
20代後半の平均年収を知りたいな。
僕は同年代の人と比べて、年収は高いのかな?低いのかな?
ぶっちゃけ今の年収に満足してないので、できれば年収アップしたいな。
転職も検討してるけど、年収アップして激務になるのは嫌だなぁ…
こういった疑問や要望に答える記事です。
本記事の内容は下記のとおり。
- 20代後半の平均年収は397万円【厚生労働省のデータ参照】
- 20代後半で年収を上げる4つの方法【昇給・転職・副業・起業】
- あなたに合う仕事で年収アップする方法
僕、佐藤誠一はフリーランスのWebライターです。
現在39歳です。
20代後半で、給料を上げるために転職した経験があります。
※結果的に、年収は上がりました。
結論、もし20代の平均年収より低いなら転職を検討していいかもですよ。
また、今の会社で給料が上がる見込みがないなら、転職した方がいいかも。
転職するなら、20代後半が最後のチャンスだからです。
2020年以降は、下記が予測されます。
- 終身雇用の完全廃止
- 副業の普及
- フリーランスの増加
結論、スキルのある人じゃないと食っていけません。
20代のうちに将来設計して、
スキルで給料が上がっていくタイプの仕事に転職すれば、人生はイージーです。
でも、ぬるま湯に浸かったまま30代を迎えると、転職も難しいです。
このサイトでは、今まで3000人以上の職業相談にのってきました。
20代後半で転職して、年収が上がった人も多いです。
3000人以上の相談にのってきた僕が書いた記事なので、ある程度の信ぴょう性はあると思います。
また、あなたに合う仕事で年収アップしていくコツも解説。
あなたも年収アップして、人生を楽しむことができますよ。
目次
20代後半の平均年収は397万円【厚生労働省のデータ参照】
厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」によると、20代後半の平均年収は397万円(額面)です。
参考:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」
397万円より年収が低いようであれば、転職を検討しましょう。
ちなみに、20代後半の男女別の平均年収は下記のとおりです。
- 男性:428万円
- 女性:368万円
厚生労働省のデータを参考に、さらに細かい平均年収を解説します。
業界別の20代後半の平均年収
業界別の20代後半の平均年収は、下記の表の通りです。
あなたの年収は、業界平均より高いか低いか確認しましょう。
また、他の業界と比べて高いか低いかも確認しましょう。
業界 | 平均年収(額面) |
鉱業・採石・砂利採取業 | 484万円 |
建設業 | 445万円 |
製造業 | 403万円 |
インフラ(電力・ガス・水道) | 472万円 |
情報通信(IT業界) | 434万円 |
運輸業 | 407万円 |
卸売・小売業 | 382万円 |
金融・保険業 | 448万円 |
不動産業 | 406万円 |
学術研究・専門・技術サービス | 441万円 |
宿泊・飲食業 | 328万円 |
生活関連・娯楽業 | 325万円 |
教育・学習支援 | 381万円 |
医療・福祉 | 388万円 |
複合サービス | 359万円 |
その他サービス業 | 336万円 |
赤文字は、20代平均年収より低い業界です。
業界平均より年収が低いなら、転職を検討しましょう。
鉱業系・インフラ(電力・ガス・水道)・学術研究系は年収が高いですが、転職の募集が少ないです。
建設業は転職しやすいですが、激務。
保険業・不動産業も転職しやすいですが、ノルマありの営業です。
年収が高めで転職先として良い業界は、
IT業界(情報通信)です。
- 手に職がつく
- スキルがあれば食いっぱぐれがない
- スキルがあれば、給料が上がる
- 時代の波にのっている業界
というメリットがあります。
僕もIT業界の人間なのでよくわかるのですが、ぶっちゃけITは稼ぎやすいです。
IT業界については、
IT業界は将来性ありまくり【未経験者向けに実体験も含めて解説】にまとめてます。
職種別の20代後半の平均年収
職種別の20代後半の平均年収は、下記の表の通りです。
あなたの年収は、職種平均より高いか低いか確認しましょう。
また、他の職種と比べて高いか低いかも確認しましょう。
