回してきたので、恐怖すら覚えました。
さいわい何事もなかったんですが、
と危機感を覚え、1日も早く辞めさせてくれるよう泣きながら本社に訴えました。
私の決死の訴えが届き、退職が決まったのはそこから2ヶ月後。
退職が決まってから知ったのですが、その調理師さんは今まで何人もの人を退職に追いやってきたそうです。
「本社はそれを知りながら、黙認していたのか…」
と悲しくなって、もう誰も信用できなくなりました。
栄養士を辞める方法【円満退職を目指す】
栄養士を辞めるなら、退職方法も知っておきましょう。
栄養士を辞める方法は、一般的な辞め方と同じです。
- 就業規則の確認
- 直属の上司に退職を伝える
- 引き継ぎ業務
の順番で進めてください。
具体的な方法は、
栄養士を辞めたい人へ実体験者が語る【辞め方や転職方法を紹介】を読んでください。
私のように無理やり辞めるのは、かなりストレスがかかるのでオススメしません笑
円満退職を目指すのがベストです。
まとめ【つらいなら栄養士を辞めて正解。なんとかなるから大丈夫】
この記事をまとめます。
- 栄養士を辞めて正解の理由は人それぞれ。つらいなら辞めていい。
- 辞めるなら、選択肢が広い20代のうちに決断すべき
- 円満退職を目指して辞める

せっかく大学を出て栄養士の資格とったのに、栄養士を辞めるのはもったいないよね…
でも、もう限界!
誰か、栄養士を辞めて正解だって言って!
というあなたの参考になればうれしいです。
栄養士を辞めたいけど、何をしたらいいか分からない人は、
向いてる仕事がわからない人へ【19タイプ別の向いてる仕事一覧】を読んでみてください。
タイプ別に、あなたに合った仕事を紹介しています。
この記事が、あなたのつらい状況を乗り越えるきっかけになればうれしいです (^^)