職種 | 平均年収 |
自然科学系研究者(男) | 464万円 |
化学分析員(男) | 432万円 |
技術士 | 448万円 |
一級建築士(男) | 670万円 |
測量技術者 | 370万円 |
システムエンジニア | 433万円 |
プログラマー | 378万円 |
医師 | 665万円 |
歯科医師 | 500万円 |
獣医師 | 477万円 |
薬剤師 | 468万円 |
看護師 | 467万円 |
准看護師 | 343万円 |
看護補助者 | 293万円 |
放射線技師(男) | 453万円 |
臨床検査技師 | 425万円 |
理学療法士・作業療法士 | 377万円 |
歯科衛生士(女) | 338万円 |
歯科技工士(男) | 328万円 |
栄養士(女) | 328万円 |
保育士 | 345万円 |
ケアマネージャー | 402万円 |
ホームヘルパー | 325万円 |
福祉施設介護員 | 340万円 |
弁護士 | 480万円 |
公認会計士・税理士 | 668万円 |
社会保険労務士 | 288万円 |
幼稚園教諭(女) | 343万円 |
高校教員 | 420万円 |
大学講師 | 428万円 |
各種学校教員 | 353万円 |
塾講師 | 332万円 |
記者(男) | 526万円 |
デザイナー | 359万円 |
百貨店店員 | 309万円 |
販売員 | 320万円 |
スーパー店員(女) | 280万円 |
車の営業マン(男) | 370万円 |
保険営業マン | 380万円 |
美容師・理容師 | 283万円 |
調理師 | 316万円 |
調理師見習い | 266万円 |
ウェイター・ウェイトレス | 325万円 |
アミューズメント店員 | 313万円 |
警備員(男) | 358万円 |
守衛(男) | 246万円 |
電車運転士(男) | 485万円 |
電車車掌(男) | 456万円 |
タクシー運転手(男) | 422万円 |
トラック運転手(男) | 369万円 |
バス運転手(男) | 417万円 |
自動車組立工(男) | 459万円 |
自動車整備士(男) | 393万円 |
ボイラー工(男) | 390万円 |
クレーン運転士(男) | 456万円 |
建設機械運転士 | 347万円 |
電気工事士 | 363万円 |
とび | 292万円 |
大工 | 330万円 |
左官工(男) | 442万円 |
配管工 | 390万円 |
土工 | 321万円 |
ビル清掃員 | 247万円 |
用務員 | 338万円 |
赤い文字は、20代後半の平均年収397万円未満の職種です。
職種平均より年収が低いなら、転職を検討しましょう。
一級建築士や医師は年収が高いですが、もちろん資格が必要。
研究員などは、学歴が必要です。
ちなみに、20代後半のプログラマーの平均年収は378万円ですが、前述のとおり、
IT業界はスキルとともに年収が上がります。
20代後半で年収500万円以上の職種
20代後半で、年収500万円以上の業界・職種は、下記のとおりです。
職種 | 平均年収 |
歯科医師 | 500万円 |
記者(男) | 526万円 |
正直、2つとも転職は困難です。
ちなみに年収500万円以上を目指せて、転職しやすい仕事は下記の4つ。
- 生命保険営業:売れれば年収500万円以上も可能(売れないと年収200万円を切る)
- 不動産営業:売れれば年収500万円以上も可能(売れないと年収300万円を切る)
- IT業界:20代では400万円台だけど、スキルを身につけて30代になると年収500万円以上が可能
- 建設の施工管理:20代では400万円台だけど、スキルを身につけて30代になると年収500万円以上も可能(ただし激務)
年収を上げる転職をしたい人は、参考にしてみてください。
未経験から転職できるIT業界の仕事は、下記の2つが一般的。
- プログラマー
- インフラエンジニア
IT系の仕事で稼ぎたい人は、下記の記事を参考にどうぞ。
20代後半で年収600万円以上の職種
20代後半で、年収600万円以上の業界・職種は下記のとおりです。
職種 | 平均年収 |
一級建築士 | 670万円 |
医師 | 665万円 |
公認会計士・税理士 | 668万円 |
いずれも資格が必要なので、転職は難しいです。
あと、3つとも激務です。
年収600万円以上を目指せて、転職しやすいのは上記で紹介した4つです。
- 生命保険営業
- 不動産営業
- IT業界
- 建設の施工管理
年収600万円以上にしたい人は、参考にしてください。
学歴別の20代後半の平均年収
ちなみに、学歴別の20代後半の平均年収は下記のとおり。
- 中卒:327万円
- 高卒:362万円
- 短大卒:373万円
- 大卒:438万円
基本的には、学歴と年収は比例してます。
ただし、例外もありますよ。
高卒でもスキルを身につけて稼いでる人もいます。
あまり学歴は気にしすぎず、参考程度にどうぞ。
企業規模別の20代後半の平均年収
企業の規模別の20代後半の平均年収は、下記のとおり。
- 小企業(~99人):343万円
- 中企業(100~999人):385万円
- 大企業(1000人以上):450万円
基本的には、企業の大きさと年収は比例してます。
大きい企業に転職しが方が稼ぎやすいです。
まずは中小企業で実績を積み、大手に転職していく人もいますよ。
参考:中小企業の平均年収は442万円【中小でも年収1000万円を稼ぐ方法】
20代後半で年収を上げる4つの方法【昇給・転職・副業・起業】
20代後半で年収を上げる方法は、下記の4つです。
- 昇給
- 転職
- 副業
- 起業
1つずつ解説しますね。
①昇給を目指す
あなたの会社で昇給制度があるなら、
昇給を目指しましょう。
転職せずに給料が上がるので、転職活動の手間がないからです。
例えば、下記の感じ。
- 営業で売上を上げる
- 資格を取得して、資格手当をもらう
- 昇進して、役職手当をもらう
ただし、
- 会社に昇給制度がない
- 昇給幅が小さすぎる
という場合は、下記の転職・副業・起業にしましょう。
②年収が上がる仕事に転職する
昇給が難しいなら、年収が上がる仕事に転職しましょう。
特に、今の会社で過小評価されているなら、
転職するだけで給料が上がるからです。
年収が上がりやすいケースは、下記のとおり。
- 今の年収が200万~300万円台
- 給料が低い業界から高い業界へ転職
- スキルを正当に評価してくれる会社へ転職
- スキルを身につけてから転職
- 初めての転職
- インセンティブ割合が大きい会社に転職
- 手当が充実している会社に転職
転職で年収アップする詳細は、
転職で給料が上がるケース8選【特に20代後半は上がりやすい】にまとめてます。
20代後半の転職のコツは、転職してすぐの年収ではなく、30代以降で稼げる仕事か調べること。
一般的に、転職してすぐは前職の年収を下回ることが多い。
でも、スキルを身につければ年収が上がる仕事を選べば、前職の年収を越せます。
スキルをきちんと評価してくれて、年収も上がる会社を選びましょう。
③副業する
副業で年収を上げるのも良いですね。
クラウドソーシングサービスなどで、副業しやすくなったからです。
在宅でできる副業がたくさんありますよ。
クラウドソーシングサービスは、下記が有名。
具体的な業務内容は、下記などがあり多様ですよ。
- アンケートに答える
- 文章を書く
- プログラミング
- Webデザイン
- Webサイト制作
平日の仕事が終わった後や、土日を活用して副業するのもアリ。
月3~5万円くらいなら、クラウドソーシングで稼げます。
ただし在宅ワークの難点は、自己管理が必要なこと。
誰にも管理されないので、きちんと自己管理して仕事をしないと稼げません。
④起業する
起業もアリですね。
収入の上限がなくなるから。
しかも昔みたいに、銀行からお金を借りて起業する時代は終わりました。
フリーランス人口は1100万人を超え、起業しやすい時代になってます。
僕も起業しました。
現在はフリーランスのWebライターで、在宅でPC作業をして年収750万円です。
ただし、起業は稼げないリスクがあります。
収入がないと生活できないので、安易な起業はやめましょう。
リスクが下がったとはいえ、覚悟してくださいね。
※僕も起業してから、食えない期間が長かったです。
あなたに合う仕事で年収アップしていく方法【20代後半を転機にする】

年収はアップしたいけど、激務になりすぎるのとかは嫌だな…
いくら稼げるといっても、嫌いな仕事をするのは避けたいし…
どうしたら自分に合う仕事で、年収アップしていけるかな?
結論、向いてる仕事をしましょう。
向いてる仕事は成長速度も速く、稼げるから。
そして、向いてる仕事は余裕ができるので、激務になりにくいです。
人生は短いです。
向いてない仕事で疲弊すると時間がもったいないので、向いてる仕事をするのがおすすめです。
あなたに向いてる仕事に出会う方法
向いてる仕事がわからない人へ【19タイプ別の向いてる仕事一覧】でわかります。
タイプ別に向いてる仕事を明記してるので、あなたの天職がすぐ見えますよ。
今の仕事が向いてるかも含めて、チェックしてみてください。
向いてる仕事がIT系など技術職だったら、スキルアップとともに大きく稼げますよ。
向いてる仕事が年収アップしにくい職種でもOK
例えば「事務職」は年収アップしにくいです。
AIがやるようになる仕事だから。
でも、事務職の給料が上がらなくても大丈夫でして、結論、副業しましょう。
例えば、下記で稼げる可能性があります。
- 事務に転職したい人向けに、Youtubeやブログでアドバイス(広告収入)
- 事務の仕事のノウハウをYoutubeやブログで配信(広告収入)
- 事務職で働いてる人に、仕事のアドバイス(相談料)
こんな感じでして、稼げない職種でも副業で年収アップできます。
【体験談】僕も向いてる仕事で年収アップした
現在の僕はフリーランスのWebライターをやってまして、割と向いてるみたいです。
仕事は常に入ってきますし、収入も安定してます。
以前は営業だったんですが、年収は600万円くらい。
2年くらい無休でして、かなり激務でしたね。
今のWebライターは年収750万円くらいです。
休みも自由なので、今はかなり楽です。
やはり、向いてる仕事は余裕をもって年収アップしますよ。
ということで、あなたも向いてる仕事に挑戦してみてはいかがでしょうか。
人生がイージーになりますよ。
まとめ【20代後半の平均年収は397万円。年収アップも可能】
この記事をまとめます。
- 20代後半の平均年収は397万円【平均より低いなら転職】
- 20代後半で年収を上げる4つの方法は、昇給・転職・副業・起業
- あなたに合う仕事で年収アップしたいなら、向いてる仕事をする
もっと稼ぎたい人は、記事で紹介したことで、できることからやってみましょう。
- 昇給
- 転職
- 副業
- 起業
の4つの方法があります。
ちなみに、20代全体の平均年収を、
20代の平均年収は359万円【給料が上がっていくのはIT業界】にまとめたので、参考までに。
また、給料が3年上がってないなら、転職した方がいいですよ。
会社が儲かってない可能性があるので、沈む船に乗ってるようなものです。
30代になってからの転職は難しいので、給料が上がらない会社には早めに見切りをつけましょう。
給料が3年上がってない場合は、
給料が3年上がらないなら転職した方がいい【転職方法も解説】を参考にどうぞ。
具体的な対処法を解説しています。
あなたの収入の参考になればうれしいです!